「急な高熱、喉の痛み。それに目やにも気になる……。」
「これって、インフルエンザ?それともアデノウイルス?」
最近テレビ見たり、幼稚園のママさんの間で話題になるアデノウイルス。
だけど、これってどんな病気なんでしょう?
名前は有名だけど、検査や治療法などが、まだあまり知られていない病気です。
小さなお子さんを持つ親にとっては心配ですね。
正しい予防法や、感染したときの対処法を知っていれば、怖がる必要はありません。
詳しい検査や、対処法をこの記事で紹介します。
目次
検査をする場合は症状が出始めてから、約24時間空けてから行うのが良いとされています。
アデノウイルスの特徴として、>感染から発症までに潜伏期間があるということです。
感染しても症状を発症するまでの潜伏期間が、他のウイルスに比べてやや長い傾向にあるのも、アデノウイルスの特徴。
それによって、診断を確定するまでに時間がかかるケースがあります。
アデノウイルスの潜伏期間は、一般的に5日~7日程度と言われています。
名前だけ聞くと怖い病気のように思えますよね。
でもこんな呼び方を聞いた覚えはありませんか?
『プール熱』
『流行り目』
『夏カゼ』
こう言うと、「なーんだアレか!」と思い当たるかもしれませんね。
アデノウイルスは、その原因となるウイルスのことです。
病院で診てもらったけど、特に検査されずアデノウイルスと言われた。
そういった声がよく聞かれるのも、このウイルスの特徴です。
「病院の先生は検査もしないで診断したけど、本当にアデノウイルスなの?」
「なぜ、検査してくれないの?」
その理由は、『アデノウイルスの検査は保険適用外』なんです。
保険適用外だから、自分から検査を申し出ないと、基本的にはしない病院が多く、もし検査を希望するなら費用は、平均して3,000円前後の料金がかかります。
かかりつけの病院に予約する際、検査内容や料金も、先に確認しましょう!
アデノウイルスの治療法は普通の風邪と同じです。
特別な治療をしなくても、対処療法で緩和させ、自然治癒を待つだけです。
そのため、わざわざ高い検査費用を払ってまで、確定させる必要性はありませんよね。
もし違うウイルスによる風邪症状でも、治療内容が変わることはほとんどないそうです。
など
このような場合、消去法で「アデノだろう」となる事が多いそうです。
素人にはわからないかもしれませんが、長年のお医者さんには解るようですね。
など
同じ時期にインフルエンザやノロウィルスも流行っていると、正しい診断を受けるのが難
しい病気でもあります。
どうしても心配であれば、自分から検査を申し出てみましょう。
アデノウイルスには以下の症状があります。
など
子供の場合は免疫機能が未熟なため、大人よりも高熱になる傾向があります。
また発熱の期間も長引くことはよくあります。
基本的には『マスク』『手洗い』『うがい』が肝心。
風邪やインフルエンザの予防と変わりません。
アデノウイルス自体は、一年中どこにでもありふれたウイルスです。
これをすれば完璧といわれる予防法はありません。
強いて言えば、日ごろの規則正しい生活と、栄養バランスの取れた食生活。
普段から病気に対する抵抗力・免疫力を高めておくことです。
乳酸菌を取ることで、アデノウイルスによる胃腸症状に強くなるとも言われています。
家族に患者がいる場合。
特に子供から大人への二次感染が多くなります。
二次感染の主な感染経路としては、
乳幼児の場合は、オムツ換えに注意しましょう。
オムツや、便で汚れた下着を触る際は、使い捨て手袋をし、毎回手を薬用石鹸で洗いましょう。
洗濯する時は、他の家族とは別にして、漂白剤で殺菌してから洗います。
症状が治まっても、体内のウイルスが死滅していない場合があります。
症状が治まった後も、約2週間~時には1ヶ月近く、便によってウイルスの排出を続けます。
糞便などからの二次感染に注意してくださいね。
最近メディアでいろいろと騒がれているアデノウイルスですが、昔からありふれた病気です。
むやみやたらに怖がらず、適切な予防や対処を心がけましょう。
症状が重い場合は自己判断せずに病院に行きましょう!
そしてなにより普段から健康的な生活を心がけて、免疫力を高めておくことが、一番の予防といえますね。
じゅうぶんな栄養を取ってゆっくり休みましょう。