車の運転中にめまいが…ふわふわするのはなぜ?

車の運転中にふわふわしためまいを感じたことはありますか?

ただでさえめまいは気持ちが悪いのに、運転中に感じるととても怖いですよね。
視界がぼやけて事故を起こすかもしれない。

もしもスピードを出していたら・・・そう考えると恐ろしく、運転が怖くなってしまいます。
でも、運転中のめまいには原因があるので、しっかりと対処をすれば大丈夫です。

早速見ていきましょう。

スポンサーリンク

車の運転中にめまいがするその原因4つ

運転中にめまいがする原因は主に4つです。
可能性が高い順に見ていきましょう。

自律神経の異常

運転中に自律神経の働きが異常になってしまうことが原因のめまいです。

例えば、仕事などの発表前に緊張しすぎると頭がクラクラすることがありますね。
そのめまいは自律神経のせいなのです。

「自律神経」というのは私たちの体を自動的に整えている神経です。
交感神経と副交感神経から成り立っています。

交感神経は活動しているときに、副交感神経は休んでいるときに働きます。
車の運転中というのは緊張するし神経を使うので、交感神経が働きます。

しかし、緊張しすぎてしまうと、交感神経が異常に興奮してしまうのです。
結果、「めまい」という症状になって現れるのです。

貧血によるめまい

貧血のめまいは日常生活の中でどのタイミングでも起こり得るのですが、運転中に起こることもあります。
私も運転中に一度なったことがあります。

ハンドルと握っていると視野がだんだん狭くなってきて、頭がふわふわしてきたので、急いで車を停めました。

すると今度は目の前が真っ暗になり、頭が割れるように痛く、座っていることもできなくなり横になりました。
横になり水分を摂ると10分ほどで治ってきたのですが、本当に恐ろしい体験でした。

私の場合は夏場で水分を十分に摂らなかったことが原因で、頭に血が回らなくなって感じでした。
水分補給を意識して生活をしてからは、一回も症状は起きていません。

耳の病気によるめまい

ふわふわするめまいは「浮動性めまい」といいますが、中耳炎が原因のこともあります。

めまいと耳の病気は密接に関係しているので、一度検査を受けてみるといいですね。

脳の病気によるめまい

まれに、脳腫瘍や脳卒中によりめまいを起こすことがあります。
めまいの他に次のような症状が出たら、同乗者はすぐに救急車を呼んでください。

・激しい頭痛
・手足のしびれ
・意識障害

治った後もしばらくは車の運転を控えてくださいね。

共通して大切なのは、運転中スピードを出さないことです。

めまいを起こすことが減れば、気持ちもどんどん楽になっていきます。

スポンサーリンク

高速のトンネルで起こる場合も

高速のトンネルでめまいを起こしやすい方は多いです。
トンネル めまい
高速はスピードを出しているので緊張感が一般道よりも高いですし、トンネルは閉塞感があります。

交感神経の異常興奮が起きやすいのです。
高速に乗るたびにめまいが起きる、という状態なら、「パニック障害」という別の病気かもしれません。

パニック障害とは、特に明確な原因があるわけではないのに、何かのきっかけで突然不安感や動悸などに襲われる病気です。
パニック障害の症状の一つにめまいもあります。

電車の中でパニック発作を起こす人は多いですが、高速のトンネルもパニックが起こりやすい条件です。
原因が何にせよ、一度症状に襲われると「次なってしまったらどうしよう」と不安になってしまいますね。

高速のトンネルという逃げ場がなく危険な条件だとなおさらです。
高速道路の運転を可能ならば控えましょう。

もしもどうしても運転しなければならない場合は、ゆっくりと左側の車線を走るようにしてください。

病院へ行く場合は何科を受ければいいの?

運転中のめまいは、きちんと治療を受ければ軽減することが多いです。
では何科に行けばいいのか見てみましょう。

脳神経外科に行く

めまいの原因が脳の病気だったら命に関わります。
まずは大きな病院の脳神経外科に行って、精密検査をしてもらいましょう。

耳鼻科に行く

めまいの原因が耳の病気ということもあり得ます。
耳の検査を一通りしてもらいましょう。

精神科・心療内科に行く

脳にも耳にも異常がないことがわかったら、精神科・心療内科に行きましょう。
精神安定剤には色々な種類があります。

自分に合う薬が見つかれば、症状が良くなる可能性が大きいです。

このように、まず脳神経外科に行きめまいが命に関わるものではないと確認することが大切です。



・運転中のめまいの原因は4つ
・自律神経の異常や貧血
・脳や耳の病気
・高速のトンネルではパニック発作に注意
・めまいの治療は脳神経外科、耳鼻科、精神科

運転中にめまいに襲われるのはとても怖い経験だと思います。
可能ならば運転は控え、厳しいようならゆっくり走るようにしましょう。

症状を克服し、以前と同じように走れる日はきっとくるので、焦らずに治していってくださいね。

スポンサーリンク