
以前買った真鍮のネックレスがさびてるから手入れしたいんだけど、どうしたらいい?
昔に比べて黒っぽいし、首につけた感触もザラザラしてる。
綺麗なゴールドでお気に入りだったのに、もうこのネックレスは使えないの?
思い出の沢山つまったネックレスだから、出来るならこれからも使いたいし捨てたくない。
けどこのサビや、黒っぽい部分ってもう取れないの?
サビは取れたしても、やっぱり昔みたいな綺麗な色には戻らないのかな。
久々に真鍮のアクセサリーをつけようと思ったらさびてたなんてこと、ありますよね。
そのままつけたら皮膚にもよくありません。
今日は真鍮のお手入れ方法をご紹介します。
さびた部分を落とす方法も説明するので、お気に入りのアクセサリーがさびて困っている人は最後まで読んでいってくださいね!
真鍮がさびているどうすればいいの?
お酢や果物でサビを落とすことができます。
真鍮は銅と亜鉛で作られています。
真鍮がさびてしまう原因は、銅の成分に人間の手あかや、汗などのたんぱく質が付着したことでおこります。
そしてたんぱく質はアミノ酸で出来ています。
なのでアミノ酸と相性の悪いアルカリ性の成分でアクセサリーをつけると、アミノ酸は分解されてサビを除去できるんです。
お酢はアルカリ性の調味料です。
真鍮のネックレスをお酢のはった容器に2.3分程つけておけば、買った時の綺麗な状態にもどります。
また、クエン酸もお酢と同様にサビを落とすことが出来ます。
レモンはクエン酸を豊富に含んでいる果物です。
レモン果汁を含んだ布でアクセサリーを丁寧に拭いてあげると、サビがとれます。
しかし、クエン酸はサビを落とす効果もありますが、銅を劣化させる効果も持っています。
レモン果汁などでふき取ったあと、乾いた布でクエン酸を拭きとらないと、ネックレス自体の劣化が進んでしまいます。
クエン酸で落とした場合はその後ネックレスにクエン酸が残らないようにきれいにふき取るようにしましょう。
ネックレスを長く使いたいという人にはお酢が一番おすすめする手入れ方法です。
さびが来ない方法は?
アクセサリーを外した時には乾いた布などで皮脂や汗を拭きとるようにしましょう。
真鍮のサビは主に人間の皮脂や手あかによるたんぱく質が付着しておこります。
なので真鍮のアクセサリーは愛用していればそれだけ人肌に触れるのでさびやすくなってしまうんです。
真鍮のアクセサリーをつけて外出した日は、アクセサリーの表面を布で綺麗にふき取り、出来るだけたんぱく質を付着させないようにしましょう。
さらに長期間使用しない時は風通しのいい湿気のこもらない場所で保管するようにしてください。
サビを食い止めることができます。
「毎回ふき取るのとかめんどくさい!」
という人は、マニキュアのトップコートを塗ることで真鍮のアクセサリーをサビから守る方法があります。
アクセサリーの表面を綺麗にふき取り、トップコートを隙間なく塗っていきます。
乾かすまでに時間がかかりますが、3か月はアクセサリーをサビから守ってくれます。
アクセサリーをこまめにケアする自信のない人は試してみてください。
どれくらいの頻度で手入れすればいいの?
基本的につけた時には毎回ふき取るようにしましょう。
アクセサリーのなかでも、真鍮はさびやすい金属です。
綺麗な状態で長く使いたいのであれば、アクセサリーを体から取り外して、片づける前に綺麗な布で表面をふき取ってください。
サビを見つけた時はその時にお酢やレモン果汁でサビをとるようにしましょう。
また、「ちょっとザラザラしてきたな」と思ったら、ホームセンターなどで売っている研磨剤を使ってあげると綺麗にとることができます。
真鍮といっても、さび方が違う?
手あかや汗がふれたものは赤や黒、空気中の二酸化炭素にふれたものは緑になります。
赤や黒といったさびは、水分や酸素、たんぱく質に銅が触れたこと起こります。
一方の緑は、二酸化炭素に長期間ふれたときおこるさび方です。
アクセサリーは使わない時は棚やジュエリーボックスなどにしまっているという人が多いと思います。
人目につかない場所にしまわれているアクセサリーは、二酸化炭素に触れる機会がないので緑にさびることはありません。
しかし、アクセサリーがしまわれずに常に外気にさらされていると、空気中の二酸化炭素に長く触れてしまい緑になります。
アクセサリーが緑にさびているという人は、外気や日光が入り込む場所にアクセサリーを置いている可能性があります。
保管場所を変えるか、特定の箱などに入れて管理するといいです。
私はネックレスやピアスといったアクセサリーが好きなので、大量に持っています。
昔は壁にかけてすぐつけられるようにしていましたが、そうしていると黒ずんでしまうことに気づいて今ではしっかりとジュエリーボックスで保管しています。
以前さびていることに気づかず、素肌にネックレスをつけてかぶれたことがありました。
首回りは目に付くし、見栄えもよくないので治るまでとてもイヤでした。
せっかくおしゃれしたのに、ネックレスがさびているせいで気分が台無しにならないためにも、真鍮のアクセサリーはこまめにケアしてあげてくださいね!