エアコンの室外機の雪対策は?お湯をかけても大丈夫なの

冬になると心配なのは室外機の雪対策ですね。

雪が沢山積もる地方だと室外機が上手く作動しなくてエアコンの効きが悪くなります。
室外機に積もっている雪を放っておくと故障の原因にもなりかねません。
寒い冬にエアコンが使えないのは死活問題です。

積雪量が多い地域でも快適にエアコンを使用できるように、私が実際にやっている対策も含めてご紹介します。

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エアコンの室外機の雪の対策は?お湯は大丈夫?

積雪量の多い地方でエアコンを使う場合、室外機に雪が積もるとエアコンの効きが悪くなることもあります。
冬でも快適にエアコンが使えるように室外機の雪対策をご紹介します。

 

室外機を設置する場所

これは私が実際にやってみて効果のあった対策です。

私が住んでいる場所は積雪量の多い土地で、大雪になると室外機が埋まるほど雪が積もりました。
雪で室外機が埋まるとエアコンが使えないので除雪に苦労をしていました。

そんな苦労をしていたのは室外機を設置している位置に問題がありました。
私は以前室外機を一目のつかないように家の裏側に置いていました。
方角が北に加え地面に直接置いていたので、雪が沢山降ると埋まりやすい状況でした。

毎回掘るのも大変なので業者に頼んで室外機を置いている場所を変えました。
邪魔になるのですが庭のある南に置き、室外機の下に台を置いて高さを出しました。

そのおかげで位置を変えた年から真冬でもエアコンを通常通りに使用することができるようになりました。

なぜ位置を変えるだけでエアコンが効きやすくなるのかというと、北側と西側は季節風の影響を受けやすいので雪が積もりやすくなります
雪が積もりにくくなる南側と東側に設置することが大切です。

また高さがあるので大雪が降っても埋まるようなことはなくなりました。

このように室外機を設置する場所を変えるだけでも効果がありますので、移動できる場合は試してみて下さい。

 

ダンボールで簡易カバー

室外機がすっぽり埋まるほど雪が積もらないのであれば、ダンボールで簡易的に室外機のカバーを作る方法もあります。

段ボールと室外機の間に空間ができるように室外機をダンボールで覆います。
壊れにくいように何枚か重ねてガムテ―プで固定すれば完成です。

簡単にできるので、その場しのぎであれば有効な対策です。

 

お湯をかけてもいいの?

室外機にお湯をかけてもいいのかどうか。

結論からいいますと、熱湯をかけるの絶対止めましょう
お湯をかけても寒いとすぐに凍ります。

凍ったらまたお湯をかけなければいけなくなるので意味がありません。
さらに室外機の底板に溜まった水が凍って膨張し、中の部品を損傷させて故障の原因になります。

エアコンをつけた時に室外機が凍って動かない場合は自動で霜降り運転になります。
これは室外機の熱交換器を暖めて中の霜を溶かす働きがあります。

室外機が凍ってエアコンが効かなくても無理にお湯で溶かさないで、室外機が自分で霜を溶かすのを待つことが大切です。

 

どうしてもエアコンの効きが悪い場合

どんな対策をしてもエアコンの効きが悪い場合は寒冷地用のエアコンに変更することも検討した方がいいでしょう。

寒冷地用のエアコンは普通のエアコンよりも強力な暖房能力と凍結防止のためのドレンパンヒーターが室外機についています。

マイナス25度まで気温が下がっても対応が可能です。
値段が張っても快適な環境を手に入れられることを考えれば購入も視野に入れてみるのもいいかと思います。

室外機の雪避け対策をご紹介させて頂きましたが、どうしてもエアコンが効かない場合は使用を辞めてストーブを使う方もいると思います。
エアコンを使わない場合、室外機に積もった雪はどうればいいのか?そんな疑問にお答えします。

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エアコンを使わないけど雪は取った方がいい?

真冬ではエアコンがあまり効かないため、代わりにストーブを使用する方もいると思います。
エアコンを使用していなくても気になるのが室外機に積もった雪をどうするかですよね。

少量であればいいのですが、室外機が埋まるほど雪が降る場合中に雪が入り込んで凍り付き、故障の原因になります。
使わない場合も室外機が雪で埋まっていれば除雪してあげましょう。

エアコンを使っていないのに大雪が降る度室外機のために除雪するのは面倒ですよね。

 

室外機の雪よけカバーは必要?

室外機の雪避けカバーは場合にもよりますが、積雪量の多い地方ではあったほうがいいでしょう

カバーをしていれば直接室外機に雪が積もらないのでカバーと室外機の間に空間が生まれ、熱交換の効率はよくなります。
エアコンを使わない場合でも室外機に雪が入り込むことを防ぐのでカバーをするといいでしょう。

因みに私も室外機に雪避け用のカバーを設置しています。

でダークブラウンのお洒落なものを買いました。

アルミ製なのでそんなに重くなく、一人でも簡単に設置可能でした。
室外機が外から見える位置に置いていたため、目につかないようにカバーをつけました。その結果、直接雪が積もらないのでエアコンが効きやすくなりました。

自分でカバーを設置するのが面倒であれば、メーカーによっては防雪フードを取り扱っているので問い合わせて設置してもらうのもいいでしょう。

 

エアコンの室外機 雪でカタカタ音がする場合は?

雪が降っているときに室外機から異音がすると心配になりますよね。

異音が鳴っても気にしなくていい場合があります。
それは霜降り運転をしているときです。

室外機に霜がついて凍っているとき、エアコンが付いても一時的に霜降り運転にかわります。
霜降り運転中は室外機の内部を暖めているので、中の冷媒の流れが変わって異音がすることがあります。
その場合特に問題はないのでしばらく様子を見て、ある程度時間が経っても異音が続く場合はメーカーに相談した方がいいでしょう。

霜降り運転以外でカタカタと音がする場合は故障が考えられます。
原因としては、雪などの異物が入り込んでいる、または部品の劣化などが考えられます。

異音が続く場合はエアコンの使用を停止してメーカーに問い合わせるのがいいでしょう。

 


 

 


実際に試してみた中で室外機の位置と高さを変えることが一番の対策になりましたので、動かせる場合はぜひ移動させてみてください。

私も以前は真冬になるとなかなかエアコンが効かないと悩んでいましたが、しっかりと対策することで変わります。
室外機に雪の対策をして、今年の冬は快適に過ごせるようにしましょう。

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