
夏が近づくと重宝するアイテムのひとつ、蚊取り線香。
うっとおしい蚊を手っ取り早く退治するのに便利だからと、ついつい使ってしまいます。
でも、ふと思った疑問で、蚊を駆除するような威力のあるものから出る煙、ずっと吸っていても大丈夫なの…?
今回は、そんなみなさんの疑問にお答えしていきます。
これを読んで、安心して蚊取り線香を使いましょう!
蚊取り線香の煙は人体への害はないの?
ずっと使ってはいるものの、やはりふとした時に不安になる煙の害。
体に悪いものが使われていたらどうしよう……。
子どもに影響があったら……。
しかし、心配には及びません!
蚊取り線香には「ピレスロイド」という成分が使われているのです。
これは除虫菊と呼ばれる天然成分による物質なので、毒性がとても低いのです。
除虫菊が日本に普及されていったのは江戸時代。
その後は除虫菊を使うことはなくなり、化学的に合成されるようになりました。
また、この成分は、人体で分解することのできる成分だとされています。
それなら、安心して使えますよね!
煙が出ていないと効果がないの?
実は、蚊取り線香の煙自体には殺虫効果がありません!
蚊取り線香は、火の熱によって成分が空気中に飛んでいくことによって効果を発揮するのです。
つまり、加熱して成分を飛ばすことができれば、火や煙は必要ないんですね。
電気マット式の蚊取り線香は、この原理を利用しています。
蚊取り線香の置く位置はどこがベスト?
それでは、蚊取り線香の置き場所はどこが一番いいのでしょうか?
場所によって効果が変わるということはないので、ここが正解!というものはありません。
しかし、蚊取り線香をおススメの場所は網戸の外!
部屋の中に煙を充満させることなく、蚊を退治できます。
家の中だと煙が部屋の中に充満するので、気分のいいものではありませんよね。
煙が原因で、喉の不調などを引き起こしてしまうこともあります。
目の刺激になってしまう方にも、あまり使い勝手のいいものではありませんね。
そこで、置き場所を考える時には、換気がうまく行える場所というのが重要です。
侵入口からブロックしてしまえばいいんです!
しっかりと換気をしながら、家の中に入ってくる蚊も一緒にブロックしてしまいましょう!
煙が苦しい場合はどうする?
体の中への害がないのはわかったけど、煙はしんどい。
そう思う方もいるでしょう。
目や呼吸器が敏感な方には、やっぱりつらいですよね。
そんな方におススメなのが、液体のタイプや電気マットのタイプの蚊取り線香です!
最近では、夏場にスーパーなどで見かけることも多くなりましたよね。
これらのものは、蚊取り線香の成分を、火を使わず周囲に散らすようにできているため煙が出ません。
それなら、煙に敏感な方でも安心して使えますね!
網戸の外に置く必要もないので、臭いや煙で近所の方への迷惑を考える必要もありません。
なので、アパートやマンションに住んでいる方には、こちらのほうがいいでしょう。
でも、蚊取り線香は夏の風物詩…。
風流だから、どうしても大事にしたい!
という心をお持ちの方には、煙の少ないタイプの蚊取り線香があるようです。
こちらを試してみてもいいかもしれませんね。。
蚊取り線香の煙についてのポイントは、次の3つです!
- 蚊取り線香の成分に害はない
- 網戸の外に置くのがベスト!
- どうしても煙が苦しい場合には、煙の出ないタイプを使用
蚊取り線香が体への影響がない成分でできているというのはうれしいですね。
煙の無いものは効果が弱いのかと思っていましたが、効果に差はないようです。
今つかっている蚊取り線香に不満があるという方はぜひ、この夏、自分に合ったタイプの蚊取り線香を探してみてくださいね!