つるなしインゲンの栽培!プランターを使った方法は?

プランターでつるなしインゲンを育てる方法をご紹介します。

暖かくなってきたから、ガーデニングを始めてみよう!

でも、右も左もわからないし、なるべく簡単な植物がいい…

そうお考えの方、結構多いのではないでしょうか?

そんな方にインゲンはおススメ!

プランターでも簡単に栽培できます!

そして栄養価が高く実がたくさんできます。

家で育てると、とってもお得な植物。

この記事を読んで、ガーデニングデビューしてくださいね。

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つるなしインゲンを栽培する時に必要なもの

それでは、つるなしインゲン栽培に必要なものは何でしょうか?

  • プランター
  • 鉢底石
  • 培養土
  • 肥料
  • すのこ
  • 支柱

これらを準備できれば大丈夫です。
どんなサイズがつるなしインゲンに良いのか見ていきましょう。

プランターのサイズは?

これは、プランターで栽培するとなれば必須ですね。

根がそんなに張るわけではないので、深さは20cm程度のものでいいでしょう。

奥行きが60~70㎝程度の標準サイズのものを選ぶと、3株ほど植えることができます。

鉢底石

水やりをしたときに、水はけをよくするためにプランターの一番底に敷く石です。

水はけをよくするすのこ付きのプランターであれば、これは不要です。

培養土は何が良い?

植物を種から育てるという場合、発芽させるのに適した土です。

安いものでもいいかな…
となるべく費用を抑えたい方は思うかもしれません。

しかし、あまり安い土を使うと、水やりの時に土が流れてベランダが汚れてしまいやすくなってしまいます。

高価なものである必要はありませんが、園芸店などに売っている物を用意しましょう。

肥料の頻度は?

植え付けの2週間後から、2週間おきに与えます。

家庭菜園の場合は、液体肥料や化学肥料など、手軽に使えるいろいろな種類があります。

園芸店のスタッフさんなどに相談してみるといいでしょう。

必須アイテムのすのこ

プランター栽培には必須アイテムと言えます。

水やりの時にプランターの底から出る水を逃がしやすくしてくれます。

そして、ベランダなど、日が当たると高温になってしまう場所にプランターを置く場合は、すのこが活躍します。

地面とプランターの間に隙間ができることで、熱が伝わりにくく、風通しもよくなります。

これによって、根が熱でダメになってしまうのを防いでくれるのです。

支柱っているの?

えっ、つるなしなのに支柱がいるの?

そう思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、つるなしといえども、マメ科の植物。

大きくなると、豆の重さなどで倒れてしまうことがあるのです。

そんな時には支柱を立てて、支えてあげましょう。

紐で支柱と植物の先を軽く結ぶなどして誘導してあげると、あとは自然と巻きついていきます。

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種の植え方はどうする?

つるなしインゲン種
さて、必要なものは揃ったことですし、実際につるなしインゲンを植えてみましょう!

まず、鉢底石を2cmくらいの厚さで敷きます。

その上に培養土をプランターの9分目ほどまで入れて、植える準備は整います。

種まきにちょうどいいのは、4月中旬~6月中旬ごろ。

深さ1~2cmほどの穴に種を入れて、土をかぶせていきます。

種と種の間は25~30cmほど空けるといいでしょう。

この時、種の「おへそ」と言われる、幼芽のようなものが見えている側を下にしてあげると、発芽率がアップします!

土を被せるときは、軽く土を押し固めるようにしてあげるようにしましょう。

育て方や収穫の時期は?

種まきから発芽までは、乾燥に注意して水やりをしましょう。

インゲンは発芽後も多めに水やりをします。

土の表面が乾かないくらいの頻度で、プランターの底から水が出るくらい、たっぷりと水やりをしましょう。

ただし、開花後には花粉のつきが悪くなるため、花に直接水がかからないように注意です。

実の付きが悪い場合は、筆などで花粉をつけてあげるといいですね。

インゲンは開花後10~15日、種まきからは大体50日ほどが収穫の目安です。

病気にならないよう、清潔なハサミで切り取って収穫しましょう。

気をつける病気の対処の仕方は?

インゲンは湿気の多い梅雨時期に病気にかかりやすいです。
気を付けるべきなのは「炭疽病」「菌核病」です。

「炭疽病」にかかったインゲンには葉や実などに灰白色のまだら模様ができます。

これを放置しておくと、せっかく育てたインゲンが枯れてしまうので、発見次第すぐに病気の葉を切り取って捨ててしまいましょう。

切り取った葉をプランターの近くに置いておくことは厳禁です。

「菌核病」もまた、炭疽病と同じように灰白色のまだら模様ができる病気です。

模様の上に綿のようなカビが発生したり、黒い「菌核」ができたりするのが特徴です。

これにかかってしまうと、そのインゲンと周りの土自体を取り除いてしまわなくてはなりません。

取り除いた土を消毒せずに再利用するのも、新しい植物に病気をうつしてしまうのでやめましょう。

これらの病気は、多湿に気を付けて風通しをよくすることで防ぐことができます。

湿気の多い季節には、プランターをすのこの上などにのせておきましょう。


つるなしインゲンは比較的簡単に育てることができる植物です。
育て方のポイントをもう一度確認しておきましょう。

  • 種まきは4月中旬から6月中旬
  • 種の「おへそ」を下に植える
  • 水やりはたっぷり
  • 梅雨時の湿気に注意

途中の手入れなどがほとんど無くて、手間がかからないのがいいですよね。

これらのポイントを守って、楽しいガーデニングライフを始めましょう!