今年の春一番はいつ頃なの?

春一番っていつ頃吹くの?

外を見てみるとまだ寒さが続いていたり、時期的にみてもまだ春というには早かったり…

そもそも春一番が吹くと何か変わるのでしょうか?

春一番が吹いたら本当に春が来るのか、強風で何か気を付けないといけないのか…

意外と知らない春一番についていつ頃吹くのかを調査してみました!

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春一番が吹くのはいつ頃 関西と関東ではどちらが早い?


「春一番が吹きました」とニュースで聞くことはあっても、いつ吹くのかと聞かれると「あれ、いつだっけ?」となりませんか?
実際のところ、春一番はいつ頃吹くものなのでしょうか。
東京と大阪の過去の統計を見てみるとこのような結果になりました。

 

東京の春一番

2007年:2月14日
2008年:2月23日
2009年:2月13日
2010年:2月25日
2011年:2月25日
2012年:観測なし
2013年:3月1日
2014年:3月18日
2015年:観測なし
2016年:2月14日

 

大阪の春一番

2007年:2月14日
2008年:観測なし
2009年:2月13日
2010年:3月15日
2011年:観測なし
2012年:観測なし
2013年:3月18日
2014年:観測なし
2015年:観測なし
2016年:観測なし

 

なんと大阪では過去10年のうち6年も観測なしという結果に!
東京では2月中旬から下旬にかけてが最も多く、大阪では2月中旬から3月中旬に吹く傾向が強いようです。
こうしてみてみると東京と大阪は同じ日もしくは大阪が少し遅めの観測になっているようですね。

過去の統計から見れば、今年の春一番も早ければ2月中旬に吹く可能性があります!

それにしても、なぜ「観測なし」の年があるのでしょうか?
そこには春一番の定義が大きく関わっていました。

 

春一番の定義は?

春一番として観測する風には一定の条件があります。
この条件をクリアしない限り、どんなに風が吹こうとも「春一番」とはならないのです。
その条件とは、

1.立春から春分までに発生する風
2.日本海側に低気圧が発生している
3.風向きは南よりで暖かい風
4.毎秒8メートル以上で吹く


この条件を満たして初めて春一番と言われます。

 


立春から春分までということなので、2017年で言えば2月4日から3月20日の間でこの条件を満たす風が吹けば春一番となるわけです。

強い南風が吹いたとしても、この期間に吹かなければ春一番にはならないのですね。

「春一番」で春の訪れを感じる、とよく言われますが、具体的に春一番が吹いた後はどのような気候になるのでしょうか?

 

春一番が吹いた後の気候はどうなるの?


春一番が吹くと、一気に穏やかな春の陽気になる、というわけではありません!

「春一番」とかわいらしい名称をしていますが、いわば暴風警報の別称のようなもの。

春一番の予測が出たら激しい雷雨や竜巻などの突風に十分注意しましょう。

突風で外の物置が飛ばされたり、トタン屋根が剥がれてけがをしたりというニュースもよく目にします。
過去には突風で電車が横転するという事故も…

春一番なんて柔らかい言葉に惑わされず、外出時は十分な注意が必要です。

さらに、春一番で一時的に暖かくなっても、ほとんどの場合その後寒の戻りがあります。
日本海側の低気圧が東に抜け、西高東低の冬型の気圧配置になることで冬の寒さへ逆戻りしてしまいます。

春の気候を「三寒四温」と言いますが、春一番が吹くと寒暖の差も激しくなるため、体調管理にも十分な注意が必要です。

積雪のある地域は一時的に暖かくなるため、融雪や雪崩にも要注意!

暖かくなったから春スキーを楽しもう!
なんて思っている方は巻き込まれないように現地の方にガイドをお願いするなど十分な備えをしておきましょう。

ところで、なぜ春先に春一番のような突風が吹くのでしょうか?

春一番が吹くのはなぜ?

春一番はなぜ吹くのでしょうか?
それは日本海側で発達した温帯低気圧に向かって、太平洋側の高気圧から暖かい風が強く吹き込むようになるからです。

冬の間は大陸に大きな高気圧ができ、北太平洋側に低気圧ができる「西高東低」の冬型気圧配置で安定しています。

この気圧配置が春が近づくにつれて崩れはじめ、大陸側から東に向かって高気圧と低気圧が交互に日本列島を通過していきます。

その時、春先の低気圧が日本海上空で温帯低気圧として発達し進む温帯的圧に向かって太平洋側の高気圧から暖かい風が南側から吹き込むことで春一番が発生します。

気圧配置の変化が春一番という突風を起こしているのですね。

 

春一番の名前の由来は?

「春一番」という呼び名はどこから来たのか、これは諸説あります。
よく言われているものは船乗りが使っていた言葉という説。

安政6年3月17日長崎県五島沖に出た漁師が春の強風で遭難してしまったことから、春先に初めて吹く強風を「春一」や「春一番」と呼ぶようになったと言われています。

この話から、長崎の郷ノ浦町にある岬には「春一番の塔」が建てられています。

ほかにも、石川県能登地方や三重県島地方以西で昔から用いられていた、とも言われています。

風に大きく左右される海で使われていた言葉のようですね。

 


 

春一番というかわいい名前でも

・秒速8メートルの突風
・観測後に寒の戻りがある
・名前の由来は漁師の遭難から

と、意外と恐ろしい一面も持っているとは驚きです…
とはいえ春の訪れを一番に知らせてくれる風。
十分注意して春の訪れに備えましょう!

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