発表で緊張しない方法は?いつも震えていた私の経験から

学会で初めてプレゼンの発表。
会場には50人位の人が集まっていました。

夜遅くまで資料を作って、入念にチェックしたのにも関わらず、壇上に上がった瞬間…
視線が一気に自分に注目され、心臓はバクバク

声も震えてうまく出ない。

読み原稿があるにも関わらず、何とか絞り出した第一声は「えーと」だけ。

頭は真っ白になり沈黙してしまいました。
時間にしては3秒程度だったのですが自分にとってはとてつもなく長い時間に感じました。

極度の緊張から何とかうわずった声で発表できたのですが、発表後の質問の回答もチグハグなものになってしまい、人生初めてのプレゼン発表は惨敗

もう二度としたくないと思っていましたが、そういうわけにはいかず・・・

何度か繰り返すうちに緊張も少なくなりスムーズにできるようになりましたw

そんな苦い経験から発表するときに緊張しない方法をまとめてみました。

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緊張する原因ごとの対策方法

好きな人に告白するときや、会議の大事な場面緊張しますよね。

人それぞれ緊張する度合いというのは違いますが、人によっては緊張を味方につけ良い効果を発揮したり、逆に上がりすぎて何もできないこともあります。

プレゼン発表するときにも緊張する要素があり、それぞれに対して対策が必要。

緊張するには4つの要素があります。
問題を一つ一つ払拭していくことが緊張から逃れる近道になります。

防衛本能

動物が本来持っている防衛本能からくるものと思われます。

視線が合ったり、感じたりすると「相手が見ていて標的にされるのでは?」と判断します。
標的に襲われたときにすぐ反応できるように体に力が入るため、それが緊張です。

たくさんの見られている=敵に囲まれている

と感じて、すぐに対処できるように反応するのが緊張。

対策
人の視線に慣れる必要があります。一気に50人の視線がくると誰でも緊張してしまいますよね。

発表の本番前に何度か同僚や友達の前で慣れておくと良いでしょう。

過去の失敗を思い出してしまう

過去に人前で笑われてしまったことや、失敗したことを思い出してしまうことってありませんか?

今回も同じように失敗するのではないかと思い緊張してしまいます。

対策
いわゆるトラウマ
忘れよう忘れようと考えすぎるこで印象に残ってしまい、逆効果となります。

人に失敗したことを話すことで、過去のつらいことを吐き出してしまいましょう。
そうすることで、すっきり(カタルシスの効果)するのと、話し続けることで脳が飽きてきます。
笑い話にまでなればもう安心。

脳が失敗したこを過去のものだと認識し気にならなくなります。

話すことが恥ずかしい場合は、書き出しても大丈夫。
これで、過去のトラウマを克服することができます。

練習・経験不足

事前準備が不十分な場合はしっかり話せるのだろう?
という不安が募りますよね。

緊張と「自信」の関係は密接に絡み合っています。
経験がないことで自信が持てず、緊張しやすくなります。

対策
ひたすら練習することが必要です。
はじめての発表であれば、原稿を覚えるだけではなくアドリブで話せるくらい覚えておくと良いでしょう。

思い込み

事前準備をしっかりしていたとしても、自分は緊張しやすい体質なんだと思い込むことで緊張を誘発してしまうことがあります。

対策
自分は緊張しやすい」と自分自身への認識を無意識の内に固めてしまい実行してしまうことで失敗しやすい状態になります。

失敗したことで「自分は緊張しやすい」という原因を作ってしまい、さらに固執してしまい負の連鎖に陥ってしまう事に。
失敗を突き詰めるのではなく、「どうすれば成功するのか」をイメージすることで、負の思い込みから脱却しましょう。

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発表するときに極度に緊張してしまうのは体が過剰に反応してしまうからなんです。

それぞれの原因に対しての解決策を書いていきました。

発表で緊張しないためには

  • 練習をする
  • 自信を持つ
  • 慣れる

この繰り返しなんですね。
書いてみると当たり前と思われるかもしれませんが、発表で緊張しないためにはこの繰り返しが大事。

今までの緊張の対策を踏まえて、具体的に発表の準備や練習をしていきましょう。

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発表する前の練習

緊張をしないためには、準備が必要です。
資料に抜けがないかチェックし、原稿を用意しましょう。
準備がしっかり整えば自信になります。

最初は原稿を覚えるくらい練習をしましましょう。

練習方法

  • 座って行うよりも立つ様に
  • 同僚や友人の前で発表
  • 同僚からどういった質問が来るのかを予想してもらう
  • 時間を計測しながら練習

立って行うのは、座っているときより体幹が起きて声が出しやすくなります。
同僚や友人の前で練習することで視線に対しての緊張に慣れるためです。

どうしても知らない人の視線だと緊張しやすくなるので、少しずつ視線を増やしていくのが効果的。

管理人の場合学会だったので、まずは同僚に聞いてもらい、次に部署で聞いてもらうようにしていました。

そこで、話すテンポがどうだったか、声の大きさや、説明が理解できたかなどを確認してもらいます。

質問を予想し返答する練習をすることで、自分の理解度を深めていきます。
その時わからなければ、調べて理解することで自信につながります。

ここは気合いですね。
発表する前の準備によって、当日の緊張の度合いが各段に変わりますよ。

発表当日の心構え

管理人は初めて発表する日の前日は、なかなか寝ることはできませんでしたw
発表当日 やること
当日に意識すること

  • リラックスする
  • 口がカラカラにならないようにする
  • 練習した日々を思い出す
  • あたりを見渡して笑ってみる
  • ゆっくり大きな声で話す

発表する前には緊張をほぐしましょう。
自分では気づかず肩の力が入っていることがあるので、深呼吸をしてリラックスしましょう。

発表前にガムが噛むと唾液が出て話しやすくなるのですが、飲食禁止の場合は、噛む動作をしておくのがおススメ。

発表前では緊張して口がカラカラになるのを防ぐためです。

発表の順番が回ってくると緊張は高まってくるでしょう。
壇上に上がるころには、緊張は最高潮になっているはず。

その時は、あれだけ練習したから大丈夫と思い聞かせてください。

あたりを見渡して、笑ってみてください。
なかなか笑えない場合は口角を上げるだけでも大丈夫です。

発表中は緊張のあまり早口になりがちなのでゆっくり大きな声で話してみてくださいね。

これであなたの発表で緊張することは減るでしょう。


いかがでしたか?

発表ってかなり緊張しますよね。
管理人も初めての学会発表は散々なものでした。

回数を重ねていくごとに、準備をしっかりするようになって練習していくにつれて緊張することは徐々に減っていきました。

それが自信になって最初は発表はもうしないと思っていたのですが、5回目位には発表して楽しかったと思えるようになってきました。

大事なことは発表に集中することと、あれだけ準備したんだから何の問題もないと思い込むことが大事ですよ。

発表の緊張しない方法をお伝えしました。

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