プール熱ともよばれるアデノウイルス。
子供がかかるものだと思っていませんか?
実は大人もかかるんですよ!
体がしんどくて仕事に身が入らず、会社の人に迷惑をかけてしまうかも…。
もしアデノウイルスが子供にうつったら下痢や嘔吐して大変なことに!
まずは自分の症状がアデノウイルスにかかっているのかチェックしてみましょう!
アデノウイルス大人の症状
アデノウイルスに大人が感染すると、子供ほど重症化はしませんが。次のような症状があげられます。
- 高熱(38℃以上)
- 喉の痛み
- 腹痛
- 下痢・嘔吐
一般的な風邪の症状と似ていますよね。
アデノウイルスは風邪の症状と大きな違いが少ないことから、ただの風邪と思われがち。
ただ、アデノウイルスは消化器官に症状が現れるので、下痢や嘔吐等が起こります。
まれにアデノウイルスによって結膜炎や肺炎が引き起こされることがありますが、多くは風邪と同様に回復していきます。
安静にして消化に良い栄養のあるものを食べましょう。
アデノウイルスの症状が出るまでの潜伏期間
アデノウイルスに感染するとだいたい5日~7日の潜伏期間があります。
そして感染経路は主に以下の経路で感染します。
- 感染者に直接触る
- 感染者の咳・くしゃみで散ったウイルスを吸い込む
- 感染者の便や便から出たウイルスに触れる
アデノウイルスは感染力の高いウイルスです。
感染者を接触したり、近くでくしゃみをしたり、感染者が使用した便器にウイルスが残っていると感染する確率は高くなります。
また潜伏期間が長いことから感染者がそのことに気づかず多くの人と接触していることもあるんです。
周りに嘔吐下痢の風邪が流行っていたら、うがい・手洗いをこまめに行い、マスクをつけるようにしましょう。
アデノウイルス結膜炎など症状は感染する?
アデノウイルス結膜炎にすぐ感染するわけではありません。
しかし、感染者が使用したタオルで顔を拭く、または感染した手で目をこすると大量のウイルスが目に入ってきます。
その結果アデノウイルス結膜炎になってしまいます。
主な症状はこのようなものです。
- 目の充血
- かゆみ
- 大量の目やに
- まぶたの腫れ
家族や身近な人が感染している場合は、フェイスタオル・バスタオルの使用はやめましょう。
1人1枚ずつ使うようにしてくださいね!
アデノウイルス結膜炎は2~3週間で治まるとされていますが、長引く場合は重症化することがあるので、病院で一度見てもらいましょう。
子どもにうつらないための対策
アデノウイルスは感染力の高いので、家族の中に感染者がいた場合、子供との接触は避けてください。
- マスクをつける
- 次亜塩素酸でドアノブ、手すりの消毒
- 料理、皿洗いはしない
お母さんが感染した場合、徹底するのは難しいと思いますが、出来るだけお父さんに家事に協力してもらいましょう
また、気を付けてほしいのは、アデノウイルスはアルコールで消毒出来ないウイルスです。
次亜塩素酸を薬局・ドラッグストアで購入し、2倍~4倍に薄めてスプレーしましょう。
仕事や育児で疲れているときに限って免疫が下がりアデノウイルス等のウイルスに感染してしまったりしますよね…。
また、子供が感染してしまってアデノウイルス結膜炎になり病院に通院は大変ですよね。
会社でアデノウイルスをまき散らして、部署全体に支障をきたしてしまう可能性も…。
アデノウイルス自体は通年存在するウイルスで、感染する可能性は常にあるものです。
しかし免疫力が高ければアデノウイルスに感染しても軽症ですんだり、すぐ回復することが出来ます。
やはり日々の健康が大切ですね。
毎日の運動と栄養の取れた食事をとり、風邪やアデノウイルスに負けない強い体をつくりましょう!