
エアコンをつけると室外機がうるさくはありませんか?
アパートに住んでいる方は近所の耳も気になります。
もし室外機の騒音が大きくて、お隣から「うるさい!!」と苦情がきたら面倒ですし、気分もよくないですよね!
大家さんにも相談したいけど、昼間は外で仕事をしているし、なかなか時間をとるのは難しい場合もあります。
そんな時、自分でもある程度室外機の騒音対策ができます。
簡単にできるのでぜひ試してみてください!
目次
エアコンの室外機の騒音!その対策3つ
室外機が騒音を起こしていると感じたらすぐに対策のポイントは3つ!
- 防音グッズを準備する
- 室外機を修理する
- 室外機の位置を変える
自分がうるさいと感じていなくても近所の人に迷惑をかけてしまう可能性があります。
放っておくとひどいトラブルに発展しかねません。
室外機が原因の騒音は大きくわけて2種類あります。
1つは運転中の音がうるさい場合、もう1つは低周波音が発生している場合です。
やっかいなのは2つ目の低周波音なのです。
低周波音は人間が聞くことができる音域より下の音もふくまれています。
つまり音としては聞こえないけど振動として感じることができる音です。
低周波音にさらされている人は、家の中で振動をずっと感じていたり、低い耳鳴りのような音が耳の中で鳴り響いている状態になります。
それぞれ、1つずつお伝えしますね。
防音グッズを準備する
てっとり早いのはホームセンターで売っている防振ラバーや吸音材を使うことです。
防振ラバーは室外機の下にしいておくことで振動を減らせますし、吸音材はフェンスやベランダにつけることで騒音を小さくできます。
気軽に買える上に素人にも使いやすいので最も簡単な対策ですね。
また使いふるしたバスマットなどをしいておくのも1つの手です。
布は音を吸収してくれるので一定の効果が期待できます。
室外機を修理する
室外機のどこを修理するかというと土台の部分です。
たてつけが悪い、設置している床が水平でないと接合部にすき間やゆがみができてしまいます。
そうなると室外機の振動が板金に伝わり、大きくなってしまいます。
うるさい室外機に手を置いたり、ものを乗せると音や振動が小さくなるような状態だとこれが原因である可能性が高いです。
修理はそなえつけのエアコンであればマンションやアパートの管理会社か大家さん、自分で買ったエアコンであれば設置した電器屋さんにお願いしましょう。
室外機の位置を変える
騒音や振動は室外機が設置されている場所に影響される場合があります。
たとえば壁に囲まれたせまい場所や、隣の家の壁がすぐ近くにある場所だと音や振動が反響して大きくなってしまいます。
またアルミサッシやベランダの手すりを伝わって振動が大きくなる場合もあるようです。
自分は平気でも隣の人はうるさく感じる場合はこのパターンをうたがった方がいいでしょう。
室外機の位置を変えるだけでもだいぶ騒音は減りますよ!
なるべくまわりにものがなく、部屋や隣の家から遠い場所を確保しておきましょう。
室外機がうるさい原因は
そもそも室外機から音や振動が出てしまう原因はなんでしょうか。
室外機は圧縮機という部品が内蔵されています。
圧縮機は人間でいう心臓のようなものであり、エアコンと室外機を通して出入りする空気を暖めなおしたり、冷たくしたりして循環させている大事な部品です。
夏や冬のようにエアコンを使う頻度が増えたり、室内と室外の温度差が大きいと稼働率が上がり、結果として音や振動が大きくなってしまうのです。
エアコンであれば必ずついている部品なので、どんなに新しいタイプでも圧縮機による音や振動は発生してしまいます。
また送風がうまくいかないのも原因の一つです。
送風を邪魔するものがあったり、ゴミや雑草でつまってしまうと音が大きくなります。
エアコン配管の粘土パテがとれた!自分で直す方法は?
エアコンの室外機の掃除の仕方は?故障しないために方法を紹介
それでもうるさい場合は?
室外機の場所を変えても、防音グッズを買っても音や振動が止まらない…。
単純な話、古いエアコンであれば音も振動も大きいです。
そうなったら思いきってエアコンを変えてしまいましょう。
マンションやアパートといった集合住宅なら、管理会社や大家さんに相談してみましょう。
管理会社や大家さんが補償してくれるかどうかを確認してからでもおそくはないです。
どんなに新しいエアコンでも音や振動はあります。
それは設置した場所やたてつけが悪いと大きくなってしまいますので、ちゃんと室外機を設置するスペースは確保しましょう。
隣の家の窓や壁に近くないかも確認し、トラブルが起きないように心がけておけば安心です。
騒音でご近所とトラブル!どうすれば…
ここでは近所の人とトラブルが起こってしまった!
まず騒音計を使ってどれくらいの音が出ているのかを調べたり、振動がどれだけあるかを確かめましょう。
単にクレームをつけたがる人もいますので事実かどうかを確認するのは大事です。
もし本当に騒音や振動があるようならすぐに行動すべきです。
放置しておくほどに関係がこじれてきますし、相手が体調不良を訴えるようならもっとひどいことになります。
マンションやアパートに住んでいる人は管理会社や大家さんに連絡しましょう。
管理側には住人の生活環境を守る義務がありますので、話を聞いてくれるはずです。
これをおこたるようなら管理側に問題がありますので、つたえるようにしてください!
一軒家の人は役場や市役所などに話を聞いてもらう方法もあります。
また、こういった隣人とのトラブルで一番大事なことがあります。
それは「当人同士で対応しない」ことです。
当人同士だとトラブルがドロ沼化するおそれがあります。
なるべく間に第三者を入れることを心がけましょう。
ここでのチェックポイントは、
- 室外機の騒音や振動には早めに対処する
- 室外機の騒音や振動を完全に消すことはできない
- エアコンを買いかえた時は設置場所やたてつけに注意する
- 隣人とトラブルが起こった時は絶対当人同士で解決しない
室外機は外に置いてあるものなので、騒音や振動があっても気付かない場合が多いです。
だから知らない間に隣人や近所に迷惑をかけてしまい、それがトラブルに発展してしまいます。
もし苦情が来たときはすぐに確認しましょう。
ご近所付き合いは日々の生活で大事な要素です。
ご近所トラブルで引っ越してしまうなんてことにならないよう、ささいなことでも気を付けていきましょう。