Categories: 生活

ヘルメットの臭いの取り方4つの対策を紹介

バイクのヘルメットって使い続けていると臭いが気になってきますよね。
寒いとフルフェイスのヘルメットなしでは寒すぎます!!

バイクに乗る事自体は大好きでも、ヘルメットからする独特の悪臭を我慢しながら乗っていると、せっかくの楽しいツーリングが耐久レースになってしまいます。

ヘルメット内部の悪臭は、どのように対策すれば消すことができるのでしょうか?
また、悪臭になる前にできる対策にはなにがあるのでしょう?

今回は日常でも簡単にできるヘルメットの臭いの取り方と、予防策についてお話していきます。


                                                        

くさいヘルメットの臭い消しの仕方は4つ

ヘルメットの臭いが気になる場合、取れる手段は4つ。

・内装を洗う
・消臭スプレーをかける
・内装を買い換える
・クリーニングに出す

それぞれ見ていきましょう。

 

内装を洗う

ヘルメットの臭いが気になる場合は基本的にヘルメットを丸洗いするのが一番です。
内装が外れる場合は内装を全て外して
・ヘルメット専用シャンプー
・中性洗剤

でもみ洗いをして、水でよく流してください。
時間がなかったり面倒な場合はネットに入れて洗濯機で洗っても構いません。
年数のたったヘルメットだと、ナイロンの部分がモロモロになったり、型崩れの原因にもなりますので、基本は手洗いでもみ洗いするほうがおすすめです。

内装を外したあとの内側は、
・洗剤を染み込ませたタオルで拭う
・洗剤を混ぜた水の中にまるごとつけ置く

などして洗うようにしてください。

洗ったヘルメットは風通しの良い場所で陰干しして乾かすようにしましょう。

天日干しのほうが除菌の面から良いように思われがちですが、ヘルメットは熱に弱いものなので、天日干しをすると変形してしまう場合があります。

 

消臭スプレーをかける

洗うのが面倒、時間がないという場合は消臭スプレーを使用してもしばらくしのげます。
ヘルメット専用の消臭スプレーを持っている場合それを使用するのが一番ですが、ヘルメット専用でないものを使用しても問題ないです。
ただし、消臭スプレーは必ず、

・布用
・無香料タイプ

であるものを選んで使用してください。

消臭スプレーを使った後は洗った場合と同じく風通しの良い場所で陰干しして乾かしてから使用するようにしてください。

 

内装を買い換える

洗う時間もないし消臭スプレーを使うのも面倒!という方。
内装が外れるタイプのヘルメットの場合はメーカーが必ず取り替え用のパッドなどを販売しています。
すっかり汚れてしまった内装は捨ててしまって、新しく買い替えるのも手段のひとつです。

 

クリーニングに出す

なんと、クリーニング店でヘルメットのクリーニングを請け負ってくれる場合があります!
こちらは店舗にもよりますが、可能な店舗だとプロが安全にしっかりと洗ってくれます。
クリーニング店に頼むと防臭加工などもしてくれる場合があるので、洗った後の臭い対策までばっちりです。

すべて誰かに任せてしまいたい、という場合はお近くのクリーニング店に相談してみてください。

ヘルメットの臭いの原因は?部位別に解説

ヘルメットの臭いの原因は汗や皮脂などから繁殖した雑菌です。

どうしてもヘルメットを着用すると息や汗などで水分を含みます。
そんなヘルメットをそのまま乾かさずに放置してしまうとどうしても雑菌が繁殖して悪臭の原因になってしまいます。

 

衝撃吸収ライナー・天井(頭頂部位)

ヘルメットの内側、頭部全体を覆う部分です。
頭と密着しますので、頭皮の皮脂や汗、整髪料の臭いなどが移りやすいです。
また、広い部位になりますので、悪臭の原因にもなりやすいです。

 

ホホパッド

フルフェイスのヘルメットでは頬の部分を保護したり、ヘルメットを固定する部位です。
頬の皮脂や汗が染み込みますので、雑菌の原因になります。

 

ネック/あご紐

意外と臭いの原因になりやすい部位です。

半ヘルと呼ばれるものはあご紐で固定する仕様になっていますが、このあご紐が布で出来ており、汗を吸い込むので放置していると臭いの原因になってきます。
あご紐は熱湯に浸すと原因となる雑菌が死滅しますので、お湯を沸かして紐を浸すだけで臭い対策になります。

ただ、ヘルメット自体は熱に弱い製品です。あご紐以外の部品に熱湯をかけることは変形の原因になりますので、絶対に避けてくださいね。

 

ヘルメットの臭いを抑える方法はどうすればいいの

ヘルメットの臭いを抑えるには、使用後十分に乾燥させることがとても重要です。
皮脂や汗がついていても、水分が無ければ雑菌は繁殖できません。

逆に、使用時間が僅かでも、雨のあと乾かさずに続けて使っていたらひどい臭いを発する原因になってしまいます。

毎日ヘルメットを丸洗いするというのは現実的ではありませんよね。

ですので、洗った後リセットされたヘルメットの臭いをなるべく抑えるためには以下の方法があります。
それぞれ見ていきましょう!

 

ヘルメット用のインナー帽を着用する

ヘルメット用のインナー帽が販売されています。
こちらはメッシュになっていたり早く乾く工夫がされており、もっとも面積の広い頭髪部分の汗を吸収することでヘルメットに汗や皮脂がついてしまうのを防ぎます。
インナー帽子だけでしたら洗うのもあまり手間になりませんし、すぐに乾くのでかなりヘルメットの使用がかなり快適になります。

ヘルメットを2つ使いまわす

ヘルメットを2つ使いまわすことで、ひとつのヘルメットが完全に乾くまでに長く使い続けることを防ぎます。

片方を使っている間、片方を風通しの良い場所においておけば完全に乾いて雑菌が繁殖することを避けることができます。
この方法だと、コストがかなりかかってしまうので、毎日通勤で使う場合がおススメです。

 

ヘルメットの内装が取れないタイプの臭いの取り方


古い型のヘルメットや、半ヘルと呼ばれるフルフェイスではないタイプのヘルメットは内装が取れないタイプが多いです。

内装が取れない場合丸洗いする、というわけにはいきません。

その場合は専用のクリーナーや中性洗剤をタオルに染み込ませて、汚れや汗を押し出すようなイメージで拭いていきます。
濡れたまま放置すると雑菌が繁殖する原因になってしまうので、陰干しで乾燥させることを忘れないでくださいね。

それでも臭いが取れない場合は、消臭スプレーを使います。

 


 

 


ヘルメットはかたくてあまり丸洗いのイメージがない場合が多いかもしれませんが、実は内装は取り外して丸洗いできるし、専用のクリーナーなども販売されているので手入れの方法は実は結構簡単です。
洋服の臭いが気になる時には洋服を洗濯するように、ヘルメットも洗濯してあげるイメージで手入れしてあげてください。

少し気をつけるだけで臭いの対策は家でばっちり出来ます。

快適なヘルメットを手に入れて、快適なツーリングを楽しみましょう!

taka1985

Recent Posts

空腹は痩せてる証拠?空腹状態が続くと太るの?痩せるの?

仕事中夕方になるとお腹が「グー…

3年 ago

オートミールはそのまま食べていいの?消化と栄養について

オートミールは健康食品としてよ…

3年 ago

ナスには栄養がない?効果的な食べ方は

夏の食べ物の定番のナス! 栄養…

3年 ago