サッカーのエースナンバーの由来は?10番がいいの?

サッカー選手のエースナンバー「10」の由来ってご存知ですか
2018年のワールドカップ日本チームの背番号「10」は香川真司選手でしたね。

では、なぜその「10」という数字がエースナンバーとして使われるようになったのでしょう?

とても気になりますよね!
また、背番号の数字はポジションと関連性はあるのでしょうか?
そして、他のスポーツとサッカーでは、背番号にどういった由来の違いがあるの?

その疑問の答えをお伝えします!

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サッカーの背番号 エースが10番の理由は

サッカーのエースナンバーが「10」とされる理由は、サッカーの歴史にあったのです!

 

サッカーのエースナンバーのはじまり

諸説ありますが、サッカーの神様と言われ伝説的な存在となっている、ブラジルの選手「ペレ」が、1958年のワールドカップで背負っていた番号が「10」でした。
彼は当時まだ17歳で、その幼い年齢にもかかわらず試合で大活躍し、観衆を虜にしたのです。

今見ても、凄いプレイです。

結果、ブラジルはその年の大会で見事優勝を果たし、ペレも一躍有名人となりました。
しかも、ペレはその後も好成績を残し、計3回ワールドカップでブラジルの優勝に貢献しています。

このように、ペレが大活躍した経緯から、「エースナンバー=10」という風潮になり、定着していったのです。

 

そもそも、なぜペレは「10」だったのか

はっきり言うとそれは、たまたまです(笑)
当時、サッカー界では10という数字に特別な意味はありませんでした。
背番号を振り分けるときに、たまたまペレがその数字をもらったのです。

しかし、その「たまたま」が後に様々なレジェンド選手が背負うことになる、重要な数字になっていくのですから、スポーツにおける番号というのは奥が深いですね。
そして、ペレがサッカー界にもたらした影響は、今現在に至るまで長く続いている証拠でもありますよね。

このように、サッカーのエースナンバーの由来がペレであることが分かりました。
では、他のスポーツのエースナンバーとされる由来は、どのようなものがあるのでしょうか。

 

野球のエースナンバー「18」

野球界におけるエースナンバー「18」には、はっきりとした由来は分かっていないものの、
それらしき諸説が3つあるとされています。

  • 巨人の歴代エース、藤田元司、堀内恒夫、桑田真澄の背番号が18だったから
  • プロ野球発足時のピッチャー達が、たまたま18だった名残
  • 歌舞伎用語の「十八番(おはこ)」が語源

現実的に思えるのは、巨人歴代エース説もしくは発足時説ですよね。
しかし、歌舞伎用語説もなんとなく直感的で、説得力がありますね!

 

バスケットのエースナンバー「7」

「7」は、スモールフォワードのポジションにつく選手が背負うことが多いといわれています。
スモールフォワードは得点を取りに行く積極性があるため、エースとして見られる風潮があるからです。

そういった流れで、バスケットのエースナンバーは「7」という認識です。

また、チームのキャプテンには「4」がつけられる為、「4」がエースナンバーだという認識の方もいらっしゃるそうです。

 

バレーボールのエースナンバーは「4」

ローテーションルールにより、一試合につき前衛の表レフトでプレイする回数が一番多いのが4番であることから、バレーボールでは「4」がエースナンバーだといわれていました。
しかし、現代ではそこまで「4」という数字にこだわる風潮はなく、習慣的にエースナンバーが「4」だというイメージに留まっているとされています。

さて、サッカーのエースナンバーの代表的なものは「10」ですが、それ以外にもきっと凄いといわれるナンバーがあるはず!
そして、そのナンバーと由来とは!?
非常に気になりますね!

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サッカーのエースナンバー他には何番があるの

サッカーには世界各国で、数多くのチームが存在します。
そう、エースナンバーは10だけではないのです!

ここでは、国内外、様々な選手・エースナンバーについてみていきましょう!

 

マンチェスターユナイテッドのエースナンバー

イングランドのプレミアリーグ・チーム、マンチュエスターユナイテッドのエースナンバーは「7」とされています。

所属選手である、ベッカムやロナウドといった名プレイヤーが背負っていた数字が「7」だったのです。
そのことから、このチームでは「7」がエースとして相応しいナンバーとなりました。

 

カメルーン代表のエースナンバー

かつてカメルーン代表だったサミュエル・エトオ選手は、別名「黒い宝石」と呼ばれ、カメルーン最高のプレイヤーの一人として有名です。
その彼が背負っていた番号が「9」です。

サミュエル選手は「アフリカ年間最優秀選手賞」を4度も受賞しており、他にも数々の優秀成績を残し、賞を貰っています。
その功績から、彼の背番号である「9」がカメルーンではエースナンバーの一つとして認識されています。

 

日本代表、本田圭佑のエースナンバー

2018年ワールドカップの10番は香川真司選手でしたが、実は本田圭佑選手もエースナンバーである「10」を狙っていたのです。

結果的に、本田選手は「4」の数字を背負うことになったのですが、彼は誰もが認める名プレイヤーであり、エースであることは事実です。
以前、彼はこんな名言を残しています。

「4番が日本のエースストライカーになってもいい。俺が変えていけばいい。」
もはや、新たなエースナンバーの誕生といっても過言ではないでしょう!

 

カズ、ゴン中山のエースナンバー

キングカズこと、三浦知良選手の背番号は「11」

ゴン中山こと、中山雅史選手の背番号は「9」(時期による)。
この二人の選手はJリーグ創世記から近年に至るまで、実力と人気がある選手で、中山選手は引退されてしまいましたが、三浦選手に関しては今も活躍されている現役プレイヤーです。
日本サッカーの歴史において、この二人は必ず語らなければいけない存在です。

そのくらい、Jリーグおよび日本サッカーにおける人気の火付け役だったことは間違いありません。
そのことから、「11」と「9」は誇りあるナンバーだといえます。

名選手達のエースナンバーをご紹介いたしましたが、このように、10番以外にもまだまだ様々な重みのある数字が存在するのです!
そう、各国、各チームそれぞれに歴史があるということですね!

では、その様々な背番号ですが、そもそもどのようにして選手に振り当てられるのでしょうか?

 

ポジションによって番号が振り分けられる?キーパーは1番

現在のサッカーでは「Vフォーメンション」という形式で、フィールド上に選手が配置されるのが定番となっています。
基本的に、このVフォーメーションに従って背番号が振り分けられるとされていて、キーパーを1番とし、若い番号から守備ポジションの背番号が振り分けられます。

GK(ゴールキーパー):1
DF(ディフェンダー):2~5
MF(ミッドフィールダ):6~8
FW(フォワード):9,11
エースストライカー:10


もちろん例外も多くあるので、あくまで基準となる決め方という認識です。
これらは規定で決まっている訳ではないので、各選手の希望などで自由に番号を選べることができます。

ですが、日本代表・香川選手と本田選手の関係のように、エースストライカーとして充分な活躍ができる選手であっても「10」を二つ付けるわけにもいかないので、振り分けが難しいところではありますね。

 

フットサルにもエース番号はあるの?

フットサルのエースナンバーは「5」であると同時に、キャプテンの番号でもあるとされています。
サッカーと大きく違う点は、サッカーでは自由に数字を決められるのに対し、フットサルのオフィシャルルールでは1~15番の中でしか振り当てることができません。

出場選手5人のうち、もっとも大きい数字が「5」なので、エースナンバー兼キャプテンナンバーという説もありますが、フットサルの世界ではサッカーほど背番号に大きな意味合いを持たせていないのが現状です。

また、オフィシャルルールでは1~15番までという規定がありますが、大会によっては自由に番号を決めることができる場合もあります。

 


 

 

サッカーのエースナンバーの由来はペレ選手であり、彼がたまたま背負っていたナンバーが10番でした。
まだエースナンバーという概念がなかった時代、プラジル代表だったペレが名プレイヤーとなり歴史的記録を残したことから、世界中で「10」がエースナンバーと認知されるようになりました。
まさに、サッカーの神様と比喩された伝説のサッカープレイヤーだったのです。

「10」以外にもエースナンバーは数多く存在し、マンチェスターユナイテッドのベッカムやロナウドが背負っていた「7」や、カメルーン代表だったサミュエルの「9」など、各国・各チームによって様々なものがあります。
また、野球やバスケットなどにもエースナンバーは存在し、それぞれの歴史エピソードまたはルール上の流れによって由来されます。

現在のサッカーの背番号は、「Vフォーメンション」の形式に沿って振り分けられますが、規定というわけではないので、選手の希望などで決めることができます。

このように、各選手が背負うナンバーには数々の歴史があり、重みのあるものだということが分かりましたね!

サッカー観戦をますます楽しめること間違いなしですね!

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