
やってくる鳩が糞をばらまいてベランダがひどいことに…。
私の家にも鳩が糞を落としたりして迷惑しています。
鳩って追い払っても一度その場所を気に入ると度々やってきますからね…。
最近は鳩から感染する病気があるなんて話もあります。
掃除しようと思っても、病気が移ったら…って考えるとこわいですよね。
鳩の糞の掃除にはコツがあります。
今回は安心して鳩の糞を掃除する方法をお伝えします。
しっかり準備してお家をきれいにしましょう!
目次
鳩の糞を掃除!掃除の仕方は?
鳩の糞の掃除には重要なコツがいくつかあります。
- はき掃除をしない
- 使う道具は使い捨て
- ふき掃除が基本!
それぞれ順番にお伝えしますね。
はき掃除をしない
鳩の糞を掃除する時に、大事なのは「はき掃除をしないこと」です。
鳩の糞には様々な病気をもたらす菌が入っています。
また糞の粉塵や羽毛はアレルギーや喘息を引き起こすこともあり、これも有害です。
はき掃除をすると粉塵や羽毛が舞い上がってしまい、病気の原因をまき散らしてしまうことになってしまうのです。
また掃除機も使わないほうがいいでしょう。
排気する時に粉塵を出してしまうおそれもあり、あまりおすすめできません。
使う道具は使い捨て
掃除の時に使う道具は使い捨てのものを使いましょう。
一度使ったものには鳩の糞や菌が付着しています。
うっかり室内に持ち帰ってしまうと、それらを持ち込んでしまうことになってしまいます。
糞に直接ふれた道具はなるべく捨ててしまった方がいいでしょう。
基本はふき掃除
鳩の糞を掃除する時はふき掃除がおすすめです。
「濡らしてからふき取る」のがコツです。
まず掃除する場所にぬるま湯をまき、糞をふやかします。
そして糞1つ1つにエタノールや塩素系の洗剤を直接かけ、雑巾やキッチンペーパーでこすり落としましょう。
掃除した後は改めて水を流してきれいにすればOKです。
ふき掃除なら先に濡らしてから糞を掃除するので、病気の原因となる糞の粉塵や羽毛が舞い上がることを防ぐことができます。
掃除だけではダメ!除菌を合わせてしよう!
掃除だけをして終わり…といかないのが鳩の糞です。
病気の原因となる菌は生命力が強く、2年以上生き残った例もあるそうです。
掃除を終えたあともしっかり除菌をしてあげましょう。
糞をふき取ったあとは拭いた場所をもう一度きれいにふき、一旦乾燥させましょう。
そして拭いた場所にエタノールをスプレーすれば除菌できます。
あまりに汚れがひどい時には次亜塩素酸ナトリウムが入った消毒液を使ってみてください。
エタノールでは取りきれない菌も除菌できます。
しかし、吹き付けた場所の材質によっては変色や腐食を起こす可能性があるので、気を付けてくださいね。
掃除するときに身に着けるものは?
鳩の糞を掃除する時は必ず身に着けた方がいいアイテムがあります。
それはマスク、ゴム手袋、雨ガッパ、ゴーグルです。
鳩の糞の粉塵や羽毛は軽くて空気中をただよっていることがあります。
服についてしまったことに気付かずに室内に戻ると菌を持ち帰ってしまいます。
ですので、服に菌が付かないようにカバーできるものを身に着けましょう。
身に着けたものは掃除が終わったら捨ててしまって大丈夫です。
掃除道具も身に着けるものも「一度使ったら必ず処分する」が鉄則です。
危険?鳩の糞で病気になる?
鳩の糞は様々な病気の原因になります。
主に羽毛や鳩の糞にいる菌が原因のアレルギー症状が多く、とりわけクリプトコックス症のように死に至る可能性がある大きな病気にかかる可能性があります。
こういった病気は健康な人だとあまり大きな症状にならないことが多いです。
ただのカゼのように咳がでたり、発熱するくらいですむ場合もあります。
しかし、お子さんや免疫力が弱っている人だと重症にまで発展してしまいます。
掃除の時は絶対にお子さんをつれてこないようにしましょう。
鳩の糞からくる病気その正体は?
今回の記事のポイントはこちら!
・鳩の糞は濡らしてふき取るのが基本。
・掃除したあとには除菌を必ずする。
・掃除道具も、身に着けるものも一度使ったら処分する。
・鳩の糞から感染する病気は危険。
・掃除の時にお子さんは絶対に連れてこないこと。
鳩の糞はそれ自体に病原菌がたくさんいるので、直接ふれるおそれがある掃除は細心の注意を払ってやりましょう。
私の家はあまり鳩がこないので糞の被害は少ないですが、家に鳩がたかってくる人は鳩の糞を見つけたら注意しながらも、徹底的にさわらないように掃除しましょう。
鳩の糞の掃除ではあまり特別な道具は使わないので、準備は簡単です。
しかしあまりに鳩が汚してくるようなら業者さんに頼むことをおすすめします。
巣を作られると鳩が完全にいついてしまうので、個人で対応するには限度があります。
鳩の糞だからと軽く見ず、確実に、注意深く掃除することを心がけましょう。