
お風呂場の鏡がうろこ水垢で真っ白に…。
せっかくお風呂をきれいにしても、見ばえが悪いですよね。
何より顔が映らない鏡に意味がない(笑)
かといって鏡についた水垢ってなかなかとれないんですよね。
私も色んなものを使ってひたすらこすっていましたが、全然きれいになりませんでした。
水垢は普通の汚れと違ってただこするだけではなかなか落ちません。
CMとかだとちょっとお高いスチームマシンを使って掃除したりしていますが、風呂の鏡一つのためにそこまでお金も使いにくいですよね。
今回はリーズナブルにかつ身近なものでできるやり方をお伝えします。
この機会にしつこい水垢をきれいさっぱりなくしましょう。
目次
お風呂のうろこ水垢の落とし方5つ
うろこ水垢を落とすやり方は代表的なもので5つあります。
・ジャガイモ
・酢やクエン酸
・アルミホイル
・市販の道具
それぞれくわしくお伝えしましょう。
歯みがき粉
鏡のうろこ水垢落としにも使えるのが歯みがき粉です。
歯をみがくための歯みがき粉ですが、中に歯をツルツルにするための研磨剤が含まれており、これが鏡の表面もピカピカにしてくれます。
おまけにコーティング作用もありますので、鏡をきれいなままにしてくれるというすぐれもの。
ただし、ふつうに歯みがきをするように歯ブラシなどを使うのは避けましょう。
歯ブラシでゴシゴシやると研磨剤が鏡を傷付けてしまう可能性があるからです。
掃除する時は指に歯みがき粉をつけ、丁寧にみがいていくのがコツです。
円をかくようにキュッキュッとやれば鏡を傷付けずにみがけます。
指で直接やることに抵抗がある人はジャージなどのナイロン製の切れ端を使っても大丈夫ですよ。
ジャガイモ
えっジャガイモ…と思われるかもしれませんが、実は結構すごいんです。
ジャガイモのでんぷんが水垢と化学変化を起こして落としてくれます。
おまけにコーディング効果つき。
鏡をきれいに長持ちさせてくれるのです。
やり方は厚めにきったジャガイモの皮の裏側でこするだけ。
研磨剤ではないので鏡を傷付ける可能性も低いです。
料理の時に出た余りものでもできるやり方なのでおすすめです。
酢やクエン酸
酢やクエン酸を使うことでこすらずに水垢を落とすことができます。
まず酢は水と1:1の割合で、クエン酸は100mlの水に対して小さじ2分の1を溶かし、それをスプレーボトルで鏡に吹き付けます。
そしてラップでおおい、1~2時間ばかり放置します。
液体が垂れてくるようならキッチンペーパーも貼り付けて含ませてしまっても大丈夫です。
時間が経ったら仕上げにみがいてあげればOKです。
みがく時にはキッチンペーパーやストッキングを使いましょう。
ラップにクエン酸の粒をつけてみがいてもきれいになります。
某番組でもやっていたやり方ですね(笑)
どうしてこのやり方が有効かというと、水垢はアルカリ性の汚れなので、クエン酸や酢のような酸性のものなら中和されて落ちやすくなるからです。
いってしまえば市販の酸性洗剤と同じ働きを持つのです。
アルミホイル
軽いうろこ水垢は手間をかけずに直接こすり落としてしまいましょう。
そんな時に使えるのはアルミホイルです。
クシャクシャに丸めたアルミホイルで直接鏡をこすればOKです。
この時、クエン酸を溶かした水をつけてからやると効果がアップします。
アルミホイルはやや時間はかかりますが、軽い水垢ならきれいにできます。
何より準備がしやすいので、これから毎日お手入れしたい人には便利です。
ただし、力加減にはご注意を。
力を入れすぎると鏡を傷付けてしまう可能性があります。
市販の道具
身近なものでもきれいにできなかった場合は市販の道具を使いましょう。
最近は100均でも水垢を取る道具が売られています。
一番手に入りやすく、使いやすいのはダイヤモンドパットという、人工ダイヤモンドを使ったスポンジのような道具です。
これで直接鏡をこすれば、水垢が取れますよ。
ただし、効果が強い分、やり過ぎると鏡を傷付けてしまうので気を付けてください。
また鏡の種類によっては一度使ってしまうと本来の輝きが失われてしまう場合もあります。
また、水垢除去用の洗剤も売られています。
研磨剤がふくまれているので効果は抜群です。
掃除にはもってこいですが、それなりにお値段が張る場合もあるそうで…。
こういった市販の道具はあくまで最終手段にした方がいいでしょう。
水垢は何でついてしまうのか?
そもそも風呂場の鏡の水垢はどうしてついてしまうのでしょうか。
原因は水道水にふくまれているカルシウムやマグネシウムといった金属イオンです。
風呂場の鏡についた水滴が蒸発するとこの金属イオンだけが残り、鏡に付着します。
付着した金属イオンは長期間放置すると蓄積され、どんどん汚れが落ちなくなります。
同じ原理で石鹸やシャンプーのカスも水垢の原因になります。
これらも放置すればするほど汚れが落ちにくくなります。
水垢の原因となるものの共通点は「放置しておけば放置しておくほど落ちにくくなる」点です。
しかし裏を返せば、できてすぐならきれいにしやすいということです。
水垢は放置して汚れを強くしてしまうよりも、見つけてすぐきれいにした方が確実に落とせるといえるでしょう。
水垢をつきにくくする方法はどうすればいいの?
水垢をつきにくくする方法は意外と簡単です。
水垢は水滴が蒸発したあとに残される金属イオンや石鹸、シャンプーのカスが原因です。
つまり「鏡に水滴が残らない」ようすればきれいにできるわけです。
やり方はお風呂が終わったあとにゴムベラやソフトな素材でできたヘラを使って鏡について水滴をきれいに落とすだけでOKです。
これを毎日続けるだけできれいな鏡をキープできます。
この時、スポンジやティッシュは使わない方がいいです。
スポンジだとどうしても細かい水滴は残ってしまいますし、ティッシュは繊維でできているので痕が残ってしまう可能性があります。
できるならお風呂場を換気したり、乾燥させることで湿気自体を完全に取り去ってしまえば、より効果的です。
水垢、曇りを抑えるアイテムはこちら
一度きれいにしたからにはなるべくずっとそのままにしておきたいですよね。
そんな時は水垢や曇りを抑えるアイテムを使いましょう。
ジャガイモや歯みがき粉で鏡を掃除すればきれいにできる上にコーティング効果があります。
曇り止め加工がされている鏡と同じような効果があるわけです。
ただし、身近なものなので効果はそこまで長く持続はしません(笑)
コーティングだけなら水のりが使えます。
鏡に直接ぬり、お湯をかけてから手でまんべんなく塗り広げればOK。
そしてティッシュで表面についた水のりをふき取ってあげれば完成です。
これだけでしばらく曇りとは無縁の鏡になります。
曇り止め加工がされていない鏡しかない人にはおすすめです。
どのやり方にも共通していますが、コーティングしているものはこすれば削れてしまいます。
掃除する時は無理にこすらないようにしてくださいね。
今回の記事をまとめると次の通りです。
・鏡をみがく時は傷付けないように注意。
・水垢の原因は金属イオンや石鹸、シャンプーのカス。
・水垢がつかないようにするには「水滴を落とす」こと。
・曇り止めには水のりが便利。
水垢は落ちにくい分、取れた時の快感はなかなかのものです。
私もはまって毎日鏡をみがいていました(笑)
今回は身近なものでできるやり方を中心にまとめましたが、効果がある一方でやり方をまちがえると鏡を傷付けてしまう可能性があります。
ポイントは「優しく、ていねいに」です。
それでもきれいな鏡で気持ちいい入浴タイムを過ごしてください。