
気に入って買った靴、実際に履き始めると、かかとがパカパカ脱げて一歩も歩けないこと、ありますよね。
せっかく買ったのに、とても残念です。
絶対に履けるようにしたい!!
靴を買い換えたりせずに、脱げずに履けるようにする方法について、まとめました。
歩くとパカパカ。すぐできる靴のかかとが脱げない対策
一番手軽にできる対処法は、滑り止めをつけることです。
靴屋さんや100均で、さまざまな滑り止めが販売されています。
シリコンやスポンジなど、素材は多種にわたります。
また、かかと部分につけるタイプ、つま先に入れるタイプ、中敷としてひくタイプがありますので、お持ちのパンプスと自分の足に合うものを探してみてくださいね!
可能であれば店頭で試しましょう。
ヒールが高く、足が前に詰まる場合はつま先に入れるタイプ、または中敷としてひくタイプがお勧めです。
横幅はぴったりなのにかかとがゆるいと感じる場合は、かかと部分につけるタイプがお勧めです。
二つ目の対策として、最近は「シューズバンド」と呼ばれる、靴用のバンドが売っています。靴をはいた上からシューズバンドを足の甲部分につけることにより、靴がフィットします。
さまざまなデザイン・価格帯のものがありますので、靴のデザインにあったものを複数用意すると便利です。
シューズバンドをつけると、同じ靴でも印象が変わって楽しいですよ。
買った靴のサイズが大きかった場合は?
まずは、靴に中敷を入れてみましょう。
中敷を入れる時は、靴底をめくってその下に入れると、目立たなくなります!
それでもまだゆるい場合は、かかと部分につけるタイプ、つま先に入れるタイプ、中敷としてひくタイプのすべり止めがありますので、併用してみましょう。
つま先とかかとにはやわらかいスポンジ、中敷にはシリコン素材がお勧めです。
最終的には、シューズバンドを併用しましょう。
パンプスの修理はできるの?
修理で靴を小さくすることはできませんが、かかとや中敷部分にパッドをつけることで、サイズを脱げにくくすることができます。
パッドを靴の中の素材と似ている布でくるんで、縫い付けるなど、自分で滑り止めをつけるよりも、目立たず取れにくい処理をしてくれます。
また、ストラップや、ストラップを通すループをかかとにつけてくれるお店もあります。
ストラップがあれば、脱げる心配はありませんね。
パカパカしない!買う前に注意することは?
以下の点に注意して靴を買えば、失敗せずにすみますよ。
靴屋さんに行くのは夕方にしましょう。
なぜなら、足は夕方が一番むくんで大きくなっています。
その時の足にあわせて、少しきついくらいで買えば、サイズ的には安心です。
素材が革の場合は、最初少し小さめのサイズを購入し、つま先など気になるところを伸ばしてもらいましょう。
無料で対応してくれるところがほとんどです。
また、履いているうちにどんどん伸びてきます。
それを考慮に入れて、小さめを買いましょう。
ヒールの高いものは、低いものより小さめのサイズを買いましょう。
高いヒールの靴は足が前に詰まって、かかとに隙間が開きやすくなります。
靴を両足とも履き、店内をできれば約2~5分ほど歩き回りましょう。
長すぎると感じるかも知れませんが、それくらい履かないと、実際に自分と合っているかどうか、脱げないかどうかは分かりません。
自分で思っている足のサイズは間違っていることは、よくあります。
お店の人に、横幅なども含めて測ってもらい、合う靴を教えてもらいましょう。
定期的に測ることをお勧めします。
ミリ単位では、人の足のサイズは時々により変わるものです。
パカパカするからといって、簡単に履くのをあきらめることは無いんですね。
- パカパカすると思ったら、まず市販の滑り止めを試そう。とても種類が豊富です。
- シューズバンドは手軽だしフィット感がすごい。
- 靴の修理に出せば、きれいに仕上げてくれる。
- 靴を買う前にしっかり対処すれば、パカパカを最小限に抑えられる。
デザインが可愛いし、まだぜんぜん履いていないのに、泣く泣く人にあげたりする悔しい思いは、もうこれでしなくてすみそうです。