
寝苦しい夜が続きますね。
そんな日に限って奴がやってくる…。
耳元で「ブーン」
この擬音語では、表せないくらい嫌な音をたててやってくる。
「蚊」
何度も何度も耳元で横切られて完全に目が覚めて、電気をつけて、やっつけるまで寝れないという地獄の試練中の管理人Takaです。
やっつけたはいいけど、足の親指が刺されて腫れてかゆい
変なとこを刺されたからなおさらイライラ。
血も吸われたくないけど、かゆいのはもっと嫌。
蚊に刺されてなんであんなにかゆいのか?
その原因と成分から考える3つの対処をお伝えします。
かゆみの原因は?
蚊が血を吸うのは産卵前のメスが栄養を蓄えるために吸うのです。
動画を見つけたのでアップしますね。つまりこの蚊はメスですね。
蚊に刺されると痒くなるのは、蚊が血を吸うときに唾液を注入するから。
唾液には痛みを緩和し、血を固まりにくくする効果があります。
その唾液のせいで人間の体内でアレルギー反応を起こすことでかゆみが出ます。
成分から考える3つの対処
唾液の成分にはプトレシン、スペルミン、スペルミジン、ヒスタミンがありその中でも
蚊に刺されるとかゆくなる原因はヒスタミンです。
ヒスタミンとは、くしゃみ、花粉症、アレルギー性鼻炎などアレルギー症状を引き起こす物質です。
ヒスタミンは熱で分解されにくいため、熱いお湯をかけたりするのはよくありません。
どんな対処なのか見ていきましょう。
かかない
かゆいからと言ってかいてはいけません。注入された唾液が広がってしまうため余計にかゆくなってしまいます。
冷やす
刺された場所はアレルギー反応を起こしており、血管が充血しているため、冷やして炎症を抑えましょう。
抗ヒスタミン剤を塗る
原因がヒスタミンなので、抗ヒスタミン含有の薬剤を使用するとよいでしょう。
よくある薬ではムヒなどがあります。
一見当たり前のように感じますが、その基本が大事なんですね(^^
蚊にさされやすい人は?
おまけですが、蚊にさされやすい人っていますよね。
O型の人、太ってる人、臭い人などなど、迷信的な逸話も。
蚊の行動範囲は15m~30mと言われています。
蚊は人の呼吸ででる二酸化炭素、体温と湿度、汗から出るアセトンと呼ばれる化学物質に反応してターゲットを決めているのです。
なので、
- 運動後の人
- 太って代謝が高い人
- ビールを飲んだ人
- 赤ちゃん
比較的蚊にさされやすいといわれています。
なので、野外でアルコールを飲んだ人は要注意ですね。蚊の恰好の餌食になることに(--;
かゆみの原因、成分による対処法を3つ紹介しました。
蚊にさされてかゆいのは、鎮痛効果と血を固まらないようにする効果のある唾液によって引き起こされます。
その唾液が体内でアレルギー反応を起こすので、かゆくてもかかないようにし、冷やして、抗ヒスタミン剤を塗る対処を!
蚊は二酸化炭素、体温と湿度などに反応してターゲットを決めます。
刺されたときに対処をしていると比較的かゆくなくなりました。
また、日本の気候も温暖化により亜熱帯化しているので、デング熱やマラリアにかかる人もいるようです。
くれぐれも軽視せず、疑問に思ったら皮膚科に受診してみましょう。