超低カロリーで食物繊維が豊富なこんにゃくですが、あの独特の臭いが苦手な人も多いのではないのでしょうか?
ゆでたり煮たりしても、なかなか臭いやエグミがとれなくて、煮物やすき焼き、おでんなどにしても、こんにゃくだけが残っているのをみると本当にがっかりします。
せっかくなら、こんにゃくもおいしく食べてほしいですよね。
こんにゃくの臭いの原因と消し方をご紹介します。
こんにゃくの生臭さの原因は、こんにゃくの原料であるこんにゃく芋に含まれるトリメチルアミンです。
魚の生臭さも、このトリメチルアミンが原因ですから、こんにゃくの生臭さがいかに強いかわかりますよね。
さらにこんにゃくを固めるために使われる、水酸化カルシウムは強アルカリ剤であるため、こんにゃくもアルカリ性で生臭いようなアミン臭やアルカリ臭がするのです。
人が食品をおいしく感じるのは弱酸性のph4~6ですが、こんにゃくは食べ物の中でもアルカリ性がとても高くph11もしくは12となります。
苦手な人が多いのも仕方がないのかもしれません。
しかし、しっかりあく抜きをすれば、こんにゃくはとてもおいしく食べやすくなるのですよ。
それでは、臭いがしなくなる下ごしらえの方法を紹介します。
こんにゃくは熱に強く、ゆでただけでは臭いが取れません。
下ごしらえにはゆでるだけでなく、ひと手間加えるだけでとても食べやすくなりますよ!
湯通ししてアク取りすることはよくあると思いますが、臭いやエグミが完全に消えず困っていた方は、ぜひ塩もみを試してみてください。
このひと手間を加えるだけで、食感がよくなり味もしみやすくなって、さらに臭い、エグミも取れますよ。
毎日忙しくて、下ごしらえにできるだけ時間をかけたくない奥様も、これなら時短で簡単においしいこんにゃく料理ができますよ。
あく抜きをしないと、こんにゃくは臭みエグミが残って、食べたときにおいしく感じません。
下ごしらえにちょっとひと手間加えるだけで、臭いとエグミが取れるだけではなく、余計な水分が抜けて食感もぷりっとしておいしくなります。
こんにゃくはぜひ、塩もみしてから湯通し、もしくはレンジで簡単にあく抜きをして、おいしくいただいてくださいね。