
魚を調理すると部屋に臭いがついてしまってなかなか取れませんよね?
実は簡単な方法で消臭・予防ができるんですよ。
賃貸だとリビングとダイニングが兼用になっているので魚を焼くと、生活空間までなんとなく嫌~な臭いがうつってしまいますよね。
また、自宅で魚をさばいた時は三角コーナー・排水溝・ゴミ箱などからとても生臭いにおいがしてきます。
スーパーで買ってきた切り身だけ調理できれば良いですけど旦那さまが釣り好きだったり、魚をまるごと1匹もらうこともあったりすれば自宅でさばくこともありますよね。
特に夏場は捨てた内臓や食べ残しの骨などから出るにおいが強烈です。
お魚は大好きだけど、臭いが気になるので魚料理が苦手だと感じている人も多いのでは?
臭いをスッキリ撃退できる方法を覚えてしまえばもう魚料理もこわくなくなりますよ!
目次
部屋の中に魚臭いが充満!臭いのとり方は?
魚を焼いた臭いが部屋にただよってしまった時、消臭する方法を4つご紹介します。
- 換気をしっかりする
- 拭き掃除
- タオルを使う
- お茶の葉っぱを使う
それぞれの方法を見ていきましょう!
とにかく換気をしっかりする
換気扇を強めに回したり窓をあけて風通しをよくしたりして、換気をしましょう。
調理中から調理後も続けて臭いを追い出すことが肝心です。
これだけでもかなりの臭いは撃退できますよ。
拭き掃除をする
シンクやコンロ周りだけでなく、面倒でなければ壁や床の拭き掃除をしてみましょう。
魚を焼くと臭いの元は部屋のいたるところに染み付いてしまいます。
臭いの成分の中には水に溶けやすいものも含まれています。
これは水拭きをすることでだいぶ解消されますよ。
意外と見落としがちですが、臭いの原因は天井にもついてしまいます。
高いところもクイックルワイパーなどを使ってサッと拭いておけばより消臭効果が高まりますね。
濡れタオルを振り回す
部屋の空気がなんとなく気になる場合は濡らして固く絞ったタオルを部屋で振り回してみましょう。
これで空気中にただよっている臭いの元がだいぶ吸着できます。
魚の臭いだけでなく、タバコの臭いなども取れやすい裏技です。
この方法ならお子さんも喜んで手伝ってくれそうですよね。
置物にあたらないように注意しながら臭いがこもりやすい空間を中心に、一緒に巡回すると楽しいですよ。
お茶の葉を炒る
フライパンやお鍋などでお茶の葉をカラ炒りしてみましょう。
2~3分炒っていくと軽く煙が出てきます。
この状態でしっかり香りが出てくれば十分です。
この状態でお鍋をくるくる揺すりながら臭いの気になる空間を回ってみてください。
消臭してくれるだけでなく、部屋全体がお茶屋さんのようにふわっと良い香りがするので癒されますよ。
茶高炉などがあるともっと簡単です。
我が家では専用のものがないので100均のアロマポットで代用しています。
炒ったあとの茶葉はほうじ茶として飲むこともできます。
おいしいしムダが出ないのでうれしいですね。
グリルやコンロは素早く洗おう
グリルやコンロはできるだけ早くキレイにしておきましょう。
魚を焼いたあとのお手入れはちょっと面倒ですが、放っておくとどんどん臭いの原因を発生します。
汚れもこびりついてから落とすのは大変ですよね。
コンロは汚れを定着させないこと
コンロの網や受け皿は時間が経つ前に洗うと汚れが落ちやすいです。
お手入れをもっと簡単にしたい場合は、水300ccに片栗粉大さじ4を受け皿に入れておいてから魚を焼いてみましょう。
こうしておくと魚の油ごと片栗粉が吸収してくれますので、ちょっと冷ませばまるごとペロンときれいにはぐことができて便利ですよ。
グリルはあたたかいうちに水拭きしよう
コンロだけでなくグリルもきれいにしておくと良いですよ。
庫内も放っておくと臭いがこもりやすくなります。
ゴム手袋を使うなどして、やけどに注意しながら水拭きしてみて下さい。
それでも気になる場合はお茶の葉を受け皿に広げて置いて2~5分加熱してみてください。
香りが濃くなってきたら火を止めるようにしましょう。
見落としがちな排水口臭いの対処方法は
排水溝からの臭いも気になりますよね。
汚れが溜まっていると手をつっこんで掃除するのは嫌ですよね。
面倒な排水溝のお手入れ方法と、キレイを保ちやすい予防方法をご紹介します。
排水溝を手間なく掃除してみよう
そんな時は重曹を使えば簡単に掃除ができます。
排水溝をまんべんなく覆うようにたっぷりと重曹をまぶしてください。
その上から酢かクエン酸を振りかけます。
そうするとシュワシュワと泡だってきますので、15~30分放置して水で洗い流します。
これでこすらなくてもだいぶ汚れが取れます。
少し汚れが残っている場合はスポンジや歯ブラシで軽く落とす程度で十分キレイです。
驚くほどぬめりがつきにくくなる予防法
丸めたアルミホイルを排水溝のゴミ受けに入れておきましょう。
これでビックリするほどぬめりがつきにくくなります。
排水溝は放っておくとぬめってきますよね。
このぬめりが臭いの原因になります。
ぬめりの原因となる細菌は金属イオンがとても苦手です。
アルミホイルは水に触れると金属イオンが発生します。
ゴミ受けにアルミホイルを入れておけば水を流すたびに排水溝がキレイになります。
水があたる面積を増やすためにふわっと丸めるのがコツです。
三角コーナーなどにも入れておくとより良いですね。
アルミホイルはもともと家にあるのでお金がかからなくて助かりますね。
焼く前に魚の臭み抜きをしておくと効果的
魚がいや~な臭さを発生させる前に、臭いの元を絶っておくのもおすすめです。
魚を焼く前にしておくと良い下処理の方法をご紹介します。
塩を振る
魚にしっかり塩をふっておくと臭みの元になる余分な水分が出てきます。
この水分をしっかり拭きとっておきましょう。
ただし塩を振ってからあまり長い時間放っておくと旨みまで流れ出てしまいます。
皮なしなら5~10分、皮付きなら20~30分を目安にするようにしましょう。
酒や酢を振りかけて臭みを取る
酒や酢は臭いの原因を殺菌してくれます。
しかも酒は魚の旨みを引き出してくれますし、酢を使えば身がしまっておいしくなります。
酒や酢を振りかけてから焼いて生臭さを解消しましょう。
塩を振った後に酒や酢を使って表面を洗うようにするとより効果的です。
魚の臭いを取り除く方法はたくさんあることがわかりましたね。
では今回ご紹介した消臭・予防方法を振り返ってみましょう。
- 調理中~調理後はしっかり換気する
- 魚調理の後は臭いのついた箇所の拭き掃除を行う
- 空気中の臭いは濡れタオルを振り回して取る
- お茶の葉を炒って消臭&お部屋を癒し空間に
- コンロは水で溶かした片栗粉でお手入れを簡単にし、汚れが定着する前に洗う
- グリルはあたたかいうちに拭き、茶葉を炒って消臭する
- 排水溝の汚れは重曹+酢の組み合わせでスッキリ
- 丸めたアルミホイルでぬめり予防
- 素材の臭み抜きには塩、酒、酢を使う
これなら特別な道具を使わなくても、家にある身の回りのもので対処できそうですね。
また魚の臭い以外にも役立ちそうなものばかりです。
我が家は旦那さまが釣り好きなので夏場に釣った魚を持って帰ってこられるのが正直苦手でした。
でも簡単なお手入れ方法がわかってから気持ちに余裕ができたのか、歓迎できるようになりましたよ。
特にお茶の葉を炒る方法は個人的にとてもおすすめです。
部屋が臭くないときでも快適空間をつくるためによくアロマポットを焚いています。
お茶の香りが好きな方は、ぜひアロマ代わりに試してみて下さいね!