
羽アリが発生したので、自分で駆除したいが方法がわからないことはありませんか?
それも数匹ならともかく羽アリが大量発生したときは、もうパニックになってしまいますね。
大量発生した羽アリを自分で駆除するにはコツがあります。
失敗して家の中で羽アリが散らばってしまったら、ひとたまりもありません。
そうならないためにも、羽アリの駆除の仕方をポイントに分けてお伝えします。
目次
羽アリの駆除方法自分でするにはどうすればいい
羽アリの駆除は、床掃除などで使う粘着テープ、コロコロを使用しましょう。
簡単に羽アリを捕獲することができます。
コロコロを使って羽アリをつかまえよう!
羽アリが床の上にいる場合は、殺虫剤などは使わずに、粘着テープやコロコロなどで捕獲します。
捕獲した粘着テープなどはビニール袋などにまとめて、口を固く縛っておきましょう。
殺虫剤を使用する場合
飛んでいる羽アリや天井などにいて届かない場合は、殺虫剤を使用します。
羽アリが床に落ちてきたら直ちにコロコロなどで捕獲して下さい。
そのままにしておくと死んでない場合もあり、隙間などに入り込んで逃してしまうこともあるので気をつけましょう。
シロアリとクロアリを見分けましょう
羽アリを捕まえたら、必ず羽アリの種類を見分けて下さい。
羽アリは大きく分けて、シロアリとクロアリの2種類があり、その見分け方は次のとおりです。
シロアリ:胴体が寸胴である、羽の大きさが同じ、触覚がまっすぐである。
クロアリ:胴体にくびれがある、下の羽が小さい、触覚がくの字に曲がっている。
羽アリがシロアリだった場合は、床下の木材や柱などに巣を作っている可能性があります。
そんなときは素人では駆除することは難しいので、プロの業者に調査・駆除をお願いしましょう。
羽アリが大量発生している場合!楽して駆除する方法とは?
羽アリが大量発生している場合は、掃除機を使いましょう。
コロコロなどでは間に合いませんし、殺虫剤を使用している間に逃げられることもあります。
掃除機を使って羽アリを吸い込むことによって一網打尽にできます。
吸い込んだ後の羽アリの殆どは死んでいますが、掃除機内のゴミと共にビニール袋などにまとめ口を固く縛っておきましょう。
これなら羽アリが大量発生しても楽に駆除できますね。
また、部屋に大量発生したということは、どこかに出入り口があるのではないでしょうか?
壁のヒビやサッシの隙間など、羽アリの出入り口が見つかったら、ガムテープなどで塞いでおくなど応急処置をしておきましょう。
羽アリが大量発生!ベランダにいる場合の退治方法
羽アリがベランダに大量発生したときは、まず羽アリが部屋の中に入ってこないようにすることが肝心です。
羽アリが部屋に入らないようにするにはどうしたらいいの?
アリはドアや網戸の隙間などから部屋に侵入してきます。
そこで、網戸の隙間には専用のテープなどを貼っておきましょう。
専用テープは、ホームセンターなどで売っています。
ドアの隙間やサッシの隙間にあたる部分には、防虫スプレーなどをかけておくのも効果的です。
ベランダの羽アリ駆除はどうしたらいいの?
ベランダの羽アリも大量発生の場合は、掃除機を使って吸い込みましょう。
コンセントがベランダにないときは、充電タイプの掃除機を使ってみてはどうでしょうか。
飛んでいる羽アリには殺虫剤を吹きかけて、落ちたものは掃除機で吸い込むなどして捕獲しましょう。
光によってくる性質があるので、夜は遮光カーテンなどを設置して部屋の光が外にもれないようにすることも大切です。
また、電撃殺虫器などを設置されてもいいかもしれません。
羽アリの駆除蚊取り線香も効果的?
羽アリの駆除には、蚊取り線香を使用することも効果的です。
蚊取り線香には、除虫菊の成分でピレスロイドという殺虫効果のある成分が含まれていますので、蚊だけでなくハエや羽アリにも効果があるのです。
ただ、金魚や小さな爬虫類などにも影響があるので、使用する際はペットを別の場所に移すなど注意が必要です。
匂いが気になる方には、今は匂いを抑えたものや、アロマ、ラベンダーなどの香りがするものも販売されています。
羽アリを自分で駆除する方法をいくつか紹介してきましたが、時と場合によって駆除の方法も違ってきます。
数匹か大量発生かでも違ってきますし、羽アリがシロアリだと専門の業者に調査依頼したほうがいいかもしれません。
羽アリの駆除も大切ですが、羽アリが発生しない、または部屋やベランダなどに侵入してこない対策も大切なのではないでしょうか。