落とし蓋はアルミホイルで!作り方を1から確認!

「家に落し蓋がない!アルミホイルで代用できない?」

本やクックパッドを見ながら料理中、急に出てきた『落し蓋』の必要性。

普段めったに使うことがないから、家にないって人も多いのでは?

料理を中断して買いに行くわけにもいかないし……。

そんな時に目に留まったアルミホイル

これならいい感じに使えそうです。

「それにしても、どんな風に作れば良いの?」

  • 落し蓋の作り方。
  • アルミホイルを使うメリット。
  • アルミの成分が料理に溶けだしたりしない?
  • アルミホイルの裏表って使い分けたほうが良いの?

そんな疑問に主婦の経験と目線からお答えします!

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アルミホイルの落とし蓋の作り方!


1.使う鍋の大きさに合わせて、アルミホイルをカット。
2.四角い形のアルミホイルを、鍋のふちに合わせて丸く折り曲げる。
3.真ん中に菜箸などで直径1~2センチほどの穴をあける。

たったこれだけ!

簡単でしょう?

アルミの落とし蓋のメリットは?

アルミの落とし蓋のメリットはたくさんあります!
・軽いので、蓋の重さで煮崩れしにくい。
・使い捨てて衛生的。
・安くて経済的。
・鍋のサイズに合わせて自由に作れる。
・具材から出るアクが自然にフタにくっついて、アク取りの必要がない。

デメリットは・・・

・アルミホイルを使用した場合、軽いので浮いてしまう事がある。
落し蓋が浮いて隙間ができると、落し蓋としての効果がなくなってしまう場合も。

・鍋の素材や、調味料の種類によってはアルミホイルが溶ける。

アルミ製以外の金属鍋や、醤油や酢などに注意

穴をあけるポイントはココ!

空けるポイント アルミの落とし蓋
中心に直径1~2センチほどの穴をひとつだけ開けること。

全体的に穴をぽつぽつ開けてしまうと、蒸気などで浮いてしまいますよ。

なるべく中心に、大きな穴をひとつにすることです。

もしくは、菜箸程度の大きさの穴を、中心に近いところに数個程度。

外側のふちはなるべく鍋の大きさと合うように折り曲げ調整しましょう。

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疑問!アルミホイルは溶けるのか?

使う食材によっては、長時間使用すると溶けてしまう場合があります。

通常の過熱調理で、人体に有害になるほどのアルミが溶けることはありません。

  • 醤油や酢、トマトソースやレモンに注意!
  • アルミ以外の金属製鍋では使わないほうが良い。

アルミは酸やアルカリ性に弱い性質があります。

酸性を多く含む調味料をつかった料理で、溶けることがありますよ。

野菜のアクもアルカリ性を含むので、同様です。

アルミホイルは、アルミ以外の金属製品と使ってはいけません。

アルミ製の鍋か非金属のガラス鍋のみで使用してくださいね。

鉄鍋や銅鍋などで使用すると、アルミの腐食を早め溶けだしてしまいます。

溶けたアルミホイルは穴が開き、銀色の成分が具材や汁についたりします。

付着した部分を取り除くようにしてくださいね。

溶けだしが不安な場合は、クッキングペーパーでも代用できます。

意外な事実アルミホイルの裏表?

実はアルミホイルに裏表はないんです!

ツルツルした光沢面と、曇った艶消し面があります。

一般的にはツルツルのほうが表みたいな印象ですね。

フライパンや鍋で使う場合、熱伝導率は同じです。

基本的にどっちを上にして使っても大差ありません。

ただ、オーブンやオーブントースターの場合は別です。

光沢面を内側にすると反射率が高く熱を逃さず閉じ込めます。

それによって早く火が通るというメリットがあります。

艶消し面のほうがどちらかというと、料理にくっつきやすくなりますよ!

このことから、料理に触れる面は、ツルツルの面を使ったほうがよいでしょう。

落し蓋を作る際にも、汁や具材に触れる面はツルツル面、上の部分を艶消し面で、作ってみましょう。


欲しい時にさっと使えて便利なアルミホイルの落し蓋。
ポイントをおさらいしましょう。

  • 材料費が安く、使い捨てで洗う手間なし。
  • 誰でも簡単に、欲しい時にすぐ作れる。
  • 穴あけは、中心に。
  • 汁や具材に触れる部分は、ツルツルの面を使う。
  • アルミの溶けだしには注意!

落し蓋を使うことで、煮物の味や出来栄えも変わりますよ。

これをきっかけに和食なんかも得意になれると良いですね!

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