ネジ山がつぶれる原因!問題点はコレ

週末のDIY、棚を作っている途中に、ネジ山をつぶれてしまった…

普段、ネジを使わないだけに上手く使えないですよねw

無理して作業を続けてもダメです。

原因をわかっていないとまたくり返してしまいますよ。

原因を踏まえていないまま無理に作業して何度もネジをダメにしてしまいました…。

抜きたくても抜けないのはしんどいですよね。

今回はネジ山をつぶしてしまう原因をまとめてみました。

あなたの知らない間にやってしまっているミスが見つかるかもしれません。

ぜひ参考にしてくださいね。

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あぁ潰れた!ドライバーのサイズがあっていない!

ネジ山をつぶしてしまうのならドライバーのサイズが合っていない可能性があります。

サイズが合ってない場合、どれだけ作業してもネジ山をつぶし続けてしまいます。

単純な話で、ネジはちゃんと規格が合わせたドライバーを使わなければいけません。

大きすぎても小さすぎてもダメです。

合わないサイズのドライバーで無理に回そうとするとネジ山をつぶしていまい、どんどん抜けにくくなります。

ひと手間もふた手間もかかる前に、まずドライバーをチェックしましょう。

ドライバーの先をネジに当てるとグラついたり、上手くはまらないようであればドライバーとネジがあっていません。

同じプラスドライバーでも大きさが微妙にちがいますので、ちゃんときっちりはまるものを使えばミスを減ります。

道具を正しく使えばネジ山をつぶさなくてすみます。

ドライバーの当てる方向がずれている場合

ドライバーを当てる方向はずれてないでしょうか?

規格があっていても使い方がまちがっていればやはりネジ山をつぶしてしまいます。

ドライバーは力任せてでも使ってもダメです。

ネジがはまっているまわりの材質が固いと圧迫されてネジ山がつぶれてしまいます。

ドライバーはなるべく中心とした軸がぶれないように、まっすぐした状態を保ちましょう。

雑にせず、ていねいにやればネジ山をつぶさずにぬけますよ。

また何度も抜いたりはめたりしていると摩擦でねじ山がつぶれたり、細くなったりします。

むやみにねじを回したりすると、その分ねじも弱ってしまいますので、注意しましょう。

ねじは決して頑丈ではありません。

釘と同様、力の加え方や負担のかかり方によってはすぐダメになってしまいます。

大工や整備士といったプロでもやり方を間違えればネジをダメにすることがあります。

プロでもミスをしてしまう作業なので素人であればもっと慎重さが大事

作業はていねいに、優しくやってあげましょう。

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ネジの腐食による原因

ネジ 腐食の原因

ネジも金属ですから、腐食します。

腐ったりサビたりすればネジ山がつぶれるだけではありません。

ネジそのものがダメになってしまいます。

長らく使っていない古い道具にはめられているネジのように、長時間経過していればどうしてもネジもサビてしまいます。

また湿気や塩気、皮脂などでもネジは腐食していきます。

ひどい状態だとねじの一部が溶けて周りの材質とくっついてしまうこともあります。

ネジがはまっているものの使い方にもよるので、腐食は完全に防ぐことは難しいです。

周囲の環境に気を付けることである程度防ぐことはできます。

湿気や塩気のある場所で使うものはなるべく乾かしてあげ、汚れはふいてあげてください。

酸素がある限り酸化するので時間が経てば腐食する可能性は高まります。

腐食そのものを回復する手立ては正直ありません。

日ごろのケアが重要になってきますので、サビがついているようであればすぐ取りかえてしまうことをおすすめします。

腐食したネジはネジ山が切れるだけでなく折れたりすることもあります。

そうなるともっと対処が面倒になりますので、放置しないほうがいいです。

ネジの材質による問題

ネジの材質によってはネジ山がつぶれやすくなることがあります。

たとえばアルミなどやわらかい金属でできているネジはすぐ傷つき、鉄でできているネジはさびやすくなります。

このように金属によって腐食や摩擦に対する耐性がちがったりもしますし、安いものと高いものではやはり材質がちがってきます。

使用したネジや使われているネジがどういう材質のものかは調べておいて損はありません。

日曜大工をする上でもサビを気にするならステンレスのネジを使う、などちょっとネジの材質を選んでみることでネジ山をつぶれる可能性を減らすことができます。


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今回の記事のポイントはこちら

  • ドライバーのサイズがあっていないとネジ山がつぶれる。
  • ドライバーの使い方が悪いとネジ山がつぶれる。
  • ネジが腐食しているとネジ山がつぶれる。
  • ネジの材質によってはネジ山がつぶれやすくなる。

大きくわけると「ドライバーの使い方」「ネジの材質」がネジ山のつぶれる大きな原因となっていることがわかりますね。

ドライバーは難しい道具ではないですが、使い方をまちがえると逆にネジをダメにしてしまいますし、ネジは種類に気を付けていれば腐食や作業によってネジ山がつぶれることを防げます。

私はドライバーの使い方を変えるだけで改善されましたが、みなさんはどうでしょうか。

材質に気を配るのはちょっとハードルが高いかもしれませんが、意識すれば日曜大工をする時などに役に立ちますよ。

また車やバイクなど、大切な乗り物の部品がダメになる原因にも気付きやすくなります。

ネジ一本がダメになるだけで精密機械は命取りになりますから、知っておいて損する情報ではありません。

普段目にしない部品だからこそ、ちょっと見る角度を変えてみましょう。

それだけで普段の失敗の原因がわかってきますよ。