
つまらないことで校則を違反してしまい、反省文を書かなきゃいけない…。
そんな状況のあなた、ちゃんと反省文書けますか?
私も学生時代は何度か失敗をしましたが、ちゃんとけじめをつけないとこっぴどい目にあわされることもあります。
私の友達はみっちりしごかれたことが……
反省文となれば適当に書いたら何度も再提出をくらうだけでなく、さらに重いペナルティをかせられるかもしれません。
最悪、先生からも悪く見られて内申書に影響してしまうかも…。
原稿用紙を目の前にどうしたらいいか迷っているあなたのために反省文の書き方について、役立つ情報をまとめました。
将来大人になってから使えるものも入れてあるので、ぜひ参考にしてください!
目次
高校生の反省文を書くときの注意点はこの4つ
反省文を書くときに気を付けなければならないことがいくつかあります。
注意点はざっとまとめると以下の通り。
- あやまるだけではだめ。
- なるべくたくさん書く。
- 見た目をきれいに!
- 自分の言葉で書く。
これだけではピンとこないと思いますので、くわしくお伝えします!
あやまるだけではだめ
反省文だからとにかくあやまりたおせばいい…と思っているあなた。
絶対にやめてください、おこられます。
自分に迷惑をかけてきた人に「ごめんなさい!」を連発されても、イラッてしますよね?
それと同じで、先生をさらにおこらせるだけです。
反省文は「反省」を書く文です。
書くべきことは謝罪だけでなく「本当にもうやらない」という反省も必要です。
つまり読んだ人が「ああ、この人はもう二度とやらないな」と思ってくれるように書くことがポイントです。
実際に書くときは謝罪を最初と最後だけにして、あとは今回の校則違反に対しての自分の考えをひたすら書きましょう。
大事なのは自分の行いに対して正直になることです。
どうしてやってしまったのかを素直に話し、どうしてやったらダメなのかを理解し、どうしたら二度と起きなくなるのかを考え、もう二度とやらないという決意を書けば、それが反省になります。
難しく見えるかもしれませんが実際は簡単です。
どうしたら二度と起きなくなるのか。
その部分を自分の言葉で膨らましていきます。
もう二度とやらないはいくらでもいえます(笑)
もちろんケースバイケースですが、こういった方向で書けばそれなりの反省文になります。
なるべくたくさん書く
せっかく反省文を書くのなら、大変かもしれませんがなるべく長く、たくさん書きましょう。
「ちゃんと反省している!」という人の反省文があまりに短かったり、空白だらけだったら説得力がありませんよね。
私が会社でおこられて報告する時に使っていた手ですが、なるべく長く書くと内容が多少おかしくてもがんばって書いたのだと相手は思ってくれます。
反省文で今回の事態の原因や対策をいろいろ書いていけば自然と文字数がかせげます。
敬語をうまく使って長めに書いていくのもありです。
例えば「ごめんなさい」ではなく「誠に申し訳ございませんでした」の方が自然に文字数をかせげます。
一定以上の文字数を求めてきたり、原稿用紙何枚を書かせてくる場合には使えますよ。
ただ、短い文をひたすら改行するのはやめましょう。
たくさんの用紙に書けたとしても、手をぬいていることが一目でわかってしまいます。
見た目をきれいに!
書き上がった反省文、見た目はきれいですか?
折り目がついていたり、汚れがあったり、消しゴムのカスがついていたりしませんか?
一応先生は目上の相手なので見た目が悪い原稿用紙をわたすことは失礼にあたります。
そうでなくても、グシャグシャな紙を渡されたら印象が悪くなります。
書き上がった反省文はていねいに三つ折りし、封筒に入れて表に「反省文」と書いて出すなど、ちょっときれいに仕上げるだけでも印象はよくなります。
自分の言葉で書く
反省文は絶対に自分の言葉で書いてください。
とくにこの記事やほかのサイトを見てそのまんま写すことを考えているあなた!
先生は教育のプロで、日ごろ生徒の提出物を見ている立場です。
自分の言葉で書いていない丸写しはすぐバレます。
サイトに転がっている反省文のテンプレは文章を書き慣れている人が書いていることが多く、作文が苦手な人がそんなものを書いたら不自然でしかありません。
テンプレの流れを使いつつ、「自分ならこう書く」という風にところどころで自分の言葉をちゃんと使ってください。
下書きが重要な訳
反省文を書くときはまず別の紙に下書きを書きましょう。
横着してすぐ本番にいかないように!
普段文章を書かない人がぶっつけ本番できれいに文を書ける可能性はほぼありません。
ミスを何回も直しているうちに、本番用の原稿用紙をボロボロにしてしまう可能性もあります。
反省文の見た目が悪くなれば印象も悪くなります。
よく文章を書く私も絶対下書きから書きます。
どんなに面倒でも、下書きからちゃんと書いたほうが本番で書いたときのクオリティが変わってきます。
また下書きをあらかじめ書いておけばいくらでも直せますし、本番で書く時に原稿を見ながら書くので誤字脱字などのミスも防ぐことができます。
レポート用紙でもチラシの裏でもいいので、まずは下書きをちゃんと書きましょう!
本番の原稿用紙には
本番の原稿用紙で気を付けるポイントは書き方です。
原稿用紙のルールにしたがって書きましょう。
「改行する時は一マス空ける」
「句読点(。とか、)を一マス目に使わない」
くらいは守って書きましょう。
学校によっては原稿用紙ではなくレポート用紙などに書かせるパターンもありますが、そこでも原稿用紙のルールは通用します。
あとはひたすらきれいに書くこと!
誤字脱字は絶対に気を付けてください。
最悪1つ2つは見逃してくれるかもしれませんが、あまりに多いとアウトです。
無理に難しい漢字を書かなくてもいいので、間違えないようにしましょう。
かといってひらがなばかりの文も逆効果なので適度に漢字は使ってください。
ボールペン・鉛筆どちらを使う?
ボールペンか鉛筆を使うかは学校側の指定にもよりますが、おすすめはボールペンです。
大人の世界では、正式な文章や大切な書類にはボールペンを使うことが鉄則だからです。
ですので、あえてボールペンで書くと「おっ、わかってるな」と見られて印象が良くなる可能性があります。
使うボールペンはそこらへんの安物で全然かまいません。
ただミスしたからといって修正液や修正テープは使わないほういいです。
基本的にボールペンで書くような正式な文章でそういうものは使ったらダメだからです。
高校生であればゆるしてはくれるでしょうが、修正だらけの反省文はさすがに見た目が悪いですよね…。
面倒でしょうが、ミスをしたら書き直しましょう。
将来就活とかで経験することなので、ちょっと早い勉強だと思って(笑)
どうしても面倒なら、学校側がOKなら鉛筆を使いましょう。
ただし消したあとや消しカスはなるべく残さないようにしてください。
鉛筆は手でこすってしまった時など、紙に汚れが残りやすいので注意しましょう。
私のおすすめは鉛筆でうすく下書きした上で、ボールペンで書くというやり方です。
ミスの可能性も減りますし、ボールペンを使うことで「それっぽく」できます。
今回の記事をまとめるとこうなります。
- あやまるだけじゃだめ。
- 見た目をきれいに!
- 下書きをちゃんと書こう。
- 原稿用紙のルールは守る。
- ボールペンを使えば「それっぽく」なる。
大事なのは「それっぽさ」です。
長めに書く、見た目をきれいにする、ボールペンを使う。
たったそれだけでも反省文のクオリティは高くなります。
文章が苦手な人も、実際そんな反省していない人もちょっとした工夫をするだけでいいんです。
あと、大事なのはひたすら申し訳なく思うことです。
反省してなくても、学校側に不満があってもここはグッとこらえましょう。
つまらないことで問題をこじれさせる方がよくないです。
大人になっても反省文みたいなことは何かにつけて書かされます。
ここはちょっとした勉強だと思って、なんとかのりこえていきましょう。