
今回はふきのとうの簡単な見つけ方をご紹介します。
山菜採りをレジャーとして楽しむ家族が増えてきていますよね。
ポイントを知らないと、他の植物と見分けがつきにくかったり結構見つけるのに苦労したりしてしまうというのはよく聞く話です。
せっかく山菜採りに行ったのに何も採れなかったら悲しいですよね?
初心者ならまずはふきのとう探しから始めてみましょう。
ふきのとうなら似たような植物がなく、生えている場所も見つけやすいので小さいお子さんにもおすすめですよ。
生えている場所やおいしいふきのとうが採れる時期などポイントをご紹介します。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
目次
ふきのとうはどこにある?簡単に見つける方法は
まずはふきのとうがたくさん生えている場所に行きましょう。
ふきのとうを見つけるには、どこを探せばよいか知っていますか?
ポイントを知っていれば簡単に見つけることができますよ!
どこを探せば良い?
ふきのとうは常に水気を含んでいる場所に生えやすいです。
また日かげや風当たりが少ない場所でも見つけやすいです。
水辺や斜面に生えていることが多いので河原の土手などを探してみましょう。
他にも畑や田んぼ付近、山の林道など日本全国の至るところに自生しています。
わたしが以前住んでいた家では、毎年庭でふきのとうが採れていました。
思い返してみると確かに日当たりの良いカラっとした南側ではなく、日が当たりにくくジメっとした北側に生えていましたよ。
簡単に見つける方法は?
夏の間にふきがたくさん生えている場所をチェックしておくと楽です。
場所がわかればたくさんの枯葉で覆い隠されていても簡単に見つけることができます。
また雪が降る地域なら見つけるのがより簡単になります。
山の林道で雪が解け始めた場所などを重点的に探してみましょう。
周囲とくらべて鮮やかな黄緑色が目立つので見つけやすいですよ。
ふきのとうは群生しますので、ひとつ見つかれば周りにたくさん見つけることができるはずです。
動画を見つけたので参考にしてみてくださいね!
ふきのとうが出てくる時期はいつ?
ふきのとうは早春、雪どけとともに芽を出します。
地域によって芽が出る時期には多少違いがあります。
西日本では1月頃から、東日本では2月頃から見かけられるようになります。
また山あいで雪がなかなか解けにくい場所なら5月頃まで見つけることができそうです。
自分が住んでいる地域、その年の気温変化などを考慮して暖かくなる前に探しましょう。
ふきのとうの食べごろの大きさは?
なるべく小さいものが食べごろです。
つぼみ~少し開きかけのものが苦味が少なくやわらかいので一番おいしいとされています。
完全に開ききってしまったものは苦味が強くなり、食感がゴワっとしてきます。
また雄花に比べて雌花の方が苦味が少ないです。
つぼみの先が尖っていて白っぽい花びらのようなものが見えているのが雌花、つぼみの先が丸く黄色っぽいのが雄花です。
個人的には苦味が強い方が好みなので、ちょっと開きぎみな雄花を選びたいです。
自分の好みに合ったものを採取するとよりおいしく食べられますね。
簡単ふきのとうの下ごしらえの仕方
おひたしや和え物にして食べる前はよくアク抜きをしましょう。
アク抜きの手順は以下の通りです。
- 茶色い葉の部分は取り除き、つぼみの中までよく泥を洗い流す
- ひとつまみの塩を入れて沸騰させたお湯で2~5分ゆでる
- ゆであがったらすぐに冷水に取る
ゆでた後そのままにしておくと黒く変色してしまいますので、すぐ冷水で冷やすようにするのがコツです。
また、お湯でゆでる時間や水にさらしておく時間が長ければ長いほどアクが抜けやすく苦味が抑えられます。苦めが好きな方は時間を短めにしましょう。
ふきのとうと言えば天ぷらにする方が多いと思いますが、天ぷらならアク抜きをする必要はありません。
今回はふきのとうの見つけ方から下ごしらえの方法までご紹介しました。
忘れないうちにもう一度おさらいしておきましょう。
- ふきのとうは水気が多く日かげで風当たりが少ない場所に生えやすい
- 夏の間にふきがたくさん生えている場所をチェックしておくと見つけるのが簡単
- 雪どけが始まる早春に芽を出すので暖かくなる前に探す
- なるべく小さくつぼみが閉じているものが食べごろ
- おひたしや和え物にする場合はアク抜きをする
わたしは小さい頃、春先によく山菜採りに連れて行ってもらいました。
夢中になって探し回った楽しい思い出です。
おかげでいろんな植物を覚えることができました。
お子さんを連れて行けばとてもよい経験になると思います。
安全に注意して家族で楽しんでみてくださいね!