
特に思い当たる節もないのに、胃もたれで吐き気がするようなときはありませんか?
なんだか胃がむかむかして気持ち悪いというとき、何が原因か分からないと対処の使用がないですよね。
もしかしたら、学校や仕事で上手くいっていないときや、忙しいときに限って体調を崩していませんか?
何かの発表や試験の前、大事な案件で責任重大な時に緊張してお腹が痛くなるように、実は胃腸は私たちの心の状況に左右されやすいのです。
このように、胃もたれや吐き気の理由が分かっていれば、すぐに治すことができます。
今まで胃腸の乱れに困っていた方々は是非参考にしてください。
目次
胃もたれで吐き気がある場合の治し方は
なんだか胃もたれして吐き気があると感じたときは、まず生活習慣を見直してみましょう。
特に、バランスの良い食事と十分な睡眠時間は体調を整えるにあたって外せないポイントです。
バランスの良い食事
バランスの良い食事とは、主食・主菜・副菜が揃っていることを指します。
主食は、パン・麺・ご飯といった炭水化物で、私たちのエネルギーの源です。
ただし、これらには糖質が多く含まれ、過剰に摂取した分は脂肪の原因にもなります。
そのため、短期間で痩せようと、食事の中で糖質を抜く糖質制限ダイエットを行う人も増えていますが、これではバランスの良い食事とは言えません。
次に主菜ですが、肉・魚・卵・大豆などタンパク質を多く含むものです。
毎日肉ばかり、魚ばかり食べるのではなく、バランス良く摂取しましょう。
大豆は、豆腐などの大豆製品も含まれます。
副菜は、野菜・きのこ・いも・海藻類のことです。
これらは食物繊維を多く含み、腸内環境を整える作用があります。
胃もたれや吐き気があり、腸内環境が乱れていると考えられるとき、副菜を多めに食べるといいかもしれません。
十分な睡眠
もう一つのポイントとして、十分な睡眠時間を確保することがあります。
理想としては、7時間がベストですが、少なくとも6時間は寝るようにしましょう。
十分に睡眠を取ることは、身体だけでなく心の健康にも繋がります。
疲労が溜まることで心身に影響が出てしまうので、疲れを翌日に持ち越さないためにも、しっかりと休息の時間を取ることが大切です。
胃もたれする原因は?
胃もたれの原因は大きく分けて2つあると考えられます。
まず一つ目が、ストレスによる自律神経の乱れ。
二つ目が、食生活の乱れです。
ストレスによる自律神経の乱れ
緊張してお腹が痛くなる、という人も多いように、胃腸はストレスの影響を受けやすいです。
学校や仕事、プライベートにおいて、過度なストレスがないか振り返ってみましょう。
大きな出来事でなくても、小さなストレスが積み重なることで、精神的に疲弊してしまうこともあります。
十分に睡眠を取るだけでも気分が良くなってくるので、まずは規則正しい生活を送ることを心がけましょう。
それが難しい環境であれば、病院に行くこともおすすめします。
食生活の乱れ
食生活の乱れは、3食食べていないこと、栄養バランスの偏った食事になっていること、お菓子やジュース、またはお酒等を過剰に摂取していることが考えられます。
好きなものばかり食べて栄養のバランスを考えられていないと、身体にとって必要な働きが欠けてしまうことにもなりますので、バランスの良い食事を3食しっかりと食べるようにしましょう。
胃もたれで吐き気がある場合の薬は
胃もたれや吐き気を抑える薬は市販で買うことも、病院で処方してもらうこともできます。
なかなか症状が治まらず、薬を飲んですぐにでも治したいと思うでしょう。
薬を選ぶときは、自分の症状や原因に会ったものを選ぶようにしてください。
市販薬の場合
ドラッグストアではたくさんの種類の胃腸薬が売られています。
自分の症状に合った、また度合いに合った薬を調剤師の方と相談して決めましょう。
同じ胃腸薬でも、漢方でできているものもあります。
漢方は、自然界に存在する植物や鉱物に由来するもので自然な治癒力を高めるものです。
あまり薬を頻繁に飲みたくない方は漢方胃腸薬を飲むことをおすすめします。
処方薬の場合
病院で処方される薬の場合、精神安定剤のようなものを出されることがあります。
それは胃もたれや吐き気の原因がストレスだと判断された場合です。
うつなどの精神的な病気を持った人に処方されるものよりは弱く、副作用も少ないものですが、治ってきたら継続しての服用はやめましょう。
病院の先生と相談してくださいね!
胃もたれで吐き気があって下痢が続く場合は
消化不良、食あたり、胃腸炎等が考えられます。
もし吐き気だけでなく、実際に嘔吐したときに、食べたものがそのまま出てきてしまったら消化不良です。
そうでなければ食あたりか、胃腸薬と考えて良いでしょう。
どちらにせよ、胃腸の調子が完全に乱れてしまっているので、病院に行って診てもらうことをおすすめします。
胃もたれや吐き気の原因は主にストレスと食生活です。
ストレスが溜まって生活習慣が乱れてしまうこともあれば、逆に夜更かしや運動不足が原因で自律神経が乱れてしまうこともあるでしょう。
食生活も同じで、三食ゆっくり食べられるような環境にいない場合もあれば、偏食で自らバランスの取れた食事を避けている場合もあります。
人によって色んな原因があると思いますので、自分の生活を振り返って、改善点を探ってみましょう。
胃もたれや吐き気だけでなく、心身ともにより健康に近づくことができるかもしれません。