
普段何気なく使っている冷蔵庫からなんだかカビ臭い…。
そんな時はちょっと隅々まで見てみてください。
よ~く見るとゴムパッキンが黒ずんでいたり、カビが生えている食べ物があったり…。
食べ物を残して1週間旅行へ行ってしまい、冷蔵庫が悲惨なことになったことも(笑)
今となっては笑い話ですが、他にも食べ物があるので、カビが生えたなんてことがあったら嫌ですよね!
いざ掃除をしよう、となっても冷蔵庫は食べ物を入れる場所ですのでうかつに洗剤を使っていいものかと迷いますよね。
冷蔵庫の掃除の仕方を解説します!
ぜひ参考にしてみてくださいね!!
目次
冷蔵庫のカビ!庫内の掃除はこうしよう!
庫内のカビを掃除する時はキッチンハイターなどの塩素系漂白剤を使いましょう。
2倍にうすめて市販のスプレーに入れておけば、大丈夫です。
まず冷蔵庫の中を空にしたあと、庫内にまんべんなくスプレーしてあげましょう。
漂白剤をスプレーした後は一度そのままにし、冷蔵庫の電源を入れてからドアを閉めて密閉してしまってください。
漂白剤からでてくる塩素ガスは強力な殺菌効果があり、冷蔵庫の中でしぶとく残っているカビの胞子をやっつけることができます。
しかし塩素ガスは金属を腐食させてしまうので密閉するのは30分~60分くらいでOKです。
密閉した後はドアを開け、塩素をふき取ってから中を乾燥させてあげましょう。
こうしておけば塩素ガスも、そのにおいを消してしまえます。
どうしても漂白剤のにおいが気になる…という人はエタノールや重曹を水に溶かしたもので代用してもOKです。
洗浄力は塩素系漂白剤より落ちますが、においもないので使いやすいかと思います。
また、庫内の棚板やラックは取り外して直接洗ってしまいましょう。
お皿やまな板みたいに漂白剤につけこんでおけばきれいにできます。
ゴムパッキンにカビがどうやってとればいいの?
ゴムパッキンにカビがついている…という人はそこも徹底的に掃除してしまいましょう。
ゴムパッキンは外すことができるので、掃除する前にまず外してしまいましょう。
取り外したゴムパッキンは塩素系漂白剤を5倍にうすめたものをふくませた綿を割りばしにつけたものできれいにこすってあげます。
ゴムパッキンは届かないすき間にまでカビが入りこむことが多いので、この方法ならすみずみまできれいにすることができます。
ペンみたいな形をしているゴムパッキン用の漂白剤もありますので、それを使う方法もあります。
漂白剤をつけてしばらくおいたら水ぶきしてあげたらOKです。
ゴムパッキンは強力な薬品につけたりすると痛んでしまうので注意してくださいね。
ゴムパッキンは湿気にふれやすく、カビやすい部分です。
湿っているようなら普段からこまめにふきとってあげるとカビを防げます。
製氷機のフィルターは変えてる?
普段目にしない製氷機ですが、中にあるフィルターはチェックしていますか?
製氷機の給水タンクの中にあるフィルターは3~5℃というカビが生息しやすい温度になっており、掃除しないまま放置しておくとカビが生えてしまいます。
もちろん製氷機はカビを判別する機能はないので、カビが生えたまま氷を続けます。
その結果カビ入りの氷ができてしまうのです…。
フィルターはメーカーによりますが、3~4年に一度交換するのが目安です。
交換の仕方は機種によって違いますが、給水タンクのふたを外して分解する必要があります。
フィルターはプラスチックでできており、もろいので力加減をまちがえるとこわしてしまうことがあるので気を付けてください。
まだ変えるほど汚れていなくても、こまめにフィルターを洗ってあげましょう。
フィルターに黒っぽい汚れがついていたら洗い時です。
注意点としては、フィルターを洗う時に洗剤は使わないことです。
水だけで洗ってもきれいに落ちますよ。
冷蔵庫掃除のするべきポイントは?
冷蔵庫を掃除する時の一番のポイントは掃除中電源を切ってしまうことです。
どうしても掃除中は冷蔵庫が開けっ放しになってしまうので冷気がどんどん逃げていきます。
そうなると電気代が高くついてしまいます。
なので、冷蔵庫の中の食材を全部出してしまい、電源を切ってしまいましょう。
電源を切り、食材を全部出してしまえば卵ケースやトレイなどの付属品をふくめて、冷蔵庫のすみずみまで掃除できます。
冷蔵庫は食べ物を入れておく場所なので、常に衛生的な状態であることが一番です。
冷蔵庫の電源を切ることでより徹底的に掃除できるきっかけになりますので、思い切ってやってみてください。
掃除するとき食材はどうすればいいの?
冷蔵庫を掃除する時、食材は全部出してしまいましょう。
この時、古い食べ物や賞味期限がとっくに過ぎている食べ物は捨ててしまいましょう。
古い食べ物や腐りかけている食べ物はカビの温床になってしまいます。
掃除中出した食べ物が心配な人はクーラーボックスに一時的に避難させてください。
保冷材をあらかじめ入れておけば冷たく保てます。
また、食べ物を戻す時にもひと手間加えてみましょう。
カビの原因は水気ですので、濡れている野菜や食べ物はしっかり水を切ってからいれましょう。
意外なものだとニンジンやジャガイモなど土が付いている野菜も要注意です。
これらの野菜は土と一緒にカビの胞子をつけていることがあり、カビの温床になってしまうおそれがあります。
冷蔵庫に入れる前に水洗いしたり、エタノールで消毒してあげるとカビを予防できます。
今回の記事のポイントはこちら!
・ゴムパッキンは外して掃除。
・製氷機のフィルターは定期的に交換する。
・掃除中は電源をOFFに。
・古い食べ物は捨てて、水気のある食べ物は水を切ってから入れる。
冷蔵庫は普段稼働させている時でもカビが生える可能性があります。
カビは0~50℃の間なら基本的に生息が可能であるため、一定の温度がキープされている冷蔵庫はうってつけの環境です。
大事なのは日ごろの掃除です。
冷蔵庫の中を時々ふいてあげたり、中の食べ物を簡単に整理してあげるだけでもカビを予防することができます。