
ネクタイって、どのくらいの頻度で洗うものなのでしょうか?
毎日つけてるものだし、ご飯を食べたときに臭いがうつったり、汁が飛んだりしますよね。
そのまま置いておいていいの?
洗うにも、絹100%の高級素材のものもあるし…。
そもそもネクタイって洗うものなのかな。
…なんて思っている人も多いと思います。
みんなネクタイは自宅で洗っているんでしょうか。
それともクリーニング?
わからないことだらけですよね。
そこで今回はネクタイの洗濯の仕方について調べてみました。
普段のお手入れの参考にしてくださいね。
ネクタイを洗濯する頻度はどれくらい?
ネクタイってその時にどこ行ったかによってにおいが変わりますよね…。
3ヶ月に1回、シーズン毎を目安に洗濯しましょう。
ただし、ネクタイを洗濯する頻度にこれといった決まりはありません。
他の人がどのくらいのペースで洗濯しているか気になりますよね。
友達に聞いてみましたが人によって洗い方はそれぞれです。
・夏場は3週間に1回
・1ヶ月ごと
・シーズンごと
・目立つ汚れがついてしまった時
・まったく洗わない
など人によって大きく違いました。
ネクタイは洗う頻度によって生地の傷み具合が変わってきます。
間違ったメンテナンスで1本ダメにしてしまうこともあります。
そのためまったく洗わないという人もいるんですね。
また手持ちのネクタイの数によっても変わります。
ネクタイの本数が多くて使い回しができるようなら、頻繁に洗わなくても大丈夫です。
しかし持っている本数が少ない場合は1本あたりの使用回数が増えるので、こまめな洗濯をした方が良いですよね。
3ヶ月に1回を基本として、使用頻度と汚れ具合を見ながら洗濯のペースを決めましょう。
どうやって洗濯すればいいの
洗濯機を一切使わず、手洗いするようにしましょう。
シルクやウールなどのデリケート素材・刺繍など細かい装飾があるもの・目立つシミがあるものは、家庭での洗濯が難しくなります。
これらは思い切ってクリーニングに出すことをおすすめします。
それ以外の場合は、以下の手順で洗濯しましょう。
- おしゃれ着用洗剤を使い、洗面器に洗剤液をつくる
- できるだけ折る回数を少なくしながらネクタイをたたむ
- 洗面器の中で20回ほど揺らしながら洗剤液に浸す
- にごりがなくなる程度まで水を入れ替えながらすすぐ
- タオルに挟んで水分を取る
- ある程度水気が取れたらハンガーにかけ、風通しの良いところで陰干しする
- 乾いたら当て布をし、アイロンのスチームだけでシワを伸ばす
なかには色落ちしてしまうものもあります。
ネクタイを洗う前に、裏などの目立たない場所に洗浄液を垂らしてみて色落ちしないか確認しておきましょうね。
毛羽立つ原因になるので、洗う時はこする・もむ・押すなどしないようにしましょう。
型くずれしないよう、きれいに折りたたんだ状態をキープしながら作業することが重要。
また水に浸ける時間をできるだけ少なくすると、生地が伸びづらくなりますよ。
ネクタイは伸ばしたり引っ張ったりすると、型くずれや伸び縮みの原因になります。
干す時は伸ばす・引っ張る・叩くなどしないようにするのがコツです。
アイロンはネクタイに直接あたらないように注意しましょう。
グイグイ押し付けるようにかけてしまうと、タグのあとがついてしまったりペッタンコに仕上がってしまいます。
当て布をしてもアイロンを浮かせてスチームだけかけるようにすると、ふんわり仕上がりますよ。
わたしは以前、洗濯ネットに入れて洗濯したことがあります。
おしゃれ着洗い用の洗剤を使ったのですが、普通の洗濯ものと一緒に通常コースで脱水まで行いました。
すると中の芯地がヨレヨレになり、1本ダメにしてしまいました。
くれぐれも洗濯機を使わないように注意しましょう。
そもそもネクタイは洗うもの?表示もないし…
洗えるネクタイはできるだけ洗濯しましょう。
食べこぼしや皮脂汚れが付きやすい場所にあるので、目立たなくてもけっこう汚れています。
一度付いた汚れは時間がたつと黄ばみやシミの原因になります。
汚れを放っておくと生地が傷みやすくなります。
またサラリーマンは仕事や接待でいろいろな場所に足を運びますよね。
行った先でタバコや焼肉のニオイがついてしまうこともあり、これが強力でなかなか取れません。
ネクタイは仕事の場で使いますし人の目に付きやすいので、常に清潔に保っておきたいですよね。
しかし洗濯表示がついていないものも多いですよね。
これはネクタイは基本的に洗わず使い捨てるものという考え方があるためです。
わからない場合は購入する時にお店で素材やメンテナンス方法を聞いておきましょう。
素材や洗濯表示が記載されているものもあります。
その場合ドライクリーニングの表示があるものがほとんどです。
洗濯表示に従って手入れするようにしましょう。
洗ったネクタイの保管の仕方は
一番簡単なのはネクタイ用のハンガーに掛ける方法です。
これなら場所を取りませんし、一番気をつかわずに保管できます。
1日使ったネクタイは汗などの湿気を含んでいます。
水分を含んだままだと生地が伸びやすくなってしまいますし、不衛生です。
帰ってきてすぐクローゼットにしまわず、1晩風通しの良いところに干してから収納するようにしましょう。
他にも2つ折りにして平らに置く・丸めて収納するなどの方法がありますね。
これらの保管方法も悪いとは言えません。
しかし場所を取ったり雑にするとシワがつきやすくなってしまったりするので、専用ハンガーの方がおすすめです。
洗わないのが基本と考えられているネクタイだけに、お手入れ方法を知らなかったという人も多いのではないでしょうか?
もう一度おさらいしますので、できる範囲でチャレンジしてみましょう。
・毛羽立ちや型くずれに注意しながらやさしく洗う
・洗濯表示がついていないものが多いが、洗えるものは清潔に保つ
・保管にはネクタイ用ハンガーを使う
初めて洗濯するときは、失敗しても良い安めのネクタイから試してみましょう。
見た目にはあまり汚れていなくても、洗ってみるとけっこう水がにごったりして驚きますよ。
清潔になると気持ちが良いので是非試してみてくださいね!