カカオマスの糖質成分はどれくらい?カカオと違うの

最近スーパーやコンビニでカカオ70%、90%といった甘くないチョコレートを見かけませんか

カカオのパーセンテージはカカオマスというチョコレートの原料がどの程度含まれているかを表しています。

糖質制限ダイエットが流行っていることもあり、糖質を抑えながらお菓子も食べられる、ということで人気ですよね。

ではなぜカカオマスが多く含まれていると糖質制限になるのかご存知でしょうか?

実はカカオマスには糖質が含まれていないのです。

カカオマスについて正しく理解することができれば、ダイエット中にチョコレートを制限する必要がなくなるかもしれません。

最近話題のカカオマスについて気になっている、糖質制限をしたいけどチョコレートも食べたい、という方は是非参考にしてください。

スポンサーリンク
                                                       

カカオマスの糖質量が知りたい!

カカオマス自体の糖質量は0です。

カカオマスは原材料であるカカオ豆を発酵・乾燥させ、粉砕することでできます。

これにはカカオバターというものが約55%含まれており、その名の通り「」なので、糖質制限にはなりますが、カロリー制限にはなりません。

しかしカカオマスには糖質0の他にも、摂取すると嬉しい効能が3つあります。

 

抗酸化作用

カカオに含まれるポリフェノールには抗酸化作用があります。

これによって体内の細胞の酸化を防いでくれる効果があり、老化防止やアンチエイジングが期待できます。

 

脂肪燃焼

ポリフェノールは脂肪燃焼も助けてくれます。

脂質の多いカカオマスですが、カカオに含まれる脂質はコレステロールの減少を助けるオレイン酸が多く含まれているので、ダイエットにも効果があるでしょう。

 

幸せな気分になる?

なんとカカオには、セロトニンと呼ばれるストレスを抑える成分が入っています。
チョコレートを食べた時に、なんとなく幸せな気分になったことはありませんか?

実は気のせいではなく、実際に幸せな気分になる成分がカカオに含まれているからなんです。

 

カカオマス糖質ダイエットに適した食材?

カカオマスの糖質は0ですが、ダイエットに向いているかどうかは別の問題です。
糖質は0でも脂質はかなり高く、油の塊と言っても過言ではありません。

なので、食事制限やカロリー制限をして「すぐに痩せたい!」という人は控えましょう。

最近は糖質制限が流行っていることもあり、カカオ70%や90%のチョコレートが人気です。
これらは通常の商品よりも砂糖や乳脂肪分が少なく作られています。

カカオそのものには甘さがあまりないので、カカオの割合が多ければ多いほど味は苦いです。
カカオ90%ともなると、もはやチョコレートというよりは健康食品や漢方に近い味に感じられます。

カカオにはポリフェノールや食物繊維が豊富に含まれており、非常に栄養価が高いです。

ポリフェノールに含まれる抗酸化作用で老化防止やアンチエイジングの効果が見込まれます。
糖質制限をしながらも栄養も摂れるのでカカオの割合が高いチョコレートはおすすめです。

スポンサーリンク

カカオの種類って何が違うの?

カカオには様々な種類がありますが、それらの違いは加工法です。
カカオの種類を知っていれば、ダイエットをしたいときや栄養価の高いものを食べたいときにそれぞれ何を摂取するのがおすすめなのか分かります。

 

カカオマス

カカオ豆を発酵・乾燥させ、細かく砕いて固めたものをカカオマスと言い、ココアやチョコレートの原料として使われます。
糖質は0ですが、カカオバター(ココアバターとも言う)と呼ばれる脂肪分を約55%含んでいるので実は脂質が高いのです。

 

カカオニブ

カカオニブはカカオ豆を発酵・乾燥・焙煎した後に、外の皮などを取り除いてチップ状にしたものです。

砂糖などの添加物は入っていませんが、チョコレートのような甘さや苦みを感じられるのでダイエット中のお菓子として楽しむ人もいます。
また、カカオニブはカカオの栄養を多く含んでいるスーパーフードとしても有名です。

 

カカオ

カカオはカカオの木になる実で、直径20センチ程のアーモンド形をしています。

その中にカカオの種である、カカオ豆がギッシリと詰まっており、このカカオ豆が加工されてカカオマスやカカオニブとなるのです。

 

ココア

ココアは、カカオマスからカカオバターを取り除き、パウダー状にすることで出来ます。
ココア自体は甘さよりも苦みが強く、トリュフや生チョコの周りにかかっていることが多いですね。

実は普段飲んでいるココアも、砂糖や乳製品を混ぜることで甘くなっているだけで、ココアそのものは甘くないのです。

 


 

 


カカオマスについて知らなかったことはどれくらいありましたか?
私も、普段手に取るようなチョコレートやココアはとても甘いので、原材料のカカオマスも糖質が高いのだと思っていました。

同じように考えていた方も多いのではないでしょうか。
実際には、カカオは栄養価が高く、食べ方によっては健康食品として摂取することもできると知って驚いています。

糖質制限は食べたいものが食べられず、ストレスの溜まりやすいダイエット法です。
リバウンドしてしまう人も多いですよね。

ダイエット中でも、少し甘いものを食べられるだけで随分モチベーションも変わってきます。
砂糖などの添加物のないカカオ食品や、カカオ70%、90%のチョコレートで糖質制限ダイエットを成功させましょう。