
子供のために楽しいイベントを考えている人、ザリガニ釣りがおススメ
私もそうでしたが、小さいころは水そうの中にいるザリガニに釘づけになったものです。
カッコいいフォルム、ちょっとしたもの珍しさ、何より簡単に手に入るお手軽さ。
加えてザリガニを釣るという形にすれば、イベント感も増しますね。
川釣りや海釣りと比べて手間もコストもかからないし、思い出作りにもなれば子供の自由研究にもうってつけです。
夏休みのイベントとしてはもってこいでしょう。
ただザリガニは身近だけどその生態はよくわからないですよね。
釣る時のエサはどうすればいいのか、どの時期がいいのか、どこにいるのか…。
何も知らないまま釣りにいって大ハズレ…だったら目も当てられません。
そこでザリガニ釣りの成功率を上げられる情報をまとめてみました。
ぜひ参考していただき、最高の夏休みの思い出を作ってください!
ザリガニが釣れる時期はココ
ザリガニが一番釣れる時期は夏から秋頃です。
冬は冬眠してしまうので全く出てきません。
一番活発になる繁殖期が夏の時期なのでちょうど夏休みと重なります。
釣りにいくなら午後あたりがおすすめです。
ザリガニは日がしずみはじめてからエサを探しに行く習性があるので、ちょっと日がかたむいたくらいがベストかもしれません。
しかしたくさん生息している場所では多少日が高くてもいるようなので、場所によって時間を調節してもいいでしょう。
気になるザリガニのエサは?
ザリガニが食べるもの…なかなか想像できませんよね。
簡単にお答えしましょう。
「なんでも」です。
ザリガニは雑食性で野菜から肉まで何でも食べます。
冷蔵庫にあるものを適当にエサとして持ってくるだけでも釣ることはできますよ。
ですが、とてもいいのは「生臭いエサ」です。
においにつられるのか、ザリガニの食いつきがよくなります。
おすすめはスルメ、よっちゃんイカ、煮干し、魚肉ソーセージです。
とりわけスルメは定番ですね。
かたいので多少水につけてもくずれにくいから何回も使えます。
ゲソの部分が特にいいですよ。
食いつきの良さを追求するならイカ刺しやレバーが使えます。
においのおかげかかなり食いつきが変わるそうです。
ザリガニにはちょっと贅沢ですが…。
確実にザリガニを釣り上げたい人にはうってつけのエサがあります。
それは「ザリガニ」です。
ザリガニは共食いの習性があり、エサが足りなくなると仲間でも平気で食べてしまいます。
釣ったザリガニのカラをむいてそのままエサとして使うのもありですが、しっぽだけを使っても効果があります。
エサの節約にもなりますので、抵抗感がなければやってみるとよいでしょう。
釣り方はこの方法で!
ザリガニの釣り方は大きく分けて二種類あります。
- 糸を使うやり方
- 罠を作るやり方
どちらのやり方を選んだからといって特別難易度は変わりません。
それぞれのやり方をくわしくお伝えしましょう。
糸を使うやり方
「釣り」感を楽しみたい方は糸を使ってみましょう。
タコ糸があれば充分にできますし、釣り竿がなくても素手で糸を持ってやれます。
竿を使いたい人は適当な棒があればそこに糸を巻きつけて垂らせばOKです。
丈夫さを求めるなら園芸用の支柱や竹竿を使いましょう。
針はいらないので、エサをそのまま糸で巻きつけてしまえば大丈夫です。
ついでにタモ網や虫取り網を持っていけば安心です。
コツは食いつきがあったらすぐに引き上げずに、ゆっくり持ち上げるか網の方に引っ張っていくことです。
ザリガニもエサをとられないように抵抗するので、ヒキがわかるはずです。
竿があればよりヒキがわかりやすくなります。
ザリガニはかしこい動物ではないので、エサがあればすぐに飛びかかります。
釣るのは結構簡単にできますが、なかなか釣れない時は網でかっさらってしまいましょう。
釣りの醍醐味は減りますが、成果がでない人には最終手段として使えます。
罠を作るやり方
一度で大量に捕まえたい人は罠を作りましょう。
大きめのペットボトルにエサを入れてザリガニのいる場所に置いておきます。
エサはスルメや魚肉ソーセージなど、「生臭いエサ」を使えばよいでしょう。
焼酎やウイスキーが入っている大型のペットボトルもよいですが、大漁だった時のペットボトルの中は結構グロテスクな光景になっているので覚悟してください(笑)
余談ですが、上級者の中には柳の枝に一枚だけ葉っぱだけを残してエサを使わずそのまま竿にする人もいるそうです。
葉っぱでもエサだと気付かずに食いつきます。
ザリガニマスターになりたい人は挑戦してみてくださいね。
爆釣?ザリガニの隠れポイントは?
準備はできた、でも肝心のザリガニはどこにいるの?
そんな方にはザリガニ探しのコツをお教えしましょう。
アメリカザリガニは生命力が強く、汚い環境でも生きていけます。
川、沼、池と生息できる所はたくさんありますが、おすすめは防火用のため池や農業用水のような流れがゆるやかで泥が多い場所です。
またザリガニは休むために土に穴を掘る習性があるのでコンクリートで舗装されていない場所を探してみましょう。
やたら穴がたくさんあいていればいる可能性が高くなります。
意外な穴場としては自然園や公園です。
外来種駆除の一環として自治体がザリガニ釣りを推奨している場所もあるようなので、確実に釣りたい人はネットで調べてみてください。
都心に住まれている方でも、意外とザリガニはあちこちにいます。
普通に東京23区内にもザリガニ釣りができるスポットはありますので探してみてください。
アメリカザリガニ以外にもザリガニはいます。
日本には他にウチダザリガニと二ホンザリガニがいますが、前者はあまり身近にいない、後者は天然記念物に指定されているためザリガニ釣りには向きません。
狙うならアメリカザリガニにしましょう。
※
ザリガニは意外と簡単に釣ることができますよ!ポイントは
- ザリガニ釣りをするなら夏が一番いい。
- エサは「生臭いもの」がおすすめ。
- 竿や糸があれば釣るのは簡単。
- 一度にたくさん捕まえるならペットボトルで罠を作ろう。
- ザリガニは流れがゆるやかで泥が多い場所に多い。
ザリガニはどこでも生息できます。
エサも身近なものですみますし、道具も特別用意する必要もありません。
夏休みのイベントとしてはお手軽に楽しくやれるのでうってつけではないでしょうか。
余談ですがザリガニはエサの種類によって体の色が変わる性質があります。
釣ったザリガニをしばらく飼育してみて楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
動物とふれ合う機会が減ったこの頃ですが、まだまだ動物と楽しめるチャンスはあります。
安全に気を付けて、最高の想い出を作ってください!