シルバーリングって錆びるの?あの黒ずみって何?

シルバーリングって錆びるものなんでしょうか?

お店で一目惚れして買ったシルバーリング。

購入した時、店員さんから銀は錆びないと聞きました。

でもシルバーアクセサリーって使っているうちに黒ずんできますよね。

これって黒錆びじゃないの?

そこで今回はシルバーアクセサリーの黒ずみの原因についてお伝えします。

黒ずんでしまった場合のお手入れ方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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シルバーリングは錆びる?

シルバーリングはほとんど錆びません

ちなみにここでいう錆びとは酸化のことです。

シルバーリングの主な材料は銀ですよね。

特殊な条件がそろうと、銀だって錆びることがあります。

しかし普通にアクセサリーとして使う程度では、銀は錆びません

純銀製でないシルバーリングの場合は錆びることがあります。

これについては最後に詳しく説明しますね。

錆びではありませんが、シルバーリングは黒ずんでしまうことがありますよね。

これは硫化が原因です。

銀は空気中に含まれている物質と反応して硫化します。

硫化で黒くなった銀は「いぶし銀」と言われ、デザインによっては味のある風合いとして愛されています。

酸化は金属の芯のほうまで錆びてしまうのに対し、硫化は表面に黒ずみのもとになる膜がはるだけです。

この膜は錆びと比べて簡単に落とすことができます。

次に黒ずみを取る方法をご紹介しますね。

シルバーリングの黒ずみを取る方法

金属磨き専用クロスで磨くと黒ずみが取れます。

100均などでも手に入りやすいので手軽ですよ。

わたしはいつもクロスで手入れをしています。

ちょっとこまかい細工の部分にクロスが入りにくいとも思いますが、シンプルなデザインのものに使うなら十分なレベルです。

他にも浸けておくだけで黒ずみが取れるクリーニング液や、チューブタイプの専用研磨剤が販売されています。

これらはクロスに比べて値段が高くなりますし、身近な店で手に入りにくいです。

黒ずみがひどい場合に試してみると良いですね。

家にあるものだけでどうにかしたい場合は、消しゴムや感熱紙でできたレシートのツルツルした面でこすってみてください。

鍋底にアルミホイルを敷いてその上にシルバーアクセサリーと塩を入れ、お水を入れて沸騰させるという方法もありますよ。

ジュエリーショップに置いてある超音波洗浄機に入れるとピカピカになりますよ!
使ったことない人は、ちょっと試してみてください。

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シルバーお風呂に入れても大丈夫?


お湯を沸かしただけのお風呂なら入れても大丈夫です。

ただし温泉や入浴剤を入れたお風呂に入ると黒ずむことがあります。

銀は硫黄と反応して硫化します。

だから硫黄が含まれているお湯につけると黒ずむんですね。

温泉に入らなくても、黒ずんでしまう場合があります。

温泉地に行くと湯気がモクモクしていますよね。

これは硫化を起こしやすい物質が空気中にたくさん漂っている状態です。

温泉に行くときはシルバーアクセサリーを持っていかないほうが無難ですよ。

シルバー925,950あの表記って何?違いは

この数字は銀の純度を表しています。

シルバー925=92.5%が純銀
シルバー950=95%が純銀

でできているということです。

銀はとてもやわらかい金属です。

シルバーアクセサリーには銀の他に少しだけ他の金属を混ぜるのが一般的です。

理由はアクセサリーに必要な強度を保つためです。

シルバー925はスターリングシルバーと呼ばれ、シルバーアクセサリーによく使われています。

銀は酸化しづらいですが、銀以外の金属は酸化します。

それが原因でちょっと光沢がなくなることがあります。

シルバー自体は錆びにくいですが、シルバーアクセサリーが錆びると言われるのはこのためなんですね。


シルバーアクセサリーは正しく管理すれば長く品質を保つことができます。

お手入れの仕方をもう一度おさらいしておきましょう。

・銀は錆びにくいが、硫化することで黒ずむ
・黒ずみはクロスなどで簡単に落とすことができる
・シルバーはただのお湯なら黒ずまないが、温泉や入浴剤入りのお風呂だと黒ずみやすくなる
・シルバー925、950は純銀の割合を表している

シルバーアクセサリーはおしゃれなデザインのものが多いですよね。

持っている人は多いと思います。

しばらく使っていないものを久々に取り出してみたら、黒ずんでいたなんてこともありますよね。

でも元通りにしやすいのでぜひ磨いて使ってあげましょう。

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