
テレビ番組で、「年明けうどん」が新たなブームみたいなことを言っていたけど、いつ食べればいいの?
家族で食べてみたいけど、年明けうどんの具材は何を入れたらいいかわからないですよね。
近年ブームになりつつある、年越しそばならぬ、年明けうどん。
気になりますね~。
年明けうどんには何かご利益があったりするのでしょうか?
食べるようになった由来など、年明けうどんについて徹底解説します!
年明けうどんはいつ食べるのか?
年明けうどんは、1月1日~15日までに食べるとされています。
年越しそばは年が明ける前に食べるのに対して、年明けうどんはその名の通り年が明けてから食べます。
年明けうどんを食べる意味
うどんの麺が「太くて長い」ことから、「長生きできて健康でいられるように」という願いがこめられています。
そのような意味で、年明けうどんを一年の初めに食べることによって、「長寿」「健康」といったご利益があるとされています。
ちなみに、年越しそばには。麺の細さと切れやすさから「一年の厄を断ち切る」という意味がこめられています。
年末には年越しそばを食べ、お正月には年明けうどんを食べると、ダブルで縁起が良いですね。
あと、「年越しそばを食べ損ねた!」という方にも、年明けうどんというワンチャンスがあるというわけですね。
気持ちの良い一年を迎えるひとつの願掛けとして、是非食べてみてください。
さて、そもそも年明けうどんはいつ頃から食べられるようになったのでしょうか?
年明けうどんの歴史!食べるようになった由来は
香川県の「さぬきうどん振興協議会」が、2008年に計画し、翌年の2009年のお正月から年明けうどんを広める展開がされました。
新しい麺類行事を立ち上げることによる、製麺業界への経済的向上が目的のひとつとされています。
しかし、うどんはタンパク質やビタミンを摂取でき、健康食とされていますので、あながち「長寿」や「健康」といったワードは間違ってはいませんよね。
もちろん、過剰摂取は避け、バランスよくいただきましょう。
ところで、実はあの有名な日清のカップうどん「どん兵衛」シリーズから年明けうどん版が発売されたこともありました。
とろろこんぶ、梅干、かまぼこが入っているお正月限定商品だったようです。
また、有名うどんチェーン店「丸亀製麺」でもメニューに登場し、エビ天や梅干が入っていて、非常に豪華なイメージのうどんでした。
さらに、香川県などが主催して、年明けうどんの全国大会も開催されています。
このように年明けうどんは、徐々に定番化に向けて進んでいるようですね。
年明けうどん、なんだか食べたくなってきましたね!
でもお家で作るにはどうしたらいいんだろう?
それでは、その年明けうどんの具材の中身を詳しくみていきましょう。
年明けうどんの具材は
年明けうどんは、「紅白」の色をテーマとしています。
ですので、紅(赤)と白の組み合わせで作ります。
- エビの天ぷら
- 金時ニンジンの天ぷら
- 梅干
- 赤いカマボコ
これらの赤を基本とした具材と白いうどんの色合いで、「紅白」となります。
「紅白」は縁起の良い色の象徴ですので、年明けうどんにも採用されたのですね。
お家で作る場合は、お好みに合わせてこちらの具材を参考にしてみてくださいね。
年明けうどんの全国大会がある
なんと、年明けうどんの全国大会があるのです。
個人的にもすごく気になったので、調べてまとめてみました。
・開催時期は例年12月。
・場所:サンメッセ香川
・初回は2015年。
・内容:全国のご当地うどんの出店、ライブやトークショー、出汁の飲み比べ、うどん川柳コンテスト、パネルディスカッション、等。
うどん好きにはたまらないイベントですね!
「大会」と名がついているので、○×クイズや、うどん大喜利などもあるみたいです。
それぞれ開催する年によって変更があるかもしれませんので、「行ってみよう!」と思った方は、公式HPなどでチェックしてみてくださいね。
また、行く機会があったらレビューします!
年明けうどんは、1月1日~15日までに食べましょう。
「紅白」の色を基調としているので、エビの天ぷら、金時ニンジンの天ぷら、梅干、赤いカマボコなどを具材に使うと良いでしょう。
うどんの麺は「太くて長い」ことから、「長寿」「健康」といったご利益が期待されています。
香川県で年明けうどんの全国大会が開かれているので、うどん好きの方は是非足を運んでみてください。
なんだかお腹が空いてきましたね。