南京虫に刺された事はありますか?
日本では南京虫がだいぶ減っているので、刺されたという話自体少なくなっています。
刺されると、とてつもなくかゆくなります!
刺された時が大変です。
南京虫が原因だと分からず、うっかりかきむしって症状を悪化させてしまったという人も少なくありません。
東南アジアの安宿と言えば南京虫ですが、私はバスでやられました。
しかも、服の上から……。
蚊やダニより厄介です。
そんな南京虫に刺されたときの症状をお伝えしていきます。
南京虫に刺された時の症状は一般的な虫さされとあまり変わりません。
皮膚が赤く腫れ、アレルギー反応が起きてかゆくなります。
ただ南京虫のやっかいな点が2つあります。
それぞれくわしくお伝えしましょう。
海外の安宿、特にドミトリーでは南京虫の温床になってる場合も…。
南京虫の動画を見つけたので載せておきますね!
南京虫は一か所だけを刺すのではなく、何度も何度も刺してくるので刺される回数がハンパなく多いです。
おまけにダニのように人間の体のやわらかい部分だけを刺すのではなく、露出しているところならどこでも大丈夫なのでまんべんなく刺されてしまいます。
腕や足の一部だけですむ人もいれば、首から背中まで広範囲に刺される人もいます。
ただ気を付けてください。
南京虫が刺した傷口が1つしかないというパターンもあります。
ですので、普通の虫さされと見分けるのはちょっと難しいです。
南京虫に刺された時のかゆみは他の虫さされよりずっと長く続きます。
だいたいは1~2週間ですが、長い人だと3週間続くこともあるようです。
私の場合は2週間ほどでした。
今でも刺された跡が少ーし残ってます。
また刺された傷口もなかなか消えません。
完治に1か月ないし、2か月かかることがあり、最悪治らないケースもあるようです。
刺された時の対処方法としては、まずかきむしらない!
普通の虫さされと同じように傷口が残りやすくなる上に、もっとひどいことになります。
治療する時は市販されている虫さされ用のステロイド系の軟膏がおすすめです。
南京虫に刺されると長期間症状が続くので、一人だけで治すのは結構しんどいです。
私はバックパッカーで8ヶ月ほど旅に出てたので、薬を塗らずにひたすら我慢でした。
結局かゆすぎて我慢できず良く掻いてしまってましたけど…。
日本にいる場合は、専門家のアドバイスや治療を受けた上で対処しましょう。
南京虫のさらにやっかいなポイントとして、刺された症状が変化する場合がある点です。
肌によって個人差はありますが、さされた場所が水ぶくれを起こす場合があり、人によって赤い発疹が出てくることも。
敏感肌の人だと熱が出たり、じんましんが発生することもあります。
いずれにせよ、まずかきむしらないことです。
一方で南京虫を媒介にした感染症は今のところ発見されていないようです。
蚊やダニと違って病気をまき散らすことは無いそうですよ。
南京虫に刺される前に対処したい時はひたすら退治するのが一番です。
ダニと同じように徹底的な掃除や天日干しで効果はありますし、市販の殺虫剤でも退治することは可能です。
しかし、南京虫の中にはスーパー南京虫がいます。
このタイプは殺虫剤に対する耐性を持っているので、殺虫剤が効きにくい場合があります。
また、南京虫は吸血する対象がいればどこにでも生息できるほどタフです。
服やタオルにくっついて家まで南京虫を持って帰ってしまう例もあります。
旅行先で南京虫に出くわした時には荷物も確かめてみましょう。
南京虫は蚊やダニほど出会わないので、その症状は知らない人が多いでしょう。
日本ではあまりメジャーではないので、海外に行った時には注意してくださいね!
出会ってもロクなことがない上に持って帰ってしまうリスクを持つのが南京虫です。
やっかいな出会いがないように、変なおみやげを持って帰らないように備えましょう。