ガムテープの剥がし方!床にこびりついた時に取る方法は?

床にこびりついた頑固なガムテープ、キレイに剥がす裏技を知っていますか?

ガムテープってなかなか粘着力がありますよね。

一度張り付いたらキレイに剥がすのはなかなか難しいものです。

テープは古くなればなるほど硬くなってしまい、床と一体化してしまいます。

放っておけば汚れがたまりやすくなってどんどん汚くなってきます。

賃貸なら退去の前にキレイにしておかないと張替えや清掃料金が余計にかかってしまわないか心配ですよね?

無理に剥がそうとすれば床を傷めてしまうかもしれません。

だからといって丁寧にやろうとすれば、面積が広いと剥がすのに時間がかかって途方に暮れてしまいます。

そこで今回はできるだけ簡単にキレイに剥がす方法がないか調べてみました。

なるべく身近にあるもので対処できる方法をまとめてみましたのでぜひ参考にしてみて下さいね。

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床についたガムテープの剥がす方法!


ガムテープをキレイに剥がすコツは2つです。

  • 剥がしやすくするためガムテープをやわらかくしておく
  • ゆっくり剥がす

では順番に見ていきましょう。

ガムテープをやわらかくするには?

ガムテープは温めるととても剥がしやすくなります。

家にあるドライヤーを使ってみましょう。

また、あらかじめなじませておくことでやわらかくできるものもあります。
家にあるものでも大丈夫ですので以下のものを使ってみましょう。

  • ハンドクリーム
  • サラダ油
  • クレンジングオイル

これらのものを使うときはよくなじむように、事前にパックなどをして数分置いておきます。

水分の多い酢などはキッチンペーパーなどに染みこませてガムテープの上から覆ってみてください。
油分の多いものなら塗ったあとにラップで覆うようにしてみてください。

ゆっくり剥いでみよう

ガムテープがやわらかくなったらさっそく剥いでみましょう。

この時はなるべくゆっくりと剥ぐように心掛けましょう。

一気に剥いでしまうとテープあとが残りやすくなってしまい、かえって手間が増える可能性があります。

また勢いをつけてしまうと床の表面まで一緒に剥がれてしまう恐れもあります。

他にも床を傷つけないための注意点を次の章にまとめてみましたので参考にしてみてくださいね。

フローリングで気をつけるべき点は


ガムテープを剥がす時には3つのポイントに注意してください。

  • 変色
  • 変形
  • 安全性

これらに注意するための対処法は以下の通りです。

色落ちや変色に注意する

ガムテープをやわらかくするために何かなじませる場合はフローリングの色が変わらないように注意しましょう。

目立たないところで少し試してみて、色に変化がないかチェックしてから使うようにして下さいね。

フローリングには表面を保護するために塗装してあるものがありますよね。

またワックスをかけてある場合もあります。

ビニール系のものですと着色してありますので、これも注意が必要です。

変形してしまわないように注意する

天然木は水分を多く含むと変形してしまいます。

床がビショビショになるくらい多すぎる水分の使用は避けましょう。

また、ガムテープを剥がしたあとはよく水分をふき取ってなるべくしっかり乾かすようにしましょう。

近頃は素足にやさしい無垢の床材が人気です。

無塗装のものですと水分が染みこみやすくなるので注意しましょう。

安全に注意する

ドライヤーを使う時には、床が変色しないように十分な距離を保ち適度に温めましょう。

また、引火しやすいものを使う場合には周りに火気がないか十分に注意が必要です。

作業する場合は換気扇をつけたり窓を開けたりして、しっかり換気することも大切です。

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なかなか取れない場合はコレで解決

古くなって床と一体化してしまっているような場合には以下の方法も試してみてください。

  • ガムテープなどを使って取る
  • 消しゴムを使う

ガムテープなどを使う方法

ガムテープやセロハンテープなどにくっつけながら剥がしましょう。

指や乾いた布で軽くこすってテープあとをまとめてから、こまめにペタペタくっつけていくとキレイに取れます。

こちらはなかなか時間がかかる方法なので、広い範囲を行うのは大変かもしれません。
範囲が狭い場合や、できるだけ薬剤などを使いたくない場合にもおすすめです。

消しゴムを使う方法

プラスチック消しゴムで擦り取ってみましょう。

テープあとと消しゴムのカスがたくさん出ると思いますので、掃除機で吸い取ると楽です。

この方法は水分や油分があるとこすりづらいでしょうから、なるべく乾いた状態で試してみましょう。

ベタベタを取る方法は?

ガムテープを剥がしてもベタベタしたテープあとが残ってしまう場合があります。

そんな時はホームセンターや100均で販売されているシールはがしを使ってみましょう。

こちらを馴染ませてもまだ頑固に張り付いているようでしたら、スクレーパーなどを使って軽く削り取るように表面をこすってみてください。
力を入れすぎると床に傷が入ってしまうので加減しながら行うようにしましょう。

専用のシール剥がしの他にも

  • アルコール
  • ベンジン
  • シンナー
  • 灯油
  • ライター用オイル

などでも同じような効果が期待できます。

ただし、これらのものを使うと匂いに酔ってしまう場合もあります。

またどれも火気に十分な注意が必要です。

しっかり換気を行い、変色や変形がないか確認してから使うように心掛けましょう。

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最後に床のガムテープをキレイに剥がすコツをもう一度確認してみましょう。

  • 家にあるものであらかじめテープをやわらかくしておく
  • なるべくゆっくりと剥がす
  • 変色、変形、安全性に十分注意して作業を行う
  • 頑固なものにはガムテープや消しゴムを使ってみる
  • ベタベタなテープあとが取れづらい場合は、十分注意して市販の薬剤やスクレーパーを使う

この中からなるべく床を傷つけず、自分にとってストレスの少ない方法を選んでみてくださいね。

わたしは以前職場の床にこびりついたガムテープをたくさん剥がした時があったのですが、これらの方法を知らなかったのでかなり苦労しました。
またガムテープを張っていなかった部分と比べて明らかに日焼けの差があって、清掃後も結構目立ちました。

ガムテープが床に張り付いてしまった場合は頑固になってしまう前に剥がすようにしましょう。