ナスには栄養がない?効果的な食べ方は

夏の食べ物の定番のナス!

栄養がないと言われていますが、効果は絶大!
夏バテしてした体を癒やしてくれるおいしい食べ物です。

そんなナスの栄養について、魅力を紹介します。

ナスには栄養があるのか?

ナスには栄養がないと言われていますが、そんなことはありません。

きゅうりは世界一栄養がない野菜と知られていますが、ナスはスーパーフードです。

栄養がないと言われている理由は、90%以上が水分だからです。

他の野菜と比べ栄養が豊富というわけではありませんが、ビタミンB・C、ミネラル、カリウム、ピリフェノール、食物繊維がバランス良く取れる野菜です。

ナスの栄養価は

他の野菜と比べてどうかという点が気になりますよね。

森のバターと呼ばれるアボガドと比べてみました。

100gあたりの成分の違いはあるのか?

アボガト100gあたり
カロリー187kcal
カリウム 720mg
ビタミンB1 0.01mg
ビタミンC 15mg
食物繊維 5.3mg
鉄 0.7mg


ナス100gあたり
カロリー22kcal
カリウム 230mg
ビタミンB1 0.02mg
ビタミンC 11mg
食物繊維 2.2mg
鉄 0.2mg


アボガドと比べて水分量が多いナスはカロリーが全然違いますね。
ナスがそこまで栄養がないわけではありません。

ナスの栄養をしっかり摂るコツ

ナスには他にも体に良い栄養があります。
ナスの皮の紫の部分にはポリフェノール(ナスニン)や食物繊維が多く含まれています。

ナスニンには眼精疲労の回復に役立つと言われているので、皮までしっかり食べたいですね。

ナスのうまみ成分「グアニル酸」

三大うまみ成分の一つであるグアニル酸、グルタミン酸、イノシン酸で、グアニル酸は干し椎茸によく含まれている成分です。

なので、イノシン酸の多いお肉や、グルタミン酸の多いトマトと合わせると美味しさが重なり、相乗効果を発揮してくれます。

他の食材のうまみを引き出す名脇役ですね。

でも、大阪の泉州の水なすは完全に主役的美味しさです。

栄養がないと言われているナスですが、水分が多いので夏バテには最高の食材です。
合わせて、ナスニンと呼ばれるポリフェノールが眼精疲労にも効果があるので、食べておいしい、栄養も摂れる良い野菜ですね。