病院の紹介状のもらい方!医者に書いてもらうには?

いま通院中だけど大きな病院に転院したい時、「紹介状をもらってきて下さい」と言われることがあります。

紹介状のもらい方は知っていますか?

例えば今あなたはこんなことで悩んでいませんか?

・かかりつけの先生とどうしても相性が悪いので診察に行こうとすると気が重くなってしまう。
・検査や治療を続けているけど、先生はこの病気に対して詳しくない気がして不安。
・わかりやすく説明して欲しいのに専門的な言葉で話すので理解できなくて困っている。

いざ「病院を変えたい!」と思っても初めての経験だとどうしたら良いかわかりませんよね。

医者だって人間だし、面と向かって伝えたら傷つけてしまいそうで心配です。

気持ちよく紹介状をもらい、無事に転院できる方法はあるのでしょうか?

ぜひ参考にしてみて下さい。

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紹介状をもらうには

紹介状をもらう手順は以下の通りです。

まずはストレートに頼んでみる

主治医へ「紹介状をお願いします」と言ってみましょう。

切り出すタイミングは受診中で大丈夫です。

街の開業医はこのようなことを言われ慣れていると聞きます。

こんなことを言ってしまうとあたかも「あなたの応対が悪い」と医者を責めているように思われそうで、なかなか言い出しづらい場合もあるかもしれません。

しかし言ってしまえば意外とすんなり受け入れてもらえることが多いです。

早ければその受診中に書いてもらえるケースもあるそうです。

理由を添える

紹介状が欲しい時にはできるかぎりその理由も伝えてみてください。

本気で病気を治したいと考え、より良い治療法を求めたいと思うのは自然なことです。

医師も毎日いろいろな患者さんと関わっているので、ほとんどの方はそういった状況には慣れてるようです。

しかし先生と相性が悪い場合や、治療方針に不安がある場合ははっきり言いづらいこともありますよね。

そんな時は「大きい病院にかかりたいので」とか「もう少し詳しい検査をしてもらいたいので」と伝えてみましょう。

希望の転院先がある場合はちゃんと言う

紹介状には指定の病院や医師の宛先を書いてもらうこともできます。

行きたい病院が決まっている時はそれも伝えてみてください。

その結果、主治医が信頼している他の病院をすすめられることもあるかもしれません。

でも自分の意思を伝えておけば希望通りの病院へ転院できる可能性は高まります。

遠慮する必要はありませんのでここはしっかり相談しておきましょう。

これで紹介状のもらい方はわかりました。

でも余計なもめごとを避けるためにマナーは守りましょう。

次はお願いするときの注意点をまとめてみました。

紹介状をもらうときの注意点!

紹介状をもらうためには注意することがあります。

医師の機嫌を損ねないためにも以下の2点に気をつけましょう。

時間に余裕を持つ

急ぎの場合は通院中の病院へ、事前に電話で問い合わせをしてみましょう。

医師が紹介状を書く場合、転院先の病院に連絡を取るのが一般的なようです。

また、紹介状には患者さんの基本情報・検査や治療の内容・処方したお薬の情報などのデータを含めて作成します。

それらの関係上、病院によっては作成に時間がかかる場合があります。

急に言われてもすぐには用意できないところもあるので、余裕を持ってお願いするようにしましょう。

<h3紹介状をもらう前にちゃんと受診しておく< h3=””>

また、まともな検査や診察を受けていないのに紹介状をもらうためだけの目的でいきなり病院に来てしまう患者さんもいるようです。

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紹介状の料金はいくらぐらい?

病院 受付
通常ですと、自己負担で2,500円だそうです。

特に問題がなければ保険がきくので3割負担の750円でもらえるようですね。

これは小さな病院から大きな病院に移る場合に決まっている金額です。

しかし下記の条件などで費用が上がるそうですので、詳しい金額はかかりつけの病院に確認しましょう。

・ご年配の方の場合
・病気の内容
・診断書に記載しなければならないデータ量

これらを加えると、だいたい相場は1,500~2,000円程になるのが一般的。

また、最後の受診から時間が経っていると保険が適用できないケースもあるそうなので注意してください。

そのまま大学病院へいったらどうなるの?

紹介状を持って大きな病院に行く場合に比べ、持って行かない場合には時間とお金がかかります。

紹介状は持っていくとスムーズに診察を受ける事ができ、特別料金がかかりません。

持っていかないと一般の患者さんと同じように長時間待つことになり、さらに、特別料金が発生します。

特別料金は法律によって定められています。

小さな病院から大きな病院へ転院する場合の金額は以下の通りです。

紹介状なしの受診で初診の場合には5,000円以上の病院が決めた金額を取られます。

私も検診で引っかかり大学病院を受診したとき、紹介状がなくてその当時、5000円徴収されてしまいました…。

歯医者さんの場合は3,000円以上です。

実際のところいくらにするのか決めるのは病院なので、8,000円を超えるところもあるそうです。

また紹介状がない場合は、病状を1から調べ直さねばならなくなります。

前の病院で行った検査をもう一度受けなければならなくなる為、その費用も重複してしまいます。

こうして見てみると、持って行くと行かないとではだいぶ差がありますね

紹介状は必ず用意するようにしましょう。


では今回の内容を振り返ってみましょう!

・紹介状をもらうためには、理由と希望先を添えて主治医へ「欲しい」と伝える。
・作成に時間がかかる場合があるので、余裕を持ってお願いする。
・ちゃんと検査や診察を受けた上で、紹介状をお願いする。
・紹介状の費用は1,500~2,000円程になる可能性がある。
・大きな病院に転院する場合は必ず紹介状を持っていく。

わたしが以前、初診で大きな病院に行った時には診察を受けるまでに約3時間待ったことがあります。

またその時に軽い検査を受けたんですが、検査結果が出るまでにさらに時間がかかりました。

あらかじめ検査を受けたデータが書かれた紹介状があれば、自分も医者も手間や時間がかかりませんよね。

近頃は医師が不足しているのに患者が増えていると言われています。

また軽症の方が大きな病院に集中する傾向があることも重なり、重症の患者さんや高度に専門的な医療を必要としている方への治療が遅れてしまうこともあるそうです。

誰もが気持ちよく過ごして早く病気を治せるように、できる準備はしっかりして行きましょう。

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