ジーンズの洗い方は?色落ちしない方法を岡山の工場で入手!

ジーンズは洗いますか?
どの頻度で洗ってますか?

人によってジーンズは洗わないものという方もいるのでは。

色落ちがイヤ。ゴワゴワしたくない。洗った方が痛みそうと。
本当に永遠のナゾですよね。

何が正解なの?
気になりますよね。
以前、デニムの工場見学に行きました。場所は岡山の小島。

裁縫や藍染の方法など一から見学できその工程を見せてもらいました。
一つ一つの工程が、職人の手で行われていて見てても飽きません。

ふと職人さんの穿いてるデニムの色が良い色だったんです。

その色を出すためにはどれくらいの頻度で洗うんですか?
自然の色落ちが良いと言ってほとんど洗わなかった管理人。

ジーンズはあまり洗わないんだろうなと思って質問したところ、その答えは意外でした。
デニムの産地 岡山の工場で聞いたジーンズの洗い方を含めて紹介していきます。

今までやってたことは失敗でしたw

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ジーンズは洗う?洗わない?

答えは一つ。洗いましょう。

デニムは洗わないほうがインディゴ(青藍を呈する染料)が落ちないので色が残るといわれます。
極論、色落ちさせたくない場合は洗わない方がいいでしょう。

しかし、
ジーンズも衣類。一度デニムを臭ってみてください。
もし臭いがあれば、細菌が繁殖している可能性も…。

身体からでる皮脂などの汚れがあります。
色も黄ばんだ感じにもなって、そこに細菌などが繁殖すると生地が傷んでしまいます。

細菌が生地を分解してしまい、穴が開いてしまうなど長持ちしません。
せっかくのジーンズ、長く履いて一緒に経年変化を楽しみたいですよね。

洗う頻度は?

色落ちも気になるし、極力洗うのを控えている方が多いのでは?
でも、洗わないと細菌が繁殖し、デニムの生地が傷みやすく長持ちしません。
どれくらいの頻度で洗濯すればいいのか。
毎回洗う必要はありませんが、
・夏場では3回に1回
・冬場では10回に1回

が目安みたいです。

どんなに長くても1カ月に1回は洗うようにしましょう。

色落ちが気になりますよね。どのように洗濯すれば色落ちが防げるかを紹介していきますね。

洗い方はどうすればいいの?

洗い方は洗濯機で洗う方法と手洗いする方法があります。

・色落ちが気になる場合は手洗い
・簡単に洗いたい場合は洗濯機

自分の合った方法で洗っていきましょう。

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手洗いの場合

ジーンズの色落ちを最小限に留めたいという場合は手洗いがおススメです。
お気に入りのジーンズは手洗いで洗いますよ。

洗面所か、バスタブで洗うようにしましょう。

洗濯機の場合と同様にポケットを空にして裏返しにします。
ジーンズを洗面所に置いたら水を入れましょう。

水が入ったら洗剤を入れていきましょう。
洗剤は蛍光剤や漂白剤の入っていない洗剤を使用してください。

15分ほどつけ置きしてから、ジーンズを手で押し洗いましょう。

押し洗いの動画を見つけたので載せておきますね。
手でジーンズを押しつける様に洗っていきます。

この時水が茶色ぽくなったらジーンズの汚れ。
あまりにも汚れている場合は押し洗いを2、3度繰り返してください。

洗面台に水をすてて2、3度かすすぎましょう。
後は洗濯機で脱水。

洗濯機を使った場合

簡単に洗うには洗濯機を使うのが一番。
管理人は他の衣類に色移りするのが嫌なので、ジーンズをまとめて洗っちゃいます。
ボタン・ジッパーを閉め裏返しにします。

蛍光剤や漂白剤の入っていない洗剤を使用してください。
漂白剤が入っていると色が抜けてしまうので、エマールを使うといいでしょう。
汚れ具合によって洗濯機のコースを選択してください。

汚れがあまりない場合は「手洗いコース」「ドライコース」で十分。
お湯より水洗いの方が〇

もしジーンズにダメージ加工がある場合は洗濯ネットに入れましょう。

色落ちを防ぎたい場合は色落ち防止用の洗剤があります。

ジーンズ専用洗剤ジェイウォッシャー/クリックするとアマゾンへ移動します。

普通の洗剤と違い色落ち感は減る印象です。

干し方はどうすればいいの?

洗濯機も手洗いも終わった後は干す方法は一緒です。

洗濯した後は、シワを防ぐために縦横方向に軽く延ばしてください。
干し方 ジーン
折りたたんで矢印の方向に手で伸ばすと簡単にシワがとれます。

色あせを防ぐため裏返しのまま逆さに干してください。
干すのにちょうど良い100均のハンガーがありますよ。
早く乾くように生地が当たらないように留めます。
ハンガー干し方
風通しのよい日陰で干すと色あせは防げますよ。

乾燥機は傷みやすいのでおススメはしません。

生デニムの場合はどう洗濯するの?

生デニム?始めて聞いたという方もいるのでは。
生デニム(なまでにむ)とは、未加工のデニムのこと。

加工とは縮まないようにすることで、一般的なジーンズは洗濯してもほとんど縮みません。

生デニムは未加工のため、出荷時にはデニムに糊がついた状態。
そして縮まない加工がされていないため、洗濯すると縮んでしまいます。

なぜ売られているのか?
それは、加工されたものと違って、風合いが自分の気に入ったようにすることができるからです。

糊を自分の好みで少しだけ残したり、ついたままのバリバリの状態で穿いたり。
自分の気に入ったしわをつけることができます。

ジーンズを育てるには生デニムが一番と工場の人がそう熱く語ってました。

洗い方は、ボタン・ジッパーを閉めて裏返しにします。
40度以下のぬるま湯に30分以上浸しましょう。
洗濯機で水洗いします。
この時は洗剤を入れず他の衣類と洗わないようにしましょう。かなり色落ちします。

裏返しのまま逆さにして干しましょう。


ジーンズの洗い方を紹介しました。
洗わない方が良いという都市伝説もあるジーンズ。
衣類なので洗わないと菌が繁殖して繊維がダメになり穿ける寿命が短くなってしまいます。

夏場では3回に1回、冬場では10回に1回の目安で洗うようにしましょう。

洗い方は色落ちが気になる場合は手洗い。簡単に洗いたい場合は洗濯機がおススメです。

干すときは、日陰の風通しの良い場所がベスト。
定期的に洗濯することでジーンズは長持ちします。
長くはいて経年変化を楽しみましょう。

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