自分でエンジンオイルを変えようと思うけど、廃油をどう処理すればいいかわからない…。
始めてする場合は迷いますよね。
エンジンオイルだから適当に捨ててはいけません。
処理をまちがえると大変なことになってしまいます。
適切に処理しなければ環境を汚すだけでなく、色んな人に迷惑をかけてしまうので、正しいやり方を知っておきましょう。
一度方法を知っておけば次から安心ですよね!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
エンジンオイル専用のオイル処理ボックスというものがあります。
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AP オイル処理ボックス 4.5L用【工具 DIY】【アストロプロダクツ】 |
これは段ボール箱の中にオイル吸着剤が入っているものであり、中にエンジンオイルをしみこませてそのまま燃えるゴミに出せるものです。
ホームセンターやカー用品で発売されており、1つ数百円くらいで買えます。
使い勝手がよく、リーズナブルなのでおすすめです。
しかし、エンジンオイルを捨てる上でまず確認しなければならないことがあります。
自治体によってはエンジンオイルの廃油を産業廃棄物扱いにしているため、回収してくれない場合があります。
ですので、エンジンオイルを交換する時はまず自治体のゴミ事情を調べましょう。
燃えるゴミとして捨てられるなら、新聞紙やいらない布などにエンジンオイルをしみこませて、そのまま処理しても大丈夫です。
もし産業廃棄物扱いにしているなら個人で捨てることはできないので、ガソリンスタンドや廃油業者に引き取ってもらいましょう。
エンジンオイルを個人で処理することが難しい場合は、業者に引き取ってもらいましょう。
引き取ってくれるのは主にガソリンスタンドやカー用品店です。
最近は廃油となったエンジンオイルをリサイクルしているので、ガソリンスタンドやカー用品店で引き取ってくれるところが多いですよ。
無料で引き取ってくれるお店も多いですが、中には有料で引き取るお店もありますので、事前に確認しておくとスムーズに進みます。
ただ、セルフのガソリンスタンドなどは廃油を貯蔵するタンクを備えていない場合は持ち込んでも引き取ってくれないので気を付けてくださいね。
また、廃油専門の回収業者もいるのでそちらに協力してもらう手もあります。
おまけに回収業者さんは逆に買い取ってくれるので、お金が手に入ります(笑)
これはレアケースですが、自動車整備工場が引き取ってくれる場合もあります。
工場の人と仲良くならないと難しいようですが、工場によっては無料で引き取ってくれる所もあるそうなので、探してみるのもいいかもしれませんね。
引き取ってもらう時はどれだけお金がかかるかは気になるところですよね。
あんまり高いと処理するのも大変です。
個人で出るエンジンオイルの量は4Lくらいだといわれていますが、ガソリンスタンドやカー用品店なら4Lまでなら無料で引き取ってくれる場合があります。
それ以上となると4Lにつき50円くらいの処理料を取られることも…。
あくまで相場なので、お店によって違うことがあります。
事前に確認して下さいね。
また廃油の回収業者の場合は買い取ってくれるので、逆にお金がもらえます!(笑)
廃油の量によりますが、数百円くらいで買い取ってくれるそうですよ。
自分でオイル交換する時に必要なものはいくつかあります。
上抜きするか下抜きするかで道具が変わるので、確認してみてください。
上抜きする時に必要なものはオイルチェンジャー、オイルジョッキです。
オイルチェンジャーは灯油ポンプのようなもので、エンジンオイルを手動で簡単に吸い上げることができます。
オイルジョッキは水差しみたいなもので、エンジンオイルを入れる時に役立ちます。
缶のまま直接入れようとするとこぼしてしまうおそれがあるので、これがあればスムーズにエンジンオイルを補充することができます。
オイルフィルターも自分で交換したい本格派の人は下抜きをするかと思いますが、この時に必要なものはカースロープとレジャーマットです。
カースロープは車を持ち上げるための土台のようなものです。
これに車を乗せればスムーズに車を盛り上げられます。
そしてレジャーマットを下にしいておけば、地面を汚さないので安心して使えますね。
今回の記事のポイントはこちらです。
廃油の処理は意外とお金がかからないので、手軽にやることができます。
燃えるゴミと同じように処理できますし、業者によっては買い取ってくれます。
車をそこまで使わない人はオイル交換も含めて全部お店に任せてしまうのがいいでしょう。
車の知識がないままたくさんエンジンオイルをため込むと扱いに困りますからね。
自分の車事情に合わせて適切なやり方を選んでみてくださいね。