
よく食べる食材の一つジャガイモ。
冷蔵庫で保存していたら、気がついたら芽が出ている。
表面が緑色になっているし食べてもいいの?
気になったことはありませんか?
ジャガイモの芽にはソラニンやチャコニンと呼ばれる有害物質が含まれています。
ジャガイモの芽の注意点を紹介します。
じゃがいもの芽の毒の症状は
じゃがいもの芽や緑色になった部分に多く含まれています。
天然毒の一種であるソラニンやチャコニンがあります。
これらを摂取すると、食後30分から半日で嘔吐や吐き気、腹痛、頭痛などの症状が見られます。
嘔吐、下痢、腹痛、目眩、動悸、耳鳴、意識障害,痙攣、
呼吸困難が起こる。
症状が重い場合には死に至る。
呼吸困難が起こる。
症状が重い場合には死に至る。
じゃがいもの芽は加熱しらたら毒は抜ける?
加熱調理をしても、成分が減ることは確認されていません。
ソラニン類は水に溶けやすい性質があるため、蒸す、茹でるようにすると中毒の可能性は低くなります。
しっかり、じゃがいもの芽や緑色に変色した部分は取り除くようにしましょう。
致死量は0.2gと言われています。
株式会社三菱総合研究所
じゃがいもの芽はどこまで取り除く
じゃがいもの毒は、芽の部分に含まれています。
取り除くには深くまで注意して確認するようにしてください。
芽が小さいから大丈夫と思わないで、完全に取ってしまいましょう。
最近では小型のじゃがいもを皮ごと子どもが多量に摂取した場合に発症する危険性があると報告されています。
10g程度の小型の芋は注意が必要ですね