黄砂がきた!洗濯物の対策3つ

黄砂が飛んでいる時にするべき洗濯物の対策、どうすればいいか迷いますよね。

黄砂はアレルギーを発症する原因になるので、自分が吸い込んでしまう影響はもちろん、小さなお子さんがいる方は特に家の中に持ち込まないか心配になってしまいますよね。

何も気にせずに洗濯物を取り込んで室内に入ってしまうと、家の中にアレルギーの原因を大量に持ち込んでいる可能性があります。

アレルギーを引き起こす物質を吸い込む量が多ければ多いほど発症のリスクが高くなるかもしれません。

黄砂対策には、すぐにできる手軽な方法があります。
今回は、黄砂を洗濯物と一緒に室内に持ち込まないための方法を紹介しますね。

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黄砂が洗濯物につくのが気になる。3つの対策

洗濯物を黄砂から守るために、3つの対策があります。
それぞれ見ていきましょう。

 

室内で乾かす

一番確実なのは外に干さずに部屋干しで乾かすことでしょう。
外気に触れることがなければ洗濯物に黄砂がつくことはありません。

ただし、部屋干しをする時はカビが発生しないように除湿器などの湿気対策をしておきましょう。
カビも黄砂と同様にアレルギーの原因になってしまいます。

同じ理由でコインランドリーや乾燥機能付きの洗濯機、浴室の乾燥機能などを使用するのも良いですね。

 

黄砂の飛散量を調べる

どうしても外に洗濯物を干したい、と思うこともありますよね。
そのような時は黄砂の少ない日時を狙って干すのが良いです。

テレビやラジオの気象情報で事前にチェックして洗濯物を干す日を決めておくと良いでしょう。

気象庁のホームページであれば直前に調べることができますし、黄砂の地域や時間帯による変化も細かく見ることができます。

視界の良し悪しで黄砂の量が色分けされており、動画として流れるので分かりやすいですよ。

 

カバーをつける

花粉や黄砂を防ぐためのカバーが販売されているのでそちらを購入しても良いでしょう。
洗濯物を覆ってしまうので、黄砂が直接洗濯物に付きません。

ビニール製のレジャーシートや専用のシーツを決めて、カバーの代用として使うこともできますね。

二つ折りの中央に物干し竿がくるように配置して両端を固定すると、カバーの役割をしてくれます。
ただし日光や風が洗濯物に直接当たりません。

どうしても乾くスピードは遅くなってしまうので注意が必要です。
カバーを掛けていても外気には触れるので、全く黄砂が付かない状態ではありません。

取り込む時はしっかりと叩いて黄砂を落としましょう。

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黄砂が服についているときの体の影響は?

黄砂がまとわりついている状態は心地よいとは言えませんし、ずっと身の回りに漂っている状態だと吸い込む量も多くなってしまいます。
なので、アレルギーの発症リスクを高めてしまいます。

このような症状を防ぐために、洗濯物を取り入れる際の服は黄砂が付きにくいものが良いですね。

ウインドブレイカーなどの表面がナイロンのものであれば繊維の間に黄砂が入り込むことがなくなりますし、叩き落としやすくなります。

逆に、表面積が大きく繊維の間に入りやすい毛糸などの服は黄砂が付きやすく落としにくいので外に干すのは控えたほうがいいですし、取り込みの時にも着用しないようにしたいですね。

 

ベランダに干した洗濯物。取り込みに気をつけることは

布団などを空干しする場合は、取り込む前に布団たたきなどでしっかりと叩き落とし、掃除機で吸い込んでしまいましょう。
取り込む部屋に空気清浄機を設置しておくとより良いですね。

黄砂が濡れた洗濯物に触れてしまうと泥のような粘りがでてしまい、その状態で乾いてしまうと貼り付いてしまいます。

こうなってしまうと取り込む時に叩いても落ちないので、洗い直しが必要になってしまいます。
黄砂の量が多い時にベランダに干すのは控えたほうが良いですね。

 

黄砂についてくるPM2.5とは?

PM2.5は大気中に漂う2.5マイクロメートル以下のとても小さな物質の総称で、黄砂とセットで問題になるPM2.5は自動車や工場の排ガスから発生します。

黄砂が大陸中央部から日本に向けて飛んでくる途中で、人口が多くて自動車の総数が多く、急激な発展で工場が増えている中国の上空を通ります。

その際に、大気汚染物質が黄砂と同時に風に吹かれて日本にやってきます。

黄砂自身も非常に小さいものですが、PM2.5には含まれません。
黄砂とPM2.5が結び着いたものを吸い込んでしまうと、アレルギーをはじめとした健康に対する被害がより大きくなってしまいます。

 


 

 


黄砂が飛んでいる時の洗濯物はできる限り屋内で乾かしましょう。

外で干す時は飛散量の少ない日時を見計らい、カバーを掛けるなどして直接黄砂が洗濯物に触れないようにしましょう。

自分だけでなく家族をアレルギー物質から守ることができます。
簡単にできる対策を実行して黄砂からしっかりと身を守りたいですね。

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