
毎日暑い!でも電気代は節約したいし、なるべくクーラーはつけたくない!
そんな葛藤、夏の間は日常茶飯事ですよね。
それなら、打ち水をしてみよう!
打ち水といえば、日本で昔から行われている避暑方法ですね。
これなら、暑い日を節約しながら乗り切れるはず!
でも、打ち水って、いつごろ、どんなところにするのがいいのでしょう?
その疑問、解決します!
この記事を読んで、涼しくエコに快適に、夏を過ごしましょう!
打ち水が効果的な時間は?
打ち水に一番効果がある時間帯はいつなのでしょうか?
それは、早朝か夕方です!
日が昇り切ってしまう前か、日没後で日が沈む前の時間帯ですね。
具体的には、夏なら早朝から午前8時頃と、18時~19時頃です。
やはり多少は水が蒸発しないといけないので、日が照る前や、沈み切る前がベストタイム。
ここで打ち水をしておけば、1日をいつもより快適に過ごすことができますよ!
でも、時間帯や場所を間違えてしまうと、逆効果になることも!!
それについては、後の項目から説明していきますね!
打ち水で涼しくなる仕組みは?
それでは、打ち水が効果的になる時間が分かったところで、その仕組みを解説しましょう。
打ち水は、撒いた水が蒸発するときの「気化熱」を利用しているのです。
汗が乾いてきたときに、肌寒く感じることってありますよね。
液体が蒸発するときに熱を奪うことで起こるのですが、実は、打ち水が涼しく感じる原理は、これと同じなのです。
しかし、蒸発する時間があまりにも早すぎると、あまり効果が得られないのです。
だから、打ち水はあまり日が照らない時間帯にすると効果がでます!
打ち水は逆効果?熱くなる
打ち水をしたのに、なんか暑い!
そんな時は、水を撒く場所や時間を間違ってしまっているのかもしれません。
打ち水にあまり効果がないのは、カンカン照りの日中や、日向で地面の温度が高い場所です。
温度の高いコンクリートの上なども、あまり効果がありません。
水がすぐに蒸発しきってしまい、湿度が上がって逆に暑い!なんてことも。
これでは、せっかく撒いた水がもったいないですよね。
打ち水に効果的な場所は、日陰になった場所や、花壇などの植物が植わっている土の上です。
水がゆっくり蒸発していく場所がベストなのです。
家でガーデニングなどをしているなら、水やりのついでに打ち水をしてしまってもいいですね!
ベランダへの打ち水効果がある?
それでは、ベランダへの打ち水の効果はどうなのでしょうか?
ベランダは日が当たりやすいですし、なんだかやっても意味がないような……。
でも、そんなことはありません!
もちろん、日中には打ち水をしてもあまり効果は期待できません。
打ち水が効果的な、日が昇り切る前や、日が落ちた後に撒きましょう。
特に、日没後は、それ以上地面の温度が上がることはありませんよね?
ここでしっかりベランダを冷やしておくと、暑い夜を快適にすることができますよ!
部屋の中をどの時間でもなるべく快適にできるように、そんなひと手間を加えられるといいですね。
それでは、打ち水をするときのポイントをもう一度復習しましょう。
- ベストな時間は、早朝と夕方
- 水を撒くときは、日向か植物の生えた土の上に!
- 日没後にはベランダにも打ち水して、ひと工夫!
これらに気を付ければ、今年はいつもよりも涼しい夏を過ごせそうですね!