小学生の息子が学校から裁縫セットの案内をもらってきたけど金額が高いと感じている人は多いですよね。
今は100均の裁縫コーナーが充実しているので安く揃えられないものでしょうか?
でも安いものだとモノが悪くないか心配になりますよね。
そこで今回は家庭科の授業に必要な裁縫セットについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
小学校の裁縫セット!揃えないといけないの?
お子さんが小学校高学年になったら裁縫セットが必要です。
最低限必要なものだけでも良いので揃えてあげて下さい。
家庭科の授業が始まる前に学校から教材の案内が配られます。
裁縫に必要な道具が最初からセットになっているものの購入申し込みリストです。
授業に必要なものがひととおり揃っているので学校が推奨する裁縫セットを買うのが無難と言えます。
お子さんも学校で案内をもらった時、お友達とどのデザインが良いか話し合っているはず。
みんなと同じものを欲しがる可能性も高いので、教材の購入を視野に入れておきましょう。
必ずしも学校から教材を買わなければいけないわけではありません。
必要な道具が揃っていれば購入方法は基本的に自由です。
私が小学生の時は、デザインが良いクッキーの缶に裁縫セットを入れて使っていましたw
しかし担任の先生や学校の意向によっても変わるようですので、わからない時は相談してみましょう。
ひと昔前まで、裁縫セットの入れ物はプラスチック製の裁縫箱だけでした。
男の子だったっらキャラクターもの、女の子だったらピンク花柄のものが主流でしたね。
最近では、持ち手付きのバッグタイプが登場し、種類も豊富になってきました。
人気のキャラクターが描かれているものが多いのでお子さんも目移りしてしまいそうですね。
わたしが小学校の頃は3種類くらいの中からしか選べなかった記憶ですが、今どきの裁縫セットはおしゃれですし10種類以上もある中から選べるのでうらやましい限りです。
裁縫セットの中身は何があるの?
家庭科の授業で使う道具は、裁縫で必要な最低限のものだけで大丈夫です。
最低限必要なものと、状況に応じてあった方が便利なものについてご紹介します。
最低限必要なもの
揃える必要があるものは以下の10点だと考えられます。
- 裁ちばさみ
- 糸切りばさみ
- 縫い針(長さ違いで数本)
- マチ針(名前が書きやすいもの数本)
- 針山
- 糸(白・黒・赤など数色)
- リッパー
- チャコペン
- メジャー
- ものさし(30cm以上あると良い)
学校側から「これを用意してください」という内容のプリントが配られた場合は、そのリストを参考にして下さいね。
特に指示がない場合は上記のものを揃えておけば授業に支障がないと思います。
あった方が良いもの
安全のためや、授業の内容などによっては以下の5点も用意した方が良いと思います。
- 折れ針入れケース
- 指ぬき
- 糸通し
- ゴム通し
- 練習用の布
特に折れ針入れケースはケガをしない為にも最初から用意しておいた方が良いですね。
わたしは指ぬきをはめると縫いづらかったので全く使わなかった記憶がありますが、厚めの布を縫う場合などにあった方が良いかもしれません。
糸通しは小学生なら必要なさそうですが、あると便利です。
きんちゃくタイプの教材を作る場合はゴム通しが必要になりますね。
練習用の布は自宅で裁縫しない場合は自分で用意しなくても良いと思います。
布類は授業の内容によって必要なものが変わってきますので、学校の教材を購入しましょう。
100均でほとんど揃う裁縫セット
100均には家庭科の授業で使いやすい裁縫道具がたくさんあります。
ここでは裁縫セットの中身と入れ物についてポイントを押さえてご紹介します。
裁縫セットの中身
最低限必要なものは全て揃います。
縫い針は何本かセットになっていますし、あらかじめケースに入っているものもあります。
マチ針も数本セットになっていて、名前が書きやすいタイプのものもあります。
糸もあらかじめ何色かセットになって売られています。
ものさしは長いものだとそのまま入れ物に入らないかもしれません。
しかし100均には折りたたみが出来る30cmものもあるので、これなら収納に便利ですね。
裁ちばさみもいろいろ種類がありますが、長く使うなら注意が必要です。
100均のものは切れ味が悪くなるのが早いので、裁ちばさみだけは手芸屋などで購入した方が良いでしょう。
状況に応じて検討してみましょう。
入れ物
裁縫セットを収納する入れ物もたくさんあります。
プラスチックケースならフタがついていてロックできるものを選びましょう。
かわいいポーチなどもたくさんあります。
細かいものをしまいやすいように仕切りのあるものを選ぶと良いです。
仕切りがない・足りない場合は100均にあるもので仕切りを追加するととても使いやすくなります。
デザインが物足りない場合はオリジナルでデコレーションしてみましょう。
プラスチックには転写シールを貼ったり、デコパージュでアレンジしても素敵になります。
ポーチには持ち手をつけてバックにしたり、モチーフを追加するとオリジナル感が増します。
市販のものよりも手づくりのものの方がお子さんに喜んでもらえるかもしれませんね。
結局どっちがお得なの?
金額だけで比べる場合、学校の教材と100均なら100均の方が断然安くすむと思います。
学校教材の裁縫セットは3,000~4,000円くらいしますが、100均で必要なものだけ揃えるなら2,000円以下で済みますよね。
もともと家にあるものなどが活用できるならもっと金額を抑えることもできます。
ただしコスパを考えるとちょっと違ってくるかもしれません。
学校教材で買った裁縫セットは中学校でも使いますし、友達でも大人になって家で使ってる人が多いです。
私は糸切りハサミや裁ちばさみは手芸用品のものを使っていて後は100均のものを使ってます。
裁縫セットをどうやって揃えるかはお子さんとよく相談してみましょう。
では今回のまとめです。
・学校推薦の教材セットを購入するのが無難だが、自分で揃えることもできる
・100均はほぼ全ての裁縫道具を揃えられる
・学校教材より100均で全て揃えたほうが安い
・長持ちさせたいなら学校推奨セットの購入も視野に入れておく
家庭科の裁縫はとても楽しかった思い出があります。
先日授業で作ったと思われるリュックをみんなで背おって下校する学生を見かけた時は、とても懐かしくなりました。
技術を身につけることも大切ですが、なにより楽しい思い出に残るように使いやすい道具を揃えてあげてくださいね。